ル・マン24時間耐久レースに参戦するクルマに選ばれてきたレーシングホイールをベースに作られた、アルミ鍛造2ピースホイール「LM」は登場から28年という長期間にわたり人気を継続するロングセラーモデルである。(Motor Magazine2022年7月号より)

カスタムのプロがクオリティの高さについても太鼓判を押す

「(アウディ)S3やTTに<LM>は似合うのに、あまり履いている人はいません。S3だとサイズ的な理由もあり多くの人がRI-Aを選びます。スポーティな雰囲気を演出するならこちらです。しかし実は、S3は「S」モデルでも見た目はそれほど派手じゃないですよね。それもあり、せっかくホイールを交換するなら<より変わった>という、見た目のインパクトをホイールで与えることができる<LM>で仕上げてみました」

画像: デモカーはLMに19インチタイヤを組み合わせ、足まわりを交換、車高はダウンサス+アジャスターで数センチローダウン。

デモカーはLMに19インチタイヤを組み合わせ、足まわりを交換、車高はダウンサス+アジャスターで数センチローダウン。

今回はアウディ車を専門にカスタマイズやチューニングを行う」「makeover」を訪ねた。冒頭の話は代表の木内努さんがデモカーのS3にBBSのホイール<LM>をチョイスした理由だ。さすがの観察眼とコーディネイト(提案)力だと共感してしまった。

クルマ好き、アウディ好きの木内さんはアウディのテクニシャン(メカニック)としての経験も豊富だ。木内さんにとって、「アウディは威張ってないデザインやクワトロで走ったときのコーナリングの気持ち良さ、それにけっこうチューニングができるので楽しい」クルマなのだと言う。

そんなアウディの目利きが揃えるドレスアップパーツやタイヤ&ホイールのセットアップはアウディユーザーからの信頼も厚い。

オープンして11年目になるこちらのオリジナル商品やBBSのホイールを装着するときも、アウディオーナーにとってはここで木内さんと一緒に仕上げていくことが特別なユーザー体験になっているようだ。話を聞いていて何となくその気持ちがわかる気がした。

ホワイトボディのS3に装着されたLMは足元で確かな存在感を放っていた。グレー系ながらリムとディスクは2トーンの構成。リムに打ち込まれた複数のボルトが一層カッチリとした輪郭を際立たせ、その内を飾るクロススポークがよく映える。

乗った瞬間に違いがわかる軽快感と安心感

少しだけ試乗したが、軽快な足さばきはもちろん、ブレーキの制動フィールの良さもその際の車両の姿勢のフラットさとともに印象に残っている。

画像: 普段使いを理想としながら走りの楽しさも求める、ストリート系寄りのチューニングやドレスアップを手がけるmakeover(メイクオーバー)。

普段使いを理想としながら走りの楽しさも求める、ストリート系寄りのチューニングやドレスアップを手がけるmakeover(メイクオーバー)。

インチアップした19インチタイヤを履き、ローダウンサスペンションを装着していることで接地感が上がったことも、この軽快なフットワークの要因かもしれないが、タイヤやサスペンション、そしてホイールのトータルでこの足元のバランスの良さが生まれているのは間違いない。何かひとつがミスマッチであったらこうはいかない。

アウディにフィットするカスタマイズやチューニングに長けた木内さんに、BBSのホイールの魅力を聞いてみた。

「乗った瞬間にその違いがすぐにわかります。それは出足が軽くなったり、コーナリングも違ったり、軽さが圧倒的にポジティブに働くからです」と、動的な部分で高評価。これについてはBBSにホイールを履き替えたお客様も交換後にお店を出てすぐに「走りが軽くなったよ!」と嬉しそうに連絡してくれる人もいるそうだ。

さらに、「BBSは、ホイールの見た目やクオリティの管理が完璧なので、誰もガッカリしないホイールなんですよね。たとえば塗装の仕上げ。ホイールって実は細かいキズがあるものなんです。それがひとつもなく納品される。これは決して言い訳ではなく、うちで扱うアメリカ製のホイールの場合はこれが味だったりもするんですが、それはBBSではあり得ない」とクオリティの高さについても太鼓判を押す。

「アウディでもっと走りたい。その走りを軽快にしたい。見た目だけではなく、ホイール選びにも性能を求めるならBBSをお薦めしたい」と木内さん。

アウディの目利きと仕上げる足元のコーディネートは、木内さんと話をするだけでもとても楽しいだろう。(文:飯田裕子/写真:井上雅行)

画像: 代表の木内 努(きのうち つとむ)さん。アウディ専門のカスタマイズショップ「makeover」を展開する。

代表の木内 努(きのうち つとむ)さん。アウディ専門のカスタマイズショップ「makeover」を展開する。

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