画像: トヨタRAV4の買取価格を公開! 高額査定のポイントと売却時の注意点について

トヨタRAV4は、1990年代に初代が爆発的人気を博し、その後の2010年代に一度は日本国内で4代目の販売を見送られたこともありました。しかし2018年、5代目でRAV4が国内で復活、納車待ちとなるほどの人気車種になっています。それゆえ、乗り換えを考えている方は「どれくらいで売れるのか」が気になるところでしょう。ここでは、トヨタRAV4の実勢買取価格を公開し、RAV4を高く売るポイントをお伝えします。

1994年、それまでのRVの概念を覆すクルマがトヨタから登場しました。オフロードだけでなくオンロードも快適に走行できる初代RAV4は、瞬く間に人気車種になります。

その後の2代目になると海外市場を見据えてボディサイズを大きくされ、3ナンバー化。初代同様に3ドアもありましたが、5ドアをメインに販売されました。3代目になるとさらにボディは大型化します。

4代目は国内での販売を見送られましたが、時が流れ、5代目となったRAV4が国内で復活します。かねてからのSUVブームの波に乗り発売前から大反響、オーダー数が予定販売目標を大きく超えるほどの人気車種となりました。

そんなRAV4ですが、国内だけでなく海外でも人気があることから買取価格はかなり期待が持てる車種といって良いでしょう。ここでは、楽天Car車買取からの情報提供を受け、RAV4の実勢買取価格を公開しています。

また、どうすれば高く売却できるか、そして売却時にはどのような点に気をつけるべきかまで詳しく解説しています。この記事を参考に、ぜひ納得のいく売却を実現してください。

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トヨタRAV4の買取価格。3代目トヨタRAV4のデータを公開!

早速、気になる実勢買取価格を見ていきましょう。今回情報提供をいただいた楽天Car車買取では、以下モデルの買取実例がありました。

  • 3代目トヨタRAV4
  • 5代目トヨタRAV4

 

3代目トヨタRAV4の買取価格

画像: 3代目RAV4:画像提供 TOYOTA global.toyota

3代目RAV4:画像提供 TOYOTA

global.toyota

3代目RAV4は2005年から2016年まで販売されたモデルで、中古車市場でも比較的流通量のあるモデルです。

年式買取総額
2006年340,000円
2007年450,000円
2009年326,200円
2011年701,200円
2014年1,227,500円
2015年1,013,700円

※情報提供:楽天Car車買取

買取データを見ると、おおよそ年式が新しいほど買取価格は高めになっているのがわかります。また、10年以上経過している個体でも、かなり良い金額で買取されているのも特徴です。

3代目が登場した当時、そのボディの大きさは万人受けしているとは言い難かったですが、いまとなっては大型のクルマも珍しくなくなり、RAV4の大きさに違和感を抱く人が減ってきたことも中古車市場で人気となっている理由のひとつでしょう。

注意点としては、2008年に行われたマイナーチェンジの前後で買取価格に差が生まれる点です。これはグレードごとにフロントマスクのデザインを変更する仕様になったり、バックドアに取り付けられたスペアタイヤを外すなど、改良前後のモデルに明確な違いがあるためです。

逆に言うと、マイナーチェンジ後のモデルについては買取価格に期待が持てると言ってもいいでしょう。

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5代目トヨタRAV4の買取価格

画像: 5代目RAV4:画像提供 TOYOTA global.toyota

5代目RAV4:画像提供 TOYOTA

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5代目RAV4(2019年登場)は、発売1カ月(予約注文も含む)の受注台数が約2万4000台を記録するほどの大ヒットモデルとなります。これは、当時の月間目標受注台数の8倍にも至る数字です。

そんな人気車種の5代目RAV4ですが、実勢買取価格は以下のとおりでした。

年式買取総額
2019年2,371,500円~3,411,200円
2020年3,060,000円~3,395,000円

※情報提供:楽天Car車買取

RAV4の新車の車両本体価格は、2,774,000円〜4,106,000円なので、5代目RAV4の買取価格はかなりの高額と言えます。

2019年と2020年モデルでは、最高買取額を比べると1年古い2019年モデルのほうが若干高くなっていますが、これは走行距離などクルマの状態が買取価格に大きく影響していると考えられるので、2020年の年式が不利というわけではありません。

むしろ、最低買取価格では2020年モデルのほうが、かなり高い金額で買取されています。これは2020年の一部改良で、インテリジェントクリアランスソナーやスマートフォンと連携可能なディスプレイオーディオを全車標準装備するよう変更されたことが要因でしょう。

つまり、2020年モデル以降であれば装備が充実しているので、買取価格はかなり期待が持てるということです。もちろん2019年モデルも、できるだけ早く売却すれば値落ちの少ない売却が可能です。

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トヨタRAV4の中でも買取市場で人気のモデルやグレードは?

市場でも人気のRAV4ですから、よほど状態が悪くない限りどのモデルを買取に出しても積極的な姿勢を見せてくれる買取店は多いでしょう。

しかし「特に」査定額に期待が持てるモデルもありますので、主なものを紹介します。基本的には以下のような傾向が見られると考えられます。

  • FFモデルより4WDに人気が集中
  • 現行の5代目はハイブリッド車が人気
  • ガソリンモデルもアウトドア志向の方に根強く人気
  • オプション装備が充実しているほど査定に期待が持てる

①FFモデルより4WDに人気が集中

5代目RAV4のCMは、大人であっても子供心をくすぐられるような内容で、様々なアクティビティを可能とするクルマであることを前面に出していました。4WDで悪路走行をこなす姿も印象的だったこともあり、中古車市場でも4WDモデルは人気が高いモデルです。

RAV4は、オンロードも快適走行できる本格SUVとして認知度を高めながら、その走破性の高さから、FF車を選ぶよりも4WD車を選ぶ方が多く見られます。

またRAV4を中古車で選ぶ方は、中古車は1点物であることを承知しているので、欲しいグレードよりもRAV4の本来の走破性を手に入れるため、グレードをひとつ落としてでも4WDを選ぶ傾向が強いのも特徴です。

よって4WDモデルの売却を検討している方は、買取価格には期待を持てると言っていいでしょう。


②5代目の現行モデルはハイブリッド車が人気

5代目モデルではハイブリッドモデルが人気です。

カタログ燃費を見ると、WLTCモードの比較でガソリンの4WDモデルが15.2km/L、ハイブリッドの4WDモデルが20.6km/Lと、リッターあたり約5kmも差があります。

またハイブリッドモデルでは、2.5Lダイナミックフォースエンジンとモーターの組み合わせにより、システム総出力が222ps(FF車218ps)と強力なことから、街乗りからラフロードまで思いのままに走れることも人気の理由になっています。


③ガソリンモデルもアウトドア志向の方に根強く人気

RAV4を求める層はアウトドア志向の人も多いため、5代目はガソリンモデルのアドベンチャーも人気です。

アドベンチャーは4WDらしいタフさを強調したエクステリアデザインが特徴であり、専用色を用意されていることも人気の要因です。

また、アドベンチャーに用意される特別仕様車オフロードパッケージは標準モデルより車高が高く、障害物を乗り越えやすい工夫(18インチにインチダウンしたホイールにオールテレーンタイヤを組み合わせ)が施されており、これが4WDのマニアにウケています。

アドベンチャーはガソリンモデル専用として登場していましたが、2021年にはハイブリッドモデルも追加され、こちらも人気です。

今後はハイブリッドモデルの流通量が中古車市場でも増えてくると思われるので、ガソリンモデルの売却を検討している方はできるだけ早めに売ったほうが査定額では期待が持てるでしょう。


④オプション装備が充実しているほど査定に期待が持てる

RAV4の新車購入時に様々なオプションを選んで装備しますが、オプションの種類や装備が充実しているほど中古車市場で人気があるので、査定が高くなる傾向です。

3代目までは上級グレードほど良い装備でしたが、5代目はガソリンモデルとハイブリッドモデルで純正装備に差があります。ただ、オプションで選べる装備品の差はほとんどなく、アクセサリーコンセントの容量程度です。現行モデルの場合、どのグレードでも人気オプションが装備されるほど人気です。

3代目では、今では当たり前となった安全装備のSRSサイドエアバックやSRSカーテンエアバックがオプション装備でした。そこで、これらが3代目に装備されているとプラス査定が期待できます。また、フォグランプもオプション設定だったので、これも装備していると風格を高めるアイテムとしてプラス査定される期待値が高いです。

3代目も5代目も共通する内容として、ディーラーオプションのように後付けできるパーツはそれほどプラス査定になりませんが、後付け不可のメーカーオプションが多数装備されると大きくプラス査定される傾向です。

ムーンルーフやナビの装着車は高い人気

昔から「ナビ・サンルーフ・本革シート」は中古車として人気のアイテムで、これはRAV4でも変わりません。

新車の購入価格を抑えるためにオプション同等品を社外パーツにしたRAV4も見かけますが、社外パーツよりも純正オプションのほうが高く評価される傾向です。ただし3代目は年式も古く、純正ナビより最新の社外品ナビのほうが評価が高くなる場合も多いので、最新技術が投入されるような電子パーツは社外パーツ装着の方が評価される場合もあります。

ムーンルーフのようなメーカーオプションは新車購入時に高額なパーツですが、中古車市場でも人気のパーツなので、取り付けていると査定で大きなプラスになるでしょう。

また5代目では、ハンズフリーバックドアといった便利機能を装備していると人気があり高く評価されるほか、純正ナビは必須と言えます。

ディスプレイオーディオにナビの組み合わせは使いにくいといった評価もありますが、中古車市場での人気は、いかに純正オプションが充実しているかにかかっています。ディスプレイオーディオレスで社外ナビを装備しているより、ディスプレイオーディオに純正ナビを組み合わせたほうが買取査定で有利でしょう。

トヨタRAV4を少しでも高く売るコツは?

RAV4を少しでも高く売りたければ、今いくらで売れるのか相場のチェックはもちろん、高く査定してもらうための努力は欠かせません。

高額査定を狙うには、以下のポイントを押さえておくことがおすすめです。

  • オプションをアピールする
  • できるだけ多くの買取業者で査定する
  • 査定前の洗車は入念に
  • 整備記録簿を用意して整備していたことをアピール
  • キズがあっても修理しない
  • カスタムパーツは純正に戻してから査定する

①オプションをアピールする

査定士はクルマに詳しいプロですが、全てのクルマの特徴を網羅しているわけではありません。もちろん査定前には、事前にどのようなクルマなのか下調べをしますが、多くの純正オプションが装備されていると評価を漏らす恐れがあるので、オプションは強くアピールしましょう。できればどんなオプションが付いているか、売却者自身で把握しておくことが望ましいです。

オプションには、メーカーオプションとディーラーオプションの2種類が用意されていますが、査定士がディーラーオプションの細かいパーツを全て網羅しているとは限りません。

TRDやモデリスタといったパーツや、複数のパーツがセットになったセットオプションは査定士も把握しやすいですが、イルミネーションやアクセサリー類の純正オプションは、査定士も気が付かない恐れがあります。

特に周辺から見てもわからないパフォーマンスダンパー(走行中の振動や騒音を抑えて走行性を上げる)や、サスペンションキットなどを装備しているなら、是非アピールしましょう。


②できるだけ多くの買取業者で査定する

RAV4を高く売却する基本は、できるだけ多くの買取業者で査定することです。それは、買取店の数だけ査定額が異なるので、多くの買取業者で査定すれば高く買取する業者が見つけやすいからです。

買取業者は、それぞれ流通ルートが異なるので査定基準が異なります。例えば、今すぐにでもRAV4を欲しいユーザーを抱えていれば、相場より高く買取する場合もあるでしょう。しかし、周囲にRAV4を欲しいユーザーがいなければ、相場を下回る買取価格しか提示しません。

つまり買取は需要と供給の上に成り立っており、買取店がいかに多くのRAV4を必要としているか、ユーザーを抱えているかにかかっています。

一般にはRAV4を強く買取したいことを表立って公表していないので、RAV4を欲しい業者を見つけるには、多くの買取業者で査定するのが効果的でしょう。

複数の買取店を回るのが面倒であれば、ネットの一括査定を利用することがおすすめです。特に楽天Car車買取の場合は約2000社の中から最も高額査定をつけてくれた業者とマッチングできるので、手間なく最高額をつけてくれた業者が見つけられます。こうしたサービスを利用するのも一つの方法ですので、一度査定をとってみてはいかがでしょうか。

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楽天Car車買取は全国2000超の買取店が参画するオークションサービスです。大手はもちろん、トヨタ専門店も含まれています。全国から様々な買取店の入札を受けれますので、お住まいの地域を越え、高額査定をつけてくれる買取店に出会えるでしょう。
また、希望買取価格を自分で設定できるので、納得いく査定額がつきやすいという特長もあります。

さらに、一括査定と違い、煩わしい電話営業は一切ありません。入札でどんどん価格が上がっていく様子がスマホから確認できるライブ感も好評で、車両チェックから出品までも、楽天Car車買取の専門スタッフが丁寧にサポートしてくれますので、初めてクルマを売る方でも安心です。

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③査定前の洗車は入念に

査定では第一印象が大きく影響すると言っても過言ではないので、キレイに洗車してワックスがけでピカピカにしてから査定しましょう。

査定士は、査定するクルマがピカピカに磨かれていればクルマを大切にしてきたと予想します。また、店頭に並べたことを想定しても、やはりキレイなクルマは有利です。

RAV4のようなクロスオーバーSUVには未塗装樹脂も多数装備されているので、それらが劣化して白化していると査定に大きく影響することも考えられます。白化を改善するために艶出し保護剤を塗って、未塗装樹脂を黒く艶出しするだけでも査定士の印象はアップすると考えられますのでおすすめです。

悪路走行が多いRAV4は下回りの洗車を入念に

RAV4オーナーの中には、悪路走行をこなしてきた方も多いでしょう。こういったRAV4は下回りに汚れが多く付着しており、そのままでは査定に響きますから入念に汚れを洗い流しましょう。

RAV4のようなクロスオーバーSUVはタイヤハウス内が良く見えます(タイヤとタイヤハウスの隙間が広いため)。ここには砂や泥汚れが溜まりやすくなるので、高圧洗車機で汚れを落とすのがおすすめですです。また、タイヤハウス内は未塗装樹脂のフェンダーライナーが装着されているので、これを艶出し保護剤でキレイにしておくとクルマの足元が引き締まります。

このほかショックアブソーバーも見えるので、その部分の汚れもキレイに落として拭き上げておくと査定評価が高くなるでしょう。

内装の生活感を消す

クルマを長らく使用していると、オーナーの使用痕跡が意外と多く残っています。汚れや小物だけでなく、臭いには特に注意が必要です。

車内の臭いの原因は、汚れによることがほとんどです。車内の汚れを掃除機だけで済ましていた場合は、硬く絞ったクロスなどを使用して、車内全体の拭き掃除をします。この時に、クロスに付着した汚れはこまめに落としてキレイなクロスで拭き続けるよう心がけてください。

内装には、様々なアクセサリーを取り付けている場合がありますが、両面テープなどを使用していると糊の跡が残るので、これらもキレイに取り除きましょう。

特にタバコやペット臭は、日本自動車査定協会の査定基準でそれぞれ4万円のマイナスです。また、タバコのヤニの付着やペットの抜け毛が残っていても4万円のマイナスになります。合わせるとそれぞれ8万円もマイナス査定を取られるので、車内でタバコを吸っていた方やペット同乗をしていたRAV4は、特に入念に掃除しましょう。

そして、マイナス査定で意外なものに芳香剤があります。日本人は無臭を好むので、芳香剤の臭いが染みついていると4万円のマイナス査定を取られます。売ろうと決めたら早めに芳香剤を降ろして、代わりに脱臭剤を車内に設置し、無臭にしてから査定に臨みましょう。


④整備記録簿を用意して整備していたことをアピール

査定士はクルマの状態をその場で調べるしかありません。また、次にどの部品が交換時期を迎えるのかも見るだけではわかりません。

そこでクルマの状態を把握するために重要な参考資料となるのが「整備記録簿」です。これあるとクルマの状態の正確に把握できるので、必要以上に不利な査定が行われる可能性は格段に下がります。

整備記録簿とは、クルマが今までどのような整備をしてきたかを記録してある用紙です。この整備記録簿は、車検ごとに必ず記載されますが、ディーラーや整備工場で消耗品などの交換作業や故障修理をすると、どの部品を交換したのか記録されます。

できれば時系列に整備記録簿を用意して査定士に渡せるように準備しておきましょう。もし整備記録簿がないと、走行距離からクルマの状態を予想し「交換予定部品は交換されていない」と仮定される場合もあるのでご注意ください。

また整備記録簿は、次にクルマを販売する中古車店でも整備記録簿を参考に整備するので、整備記録簿があると相場程度で購入します。つまり、買取したクルマを中古車店に流通させるには、整備記録簿がないと高く売れないため、整備記録簿は査定時に重要になります。


⑤キズがあっても修理しない

長くRAV4に乗っていた場合はキズが付いていることもあるでしょう。細かい洗車キズ程度なら磨くことで対応できますが、塗装が剥がれたキズやへこみは修理しないほうが得です。

クルマのキズは、

  • へこみがなく塗装が剥がれただけのキズ
  • へこみがあるキズ

の2つに大きく分かれます。

どちらも塗装を必要とし、修理するとすぐに数万円の出費になりますが、かけた費用以上に査定額がアップするかというと必ずしもそうではありません。ツメが引っかからないような薄いキズであれば、それが多数あったとしても査定では5000円程度のマイナスで済みます。

また鈑金修理の場合、ちょっとしたキズだからと自分で直そうとチャレンジすると、逆に大きなマイナス査定を取られる可能性があるので基本的にDIY修理はお勧めしません。

正直なところ、DIYの修理はすぐに査定士に見破られます。市販の補修用品での修理はプロショップの手間が増えてしまうことから、キズは修理せずに出したほうがいいということが一般論となることは覚えておきましょう。


⑥カスタムパーツは純正に戻してから査定する

社外パーツでのカスタムは、マイナス査定を取られる可能性があるので十分にご注意ください。

純正パーツでのカスタムであれば、一般的に好き嫌いが少ないため再販も容易ですが、オーナーの趣味色が強いカスタムの場合、必ずしもそれが一般受けするとは限らず、再販が難しい(時間がかかる)と判断されるためです。

ですから、純正パーツが残っている場合は必ず元の状態に戻してから査定をとるようにしましょう。社外パーツを付けていた場合は、個別にパーツ買取業者に売却することをおすすめします。

ただし、純正パーツが残っていない場合は、中古パーツを取り付けたほうが査定で有利になる場合もあります。もし手元に純正パーツが残っていない場合は一度カスタムした状態で査定して、どの程度マイナスになっているのかを確かめてください。そして中古パーツと取り付け工賃を比べてみて、お得な方法で売却すると良いでしょう。

トヨタRAV4を少しでも高く売るための業者選びのコツ

RAV4を高く売れるかどうかは、最終的には「業者選び」で決まります。基本的には複数業者から査定を取ってもらうことをお勧めしますが、中でも「こうした業者を中心に当たれば高く買い取ってくれるところが見つかりやすい」という業者がありますので、以下に紹介します。

業者選びの主なコツは以下の通りです。

  • 下取りだけでなく買取業者にも相談
  • SUV専門店だけでなく幅広く査定する
  • 3代目は海外販路を持つ買取業者でも査定を取ってみる
  • カスタム多数なら改造車専門買取に

①下取りだけでなく買取業者にも相談

クルマの買い替える場合は下取り第一に考えている方も多いと思いますが、少しでも高く売りたいという希望をお持ちなのであれば買取業者でも査定をとってみることを強くお勧めします。

一般的には下取りよりも買取店での査定額の方が高額になる場合が多く、高額売却という観点で言えば買取業者に売却した方が有利です。

ただし、営業マンによっては買い替えをプッシュするために(=営業成績を上げるために)、かなり好条件の下取り価格を提示してくるようなケースもあります。これはケースバイケースによるので、下取りと買取のどちらがいいかは実際に比べてみないことにはわかりません。

ですので、提示された下取り価格がどの程度好条件であるのか確かめるためにも、比較対象として買取店での査定もとってみるといいでしょう。そして、手間などを考え、下取りに出すのか、買取に出すのか総合的に判断することがおすすめの方法です。


②SUV専門店だけでなく幅広く査定する

RAV4はクロスオーバーSUVなので、SUV専門店での査定は基本的に有利に働くと思われますが、過信しすぎないことも重要です。

SUV専門店であれば、すでに多くのRAV4を抱えているようなケースも考えられます。もちろん過剰在庫状態であれば、限界ギリギリの査定額を引き出すことは難しいでしょう。

逆に、幅広い車種を扱う一般中古車買取店であればRAV4の在庫がなかったり、多くの流通ルートを持っていることから専門店より好条件の査定額を提示される場合も考えられます。

この点についても、どちらが好条件を提示してくるかは比較してみないとわかりませんので、できるだけ多くの買取店で査定を取ってみる方がいい、ということが結論となります。

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③3代目は海外販路を持つ買取業者でも査定を取ってみる

RAV4の3代目は古いモデルのため、国内市場を主にしている買取店では査定額が伸びない可能性も考えられますが、一方海外市場向けに買い取りを行う業者は高値をつけてくれる可能性が考えられます。

これは、RAV4の3代目が古いとはいえ海外でとても高い人気を誇っているからです。

低年式の過走行でも海外なら売れる

RAV4は、世界200カ国以上で販売されるほどの人気車種です。また日本のクルマの丈夫さは海外で高く信頼されており、低年式や過走行車であっても購入する人はたくさんいます。

このような背景もあり、海外市場向けの買取業者は買取に積極的な姿勢を見せる傾向が強いです。特にRAV4は海外での人気車種ですので、査定額には期待を持てるでしょう。

④カスタム多数なら改造車専門買取に

純正に戻すのが難しいほどカスタムしている場合は、改造車買取専門業者に相談するといいでしょう。

改造車買取業者は社外パーツの知識も豊富で適正な査定をしてくれる可能性が高いです。有名メーカーのパーツや有名なショップでカスタムしている場合は思わぬ高額査定が行われることも。

ただし、改造車がすべて高値で買取りされるわけではありません。基本は車検に通ることが前提ですし、「車検対応品でカスタムしているから大丈夫」と思っていたクルマでも、必ずしも車検に通るとは限りません。

そのため改造車専門買取では、どのようなパーツが車検に通るのか、取り付けの状態が車検に対応しているかなどのノウハウがあるので、わからないことは専門業者に尋ねると良いでしょう。

また、カスタムしたRAV4は一般の中古車とは流通経路が異なるほか、取扱も注意しなければならない場合もあるため、買取に出すなら専門業者に依頼するのがポイントでしょう。

トヨタRAV4の買取でよくある質問

Q.過走行でキズが多いRAV4ですが買取できますか。

A.買取業者によって査定額は異なります。クルマの程度を見て、国内で流通可能なのか、それとも海外のほうが良いのか判断できる業者が良いでしょう。あまりにもキズが多い場合は、パーツとして流通させている廃車買取も視野に入れましょう。

Q.RAV4はどんなグレードが高く売れますか。

A.現行モデルの5代目なら、アドベンチャーやG Z packageが人気です。もちろん、このほかのグレードも5代目ならかなり良い金額で買取されています。3代目の場合は、2008年以降の後期型の4WDであれば、かなり期待できるでしょう。

まとめ

国内でも人気が高まっているSUVにRAV4が復活したとあって、中古車市場でもRAV4の取引が盛んになっています。新型は程度も良く、走行距離が少ないほど新車に近い金額で買取されることも多くなっており、かなりリセールバリューが高い車種のひとつです。

日本において3代目の人気は低迷していましたが、海外ではRAV4人気が高いので、3代目でも十分買取される可能性を秘めています。

すべての買取業者は同じ査定額を提示しませんから、できるだけ多くの買取業者で査定することです。そうすることで、RAV4に思いもよらない高額査定を提示する業者に巡り合えることでしょう。

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