メルセデス・ベンツGの飽きのこないデザインは買取・中古車市場で人気があり、リセールバリューも良いと言われています。しかし、どこで売却しても買取結果は同じではありません。ここでは実勢買取価格を公開し、どうすれば高く売却できるかお伝えします。
メルセデス・ベンツGクラスは長い歴史の中で大きくデザインを変えておらず、古くてもリセールバリューが高いことで知られています。また、年式や走行距離があっても買取されるほど中古車市場で人気の珍しい車種です。
通常モデルも特別仕様車やオプションの種類で高額査定が期待できますが、スペシャルモデルのAMGは、どのモデルでも高額買取されています。
さらにボディカラーと多岐にわたるグレードの組み合わせ、そして豊富なオプションの装着状況で、買取価格がかなり異なるのも特徴です。
この記事では楽天Car車買取からの情報提供を受け、メルセデス・ベンツGクラスの実勢買取価格を公開し、どうすれば高く買取してもらえるか、そのポイントをお伝えします。
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メルセデス・ベンツGクラスの買取価格データを公開!
メルセデス・ベンツGクラスは、古くから人気があるロングセラーモデルです。1979年に軍用車のゲレンデヴァーゲンとして登場し、その後1983年から日本国内に導入されました。特徴的なオフロードスタイルは大きく変化することなく、今もなお販売されています。
販売期間が長いことから中古車市場に多く流通しているのが特徴で、価格は高値で推移していることから、買取価格も期待が持てる車種です。
気になる実勢買取価格は以下のとおりです。
年式 | 買取総額 |
---|---|
7年落ち | 5,948,500円 |
6年落ち | 8,514,000円 |
2年落ち | 15,007,200円 |
※情報提供:楽天Car車買取
表を見ると、年式が新しくなるにつれて買取価格も上がっています。ただし、価格差が大きいことを考えると、これは年式による差ではなく、グレードによる価格差のほうが大きいと言えるでしょう。
特に2020年モデルは第3世代のモデルなので、第2世代より装備が近代化されて充実しています。しかし買取で1500万円を超えるのは、通常モデルではなく上級グレードのAMGであると考えられるでしょう。
とはいっても新車価格は1000万円を超えるので、その約半額の買取査定額を付けた2015年や2016年モデルを見ても、かなりリセールバリューが良い車種ということがわかります。
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メルセデス・ベンツGクラスの中でも買取市場で人気のモデルやグレードは?
メルセデス・ベンツGクラスは古くから変わらないスクエアナスタイルで、基本的なコンセプトも変わらないことから、古くても新しくても人気があります。
人気があるメルセデス・ベンツGクラスですが、さらに以下の5つのポイントどれかひとつが当てはまるだけで、買取市場では高値で取引されるでしょう。
- 人気のスタイルは使い勝手が良い5ドア
- ディーゼルエンジン搭載のG350dが人気
- AMGは特に人気モデル
- パッケージオプションを選択していると人気
- 人気のボディカラーはホワイトとブラック
①人気のスタイルは使い勝手が良い5ドア
メルセデス・ベンツGクラスは、使い勝手の良さを求めるユーザーが多いので、5ドアに人気が集中しています。
スタイル形状は、3ドアのショートボディと5ドアのロングボディに分かれますが、豪華な5ドアボディが人気です。3ドアは2000年代中頃までしか正規輸入されなかったので希少ながら、5ドアに比べて内装に華やかさがありません。誤解のないように言うと、現行モデルや先代末期に比べたら落ち着いた雰囲気でぎらついていないという意味です。
しかし近年は3ドアの希少性が評価されてきているほか、近頃の半導体不足などの影響でメルセデス・ベンツGクラスの在庫が僅少であり、メルセデス・ベンツの公式HPでも購入できない場合があるとアナウンスされています。
このような理由も含めて、現状はスタイルに関係なく、かなり良い金額で買取されています。
②ディーゼルエンジン搭載のG350dが人気
メルセデス・ベンツGクラスには、ガソリンエンジンモデルとディーゼルエンジンモデルが用意されていますが、人気は低速トルクでグイグイ走行できるディーゼルエンジンモデルです。特にクリーンディーゼルを搭載したモデルのG350dは、音や排気ガスの臭いも軽減されていて人気です。
ディーゼルエンジンの魅力は、悪路走行を極低速で走行しても、低速トルクのおかげで不安なく走り抜けられることです。しかも舗装路を走行する場合も、アクセルを少し開けるだけで力強く前進することから、優雅に落ち着いた走りができることでしょう。
さらに軽油であることからガソリンに比べて燃料費が安く、ディーゼルエンジンモデルが人気の理由です。
③AMGは特に人気モデル
メルセデス・ベンツには、ハイスペックモデルとして各モデルにAMGが用意されています。メルセデス・ベンツGクラスは富裕層に人気というだけあり、最上級の高額なAMGが特に多く流通しています。それゆえに、中古車市場にも多くのAMGが流通して人気です。
メルセデス・ベンツGクラスに用意されるガソリンモデルはバリエーション豊富ですが、AMGに比べるとパンチ力の少ないエンジン性能であることや、他のモデルとは異なるAMG専用パーツで固められていることも人気の理由でしょう。
AMGモデルは、外観だけではなくクルマのドアを開けた瞬間から違いがわかります。AMGのロゴが刻まれたシートやインパネを見るだけで高揚感が高まり、所有する喜びを与えてくれます。
メルセデス・ベンツGクラスを中古車店で選ぶユーザーは、AMGとそうでないグレードの違いを外観だけでなく内装やエンジン始動で思い知らされ、多くの方がAMGを中古車で選ぶことから買取でも人気グレードになっています。
④パッケージオプションを選択していると人気
メルセデス・ベンツGクラスは本格高級SUVなので、時代ごとに最高な装備が用意されています。しかし、それ以上の装備を纏わせるオプションもあり、なかでもパッケージオプションを装備していると人気です。
例えば、アグレッシブなスタイルにするAMGパッケージ、上級クラスのAMGに標準装備されるサンルーフ、本革シートにシートヒーターなどを備えたラグジュアリーパッケージなどは、高級感がさらに高まっているので買取ではかなり高評価です。
このほかにも、カーボンインテリアトリムや、ダイヤモンドのステッチをあしらったエクスクルーシブインテリアパッケージなども高級感を高めるので、買取市場で人気のアイテムとなっています。
⑤人気のボディカラーはホワイトとブラック
メルセデス・ベンツGクラスには非常に多くのボディカラーが用意されていますが、人気があるのは他の中古車と同様にホワイトとブラックです。
なかでもメルセデス・ベンツGクラスの定番はオブシディアンブラックで、街で見かけるブラックのほとんどはこのブラックと言って良いほど定着したボディカラーです。
メルセデス・ベンツGクラスのボディカラーには、有償カラーと無償カラーが多数用意されていますが、有償だからといって買取で有利とは限りません。また、どちらもホワイト系とブラック系が人気カラーとなっています。
このほか悪路走行を楽しむ方には、汚れが目立たないシルバー系が人気なので、買取市場でもホワイトとブラックに次いで高評価でしょう。
ボディカラーが人気なら年式が古くても高額買取
ブラック系のボディカラーは有名人も多数乗っていることから人気なので、年式が古くても有名人と同じカラーなら高額買取されるでしょう。
このほか、長い歴史の中で人気が高かったプロフェッショナルブルーやブルーブラック、ライトアイボリーなどが現代でも人気カラーで、特に限定モデルのG 550 designo Magno Editionに採用された復刻カラーは、古いメルセデス・ベンツGクラスほど人気です。
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メルセデス・ベンツGクラスを高額買取してもらうポイント
リセールバリューが高いことで知られるメルセデス・ベンツGクラスは、黙って買取に出してもかなり良い金額を提示されるでしょう。しかし実際は、買取業者はできるだけ安く買い取りたいので、何も知らなければ安く買い叩かれている場合もありえます。
そこで、できるだけ高く買取してもらうには事前に押さえておきたいポイントがあり、具体的には以下の4つのポイントです。
- 高額買取は輸入車専門店がおすすめ
- キレイにしてから査定する
- カスタムしたメルセデス・ベンツGクラスは専門店に
- 整備記録簿を時系列で準備する
①高額買取は輸入車専門店がおすすめ
メルセデス・ベンツGクラスは高級輸入車なので、基本的に輸入車専門店での買取がおすすめです。特に高級輸入車を専門に買い取る業者であれば買取額に期待できます。
一般買取と高級輸入車買取の違いは、メルセデス・ベンツGクラスの知識だけでなく、抱えている顧客の層に大きな違いがあります。
買取では、基準となる買取相場を参考にクルマの状態を評価して買取価格を算出しますが、欲しい顧客がいれば、相場と同程度もしくは相場以上で買取されます。
人気のメルセデス・ベンツGクラスの中で特に人気のグレードであれば、高級輸入中古車店ならすぐに売れてしまうので、かなりの高値買取が期待できるでしょう。
できるだけ多くの買取業者で査定する
どんなに高く買い取る業者が現れても即決するのは少し待ったほうが良いでしょう。それは、買取業者の数だけ査定額が異なるからです。
輸入車買取専門店は全国に数多くありますが、その全てがメルセデス・ベンツGクラスの査定額が異なると言って良いでしょう。それは、それぞれの業者ごとに流通ルートが異なることや、持っている客層が全く違うからです。
流通ルートは、自社販売の中古車店で売るルートや同業他社に業販するルート、そして業者オークションに出品するルートの3ルートに大きく分かれます。この中で買取価格に差が出るのが自社販売のルートです。
輸入車買取を選ぶ場合は、中古車店をグループで展開している業者がおすすめです。しかもメルセデス・ベンツGクラスの取り扱いが多ければ、かなり買取価格に期待が持てます。そこで、そういった業者複数で査定すると高額査定を引き出しやすいでしょう。
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また、希望買取価格を自分で設定できるので、納得いく査定額がつきやすいという特長もあります。
さらに、一括査定と違い、煩わしい電話営業は一切ありません。入札でどんどん価格が上がっていく様子がスマホから確認できるライブ感も好評で、車両チェックから出品までも、楽天Car車買取の専門スタッフが丁寧にサポートしてくれますので、初めてクルマを売る方でも安心です。
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②キレイにしてから査定する
買取査定に出す場合、汚れていると査定士はクルマを大切にしていたのか疑問に感じます。荒っぽい使用方法ではなかったのか、整備は十分なのかと思いを巡らせるため、査定が不利になる場合が少なくありません。
高級SUVであるメルセデス・ベンツGクラスは、第一印象がきれいでピカピカであることも重要な査定ポイントです。特に悪路走行をして泥汚れが付着したままの下回りは、査定士が正確に査定できないため、本来の高額査定が引き出せない可能性があります。
A.外装はワックスがけをしてピカピカに仕上げる
高級輸入車のメルセデス・ベンツGクラスを査定に出す前に、高級感を高めて外装にツヤ出ししておくことが高額査定のポイントです。
高級車なのでガラスコーティングを施工している方も少なくなく、キレイな状態を保っている個体もあります。しかしガラスコーティングは、施工後一定期間でメンテナンスしなければ、ツヤや撥水性能は長続きしません。
そこで、査定前にはメンテナンス剤を使用してボディのツヤを取り戻しておくと良いでしょう。もしメンテナンス剤がない場合は、コーティング施工した業者に相談してみることです。
コーティングの未施工車は、査定前に液体ワックスでも良いのでツヤ出しをします。もちろん水垢などがあれば、水垢落としシャンプーなどを使用してキレイにしておくと良いでしょう。
このほか未塗装樹脂パーツも艶出し保護剤を使用して、樹脂の元の黒さを復活させましょう。未塗装樹脂は古くなると白化が起きて古臭く見えるので、艶出し保護剤を使用すれば査定でもプラスに働くはずです。
B.内装も艶出し剤などでキレイに
車内は、普段から掃除していても細かい部分に汚れが溜まっています。その汚れは臭いの原因にもなっているのでキレイにしましょう。また、高級感を出すために内装パーツに艶出し剤などを使用してキレイに見せることもポイントです。
特にシートの隙間にゴミが溜まっていたり、天井部分は意外に汚れています。また、メルセデス・ベンツGクラスはラゲッジスペースと乗車スペースが繋がっており、ラゲッジスペースに汚れがあると車内に嫌な臭いが充満します。特に注意深く清掃しましょう。
臭いの評価はかなりシビアで、タバコ臭はもとよりペット臭も買取では大きくマイナスされます。日本自動車査定協会の査定基準では、タバコ臭、ペット臭、芳香剤等があるとそれぞれ9万6000円も減額されます。また、天井や内張にタバコのヤニがあったり、ペットの抜け毛の付着があってもそれぞれ9万6000円の減額です。
つまりペット同乗を頻繁にしていて、抜け毛があり臭いまで残っていると19万2000円も減額されるので、キレイに掃除しておくほうがお得です。
③カスタムしたメルセデス・ベンツGクラスは専門店に
高級車のメルセデス・ベンツGクラスを個性豊かにカスタムしている方も多く見られますが、中古車買取では純正が基本なので、カスタムパーツは評価されません。そこで、純正に戻せないのなら、改造車を専門に買取する買取業者で査定するのもひとつの方法です。
高級車なので、カスタムはハイクオリティでハイセンスなものがほとんどです。しかし、カスタムすると純正とは明らかに異なる外観になっている場合が多く、乗り味も個性的に変えられています。つまり汎用性に欠けてしまうことが、一般中古車買取では査定が出ないと言われる理由です。
有名ショップのコンプリートカーであれば、輸入車専門買取でも評価が高くなる場合もあるでしょう。しかし、扱っているメルセデス・ベンツGクラスがノーマル車しかなければ、評価はされてもそれほど期待できるものではありません。
そこで、人気のあるメルセデス・ベンツGクラスだけを専門に扱う中古車ショップで査定依頼することをおすすめします。そういった業者であれば、ノーマル車だけでなくカスタム車も高く評価される場合も少なくないでしょう。
④整備記録簿を時系列で準備する
クルマには整備記録簿が備え付けられています。この整備記録簿は査定では重要なポイントになるので、時系列で準備しておきましょう。
メルセデス・ベンツGクラスは、整備も専門知識がなければ適正にメンテナンスできません。もちろん整備性の良さも売りなので、古いモデルを修理しながら乗り続けている場合もありますが、整備記録簿が残っていないと、なにを修理してきたのか査定士が判断できないため、査定時に故障のリスクを考えた安い査定額を提示されてしまうでしょう。
整備記録簿が査定で必要な理由は、どれだけ適正に整備されてきたか評価するためです。つまり中古車店で販売する時点で、整備記録簿がないと適正な整備項目の把握が難しく、故障のリスクを抱えて販売することになることから、店頭販売価格を高くできません。よって買取価格も安くなってしまいます。
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メルセデス・ベンツGクラスの売却での注意点
メルセデス・ベンツGクラスは中古車市場で人気があるので、売却は意外に簡単ですが、注意しなければ損をしてしまう場合もあります。具体的には、以下の3つに注意すると良いでしょう。
- 故障していてもそのまま査定する
- 低年式かつ過走行でも廃車にしない
- 取り外した使えるパーツも一緒に査定に出す
①故障していてもそのまま査定する
高額査定が期待できるメルセデス・ベンツGクラスですが、故障しているとそれ相応のマイナス評価になります。しかし、走行できるならそのまま査定したほうがトータルでコストを抑えられます。
メルセデス・ベンツGクラスは部品の汎用性も高いので、パーツの入手はそれほど難しくありません。しかし修理費用は、部品代が安く済んでも工賃は高くなるのが普通です。また、古くなるとエアコン構成部品や発電機であるオルタネーターの故障が多く見られ、こちらの部品代は数十万円になるのが普通です。
このほか、バッテリーの劣化でエンジン始動が悪い場合はバッテリー交換を考えますが、メルセデス・ベンツGクラスは大容量バッテリーなので、その金額も5万円を超えることがほとんどでしょう。そこで、バッテリーが上がっていても交換せずに査定したほうが良いと言えます。
買取査定では、修理費用のマイナス査定は一般修理費用より安く見積もられているので、修理するよりそのまま買取に出してしまったほうが得ということです。
②低年式かつ過走行でも廃車にしない
旧モデルから形もほとんど変わらず、人気があるメルセデス・ベンツGクラスは、どんなに古くて過走行でも廃車を選択するのは待ったほうが良いでしょう。
走行できる状態であれば、中古車として流通させられるのがメルセデス・ベンツGクラスの特徴です。その理由は、相場より安いボロボロの個体を購入して自分で修理して乗るユーザーもいるからです。
特に初代W460のゲレンデヴァーゲンは、内外装に軍用車らしさが残っており、非常に人気の旧車であると同時に希少性が高いクルマです。ボロボロであっても廃車せずに旧車買取などに相談することをおすすめします。
古くなって過走行になると廃車にしたくなる方がほとんどですが、それはメルセデス・ベンツGクラスには当てはまらないこと理解しておいたほうが良いでしょう。
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年式が古くても1度査定する
年式が古くなり長く共にしたクルマは、オーナーもそのクルマの寿命を感じ取り始めます。しかし、メルセデス・ベンツGクラスは、年式が古くても今まで走行していたなら1度買取査定することをおすすめします。
古いと、廃車買取を選ぶ方もいますが、その前に輸入車専門買取に査定依頼します。そこで、仮に良い回答が得られなければ、旧車買取や輸出専門業者に相談するといったように段階的に買取業者を変えてみましょう。
メルセデス・ベンツGクラスは、国内だけでなく海外でも人気がある車種として知られています。しかし用途が国内とは少し異なり、海外では富裕層の遊びクルマとして使用されているのが特徴で、メインで使用するクルマではありません。
日本国内で大切に扱われたメルセデス・ベンツGクラスは、かなりの過走行でも程度が良いため、遊び車として使用するにはうってつけで、多くの海外バイヤーが欲しがります。ただ一つだけ問題があり右ハンドルの人気がありません。
とはいっても国内外の需要は底堅さがあるのも事実です。買取業者の種類を変えながら高値を引き出す業者を探すことが、過走行の古いメルセデス・ベンツGクラスを高く売るポイントです。
③取り外した使えるパーツも一緒に査定に出す
メルセデス・ベンツGクラスは長く乗っている方も多く、カスタムのため純正パーツを取り外して保管してあったり、補修用として予備のパーツをストックしている方もいるでしょう。そういった場合はパーツも一緒に査定に出すことをおすすめします。
社外パーツは、どうしても買取では評価が高くありません。純正パーツが残っていれば、マイナス査定のある程度の穴埋めになるので、純正パーツを一緒に査定する意味があります。
ストックしてある純正パーツはネットオークションで売却しても良いですが、いつ売れるかわからないデメリットがあります。もちろん単体で売れれば高額になる場合もありますが、いつ売れるかわからないパーツを所有し続けるほうがデメリットでしょう。
つまり、純正パーツが揃っていることで評価を高くしてくれる買取業者に売ってしまったほうが、時間的にも余裕が生まれ、トータルで価値が高いと言えます。
メルセデス・ベンツGクラスの買取でよくある質問
Q.査定額だけ聞いて、売るのは後ということも可能でしょうか。
A.結論としては可能な店舗がほとんどです。ただし、人気があるメルセデス・ベンツGクラスでも、右肩下がりで買取価格は落ちています。売ろうと思ったときが一番高値なので、査定してからしばらく後に売ろうとしても、そのときは再査定となり価格が下がるでしょう。
Q.グレードごとで買取人気は異なりますが、リセールも違いますか。
A.買取金額はグレードにより変わりますが、それは新車価格も大きく違うためです。人気の秘密は、長年変わらぬスタイルです。よって、グレードごとのリセールバリュー割合にそれほど違いはありません。つまり、メルセデス・ベンツGクラスであればどのグレードも人気があります。
まとめ
メルセデス・ベンツGクラスは、人気があることから高額査定が期待できますが、専門知識がなければ高額査定が難しいことから輸入車専門業者がおすすめです。
また、すべての業者は同じ買取価格を提示しないので、できるだけ多くの買取業者での査定がポイントです。しかも多くの業者で査定すれば、高く買取する業者も見つけられる利点もあります。
また、旧型も新型もデザインに大差がないことから、古いモデルも人気があり高値推移している珍しい車種なので、買取業者選びもクルマの状況で変えてみることが必要です。