ベントレー モーターズ ジャパン主催により、ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京(PEC)で行われた「若手編集者向け試乗会」に、新卒1年目の私が参加してきたのでその様子をお届けします。

ベントレー初体験のきっかけ

光栄なことに、あまりベントレーを運転したことがない若手編集者を対象にした試乗会に招待され、さっそく参加してきました。私の場合「あまり」どころか「まったく」ベントレーを運転したことがないので、初めて乗るラグジュアリーカーとはどんな感じなのだろうかとワクワクしながら、試乗会当日を待ちます。

ちなみに、若手編集スタッフ向けということで、ベントレーとはなんぞやということを理解するためにオンラインでの事前説明会も準備されていました。そこでは、今までのベントレーの歴史やブランドの世界観などを教わりました。

画像: ボンネットマスコットは高級車の証。「フライングB」は1970年代に一旦消滅しましたが、2006年に復活しました。

ボンネットマスコットは高級車の証。「フライングB」は1970年代に一旦消滅しましたが、2006年に復活しました。

ベントレー初体験当日の朝

前日の夜は初めて乗るラグジュアリーカーにワクワクドキドキして、まるで修学旅行前の学生みたいに寝付けませんでした。そうして迎えた試乗会当日。

会場にはベントレーの車両がすでに並べられていますが、実はここ、千葉県木更津市にあるポルシェ・エクスペリエンスセンター東京(以下、PEC)なんです。その名が示すように、普段はこの施設で管理しているポルシェ車両でしか走ることができないのですが、今回は特別にセッティングされているとのこと。とてつもなく貴重な経験をさせていただけるのだなという喜びを胸に、まずはベンテイガに乗り込みます。

ちなみに助手席にPEC専属のドライビングインストラクターが同乗して、運転のコツなどを教えていただきます。

画像: 普段は911やカイエン、718ボクスターなどポルシェ車両が並ぶ待機場所。ただし、今日の主役はベントレーです。

普段は911やカイエン、718ボクスターなどポルシェ車両が並ぶ待機場所。ただし、今日の主役はベントレーです。

いざ出発!

ハンドリングトラックに出て走りだすと、極めて静かに加速していきます。実はPECのハンドリングトラックはドイツにあるニュルブルクリンクのカルーセルや、アメリカにあるラグナ・セカのコークスクリューなど世界の有名なサーキットの名物コーナーを取り入れたつくりになっています。

そんなコーナーの連続を、初心者が涼しい顔をして周回できてしまうほどにベンテイガの走行性能・快適性能は高く、公道であれば何も恐れるものはないレベルなのだと感じました。

画像: ラグナ・セカを模したコークスクリュー。

ラグナ・セカを模したコークスクリュー。

続いてフライングスパー、コンチネンタルGTコンバーチブルの順で試乗したのですが、とくにコンチネンタルGTコンバーチブルの内装がカッコいいんです! 赤と白の色使いによって一見派手に見えますが、その組み合わせ方に上品さがあり、しかもソフトトップを開放できるコンバーチブルです。乗った瞬間からサイコーの気分にさせてくれます。

走り出してドライビングモードをスポーツモードに変更すれば、エキゾーストサウンドが変化。アクセルペダルをオフにしたとき「パンパンッ!パンッ!パンッ!」というバブリング音を発する演出もなされ、運転することの楽しさをカラダ全体で感じながら気持ちよく走ることができます。

画像: 赤と白の上品でかっこいいインテリア。乗り心地は高級ソファに座ったまま移動するような感覚です。

赤と白の上品でかっこいいインテリア。乗り心地は高級ソファに座ったまま移動するような感覚です。

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