2022年6月2日から5日にかけて、世界ラリー選手権(WRC)第5戦ラリー・イタリア サルディニアがサルディニア島アルゲーロを起点に開催される。ポルトガルに続いて今季2戦目となるグラベル(未舗装路)ラリーだが、気温の上昇を予想されてポルトガル以上に過酷なコンディションとなりそうだ。

トヨタが連勝を伸ばせば、有利な状況になる

今季初のグラベルラリーとなった前戦ラリー・ポルトガルでは、トヨタのカッレ・ロバンペラが優勝、2位にチームメイトのエルフィン・エバンスが入り、トヨタが1-2フィニッシュを達成した。

ロバンペラは第2戦から3連勝を飾り、ターマック(舗装路)、スノー、グラベルとあらゆる路面を制覇。チャンピオンに向けて独走体制を築きつつある。また、2位にエバンスが入ったことで、トヨタはチームとしても選手権をリードする存在となっている。

この後、新時代のハイブリッドラリーカーによるシーズンはどう展開していくのか。この後もグラベルラリーが続くだけに、今回のラリー・イタリア サルディニアがどんな戦いとなるか興味深い。

2022年WRCドライバーズランキング(第4戦終了時)

1位 K.ロバンペラ(トヨタ) 106
2位 T.ヌーヴィル(ヒョンデ)60
3位 勝田貴元(トヨタ)38
4位 O.タナック(ヒョンデ)37
5位 E.エバンス(トヨタ)36
6位 C.ブリーン(Mスポーツ フォード)34

2022年WRCマニュファクチャラーズランキング(第4戦終了時)

1位 トヨタ 175
2位 ヒョンデ 116
3位 Mスポーツ フォード 94

This article is a sponsored article by
''.