2021年10月に千葉県木更津市にオープンしたポルシェブランドの最新体験施設「ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京(PEC東京)」に新たに「キックプレート」エリアがオープン。2022年6月1日よりドライビングプログラムの予約受付が開始された。

ポルシェで強制スピン状態を体験!

このたびPEC東京に新たにオープンしたエリアの「キックプレート」は6つ目のモジュールとなり、このPEC東京の施設がすべて完成となった。

「キックプレート」とは路面に埋設された油圧プレート上をリアタイヤが通過する瞬間に、左右へランダムに動かすことで、強制的にクルマをスピン状態にさせるものだ。

画像: この黄色い板の間にあるキックプレートを、リアタイヤが通過する瞬間に動かし、クルマをスピン状態にさせる。キックプレートは油圧により動かしている。

この黄色い板の間にあるキックプレートを、リアタイヤが通過する瞬間に動かし、クルマをスピン状態にさせる。キックプレートは油圧により動かしている。

画像: 路面は散水システムにより、より滑りやすくなっている。

路面は散水システムにより、より滑りやすくなっている。

さらに、散水により路面の滑りやすさを「氷と雪上の間ほど」に設定されているため、車両コントロールはさらに難しくなっている。そのような状況でトレーニングを行うことにより、車両の挙動が不安定な状況下に陥った時の的確な反応、ドライビングテクニックを学ぶことができるという。

しかも、ただ滑るだけでなく、突然トラップが現れるシステムも組み込まれている。路面の様々な場所で、他車や歩行者を模したフラップ状の障害物が急に出現、もちろん衝突の危険を検知すればすぐに格納されるようになっているのだが、瞬間的で正確な対応力を鍛えられる。

このキックプレートによるドライビング体験プログラムは、ポルシェの専属ドライビングコーチが助手席につき、自分自身で90分間体験できるというもの。

画像: リアタイヤがプレートを通過する瞬間に左右どちらかに動く。進入時の車速が速すぎると危険のため作動しない。

リアタイヤがプレートを通過する瞬間に左右どちらかに動く。進入時の車速が速すぎると危険のため作動しない。

画像: 後ろから見るとどれくらいリアが振られたのかがよくわかる。ポルシェスタビリティマネージメント(PSM)のオン、オフの違いなども体験できる。

後ろから見るとどれくらいリアが振られたのかがよくわかる。ポルシェスタビリティマネージメント(PSM)のオン、オフの違いなども体験できる。

ちなみに、PEC東京の6つのモジュールとは、全長2.1kmの「ハンドリングトラック」、散水による低摩擦コンクリートの円周コース「ドリフトサークル」、広大なオープンエリアでローンチコントロールやブレーキコントロール、スラロームを行える「ダイナミックエリア」、ポリッシュ仕上げのコンクリート路面に多くのカーブを設定された周回コース「ローフリクション ハンドリング トラック」、最大38度の急斜面を持つ悪路の「オフロードエリア」、そして今回の「キックプレート」となる。

ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京はポルシェオーナーやポルシェクラブのメンバーでなくても利用(有料)できるので、興味のある人はぜひ体験してみてはいかがだろうか。

■ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京
住所:千葉県木更津市伊豆島中ノ台1148-4
電話:0120-718-911(受付時間9:00〜18:00)
定休日:日曜日、月曜日

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