画像: テスラ モデル3の買取価格を公開!高額査定を得るためのポイントについて

脱炭素が叫ばれ世界的に電気自動車(BEV)へのシフトが進むなか、シェアを大きく伸ばしているのがテスラのモデル3です。中古車市場にも流通するようになり、かなり良い金額で販売されています。ここではモデル3の実勢買取価格を公開し、高額買取のポイントをお伝えします。

テスラは世界をリードする電気自動車メーカーであり、モデル3はテスラの中でも比較的購入しやすい価格であることから人気を集めています。

まだ登場から日が浅いモデル3ですが、乗り換えなどで売却を検討している方もいるかと思います。では、モデル3はどれくらいの買取価格が期待できるのでしょうか?

この記事では、楽天Car車買取からの情報提供を受け、テスラ モデル3の買取価格を公開するとともに、どうすれば高く買取してもらえるかについて焦点を当ててお伝えします。

ぜひ参考にしていただき、納得できる売却を実現してください。

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テスラ モデル3の買取価格データを公開!

モデル3は、2019年9月から国内でデリバリーが開始された車種です。まだ登場から日が浅いため市場での球数は少ないですが、楽天Car車買取での実勢買取価格は以下の表のとおりです。

年式買取総額
2019年3,203,400円

※情報提供:楽天Car車買取

画像: テスラ モデル3の買取価格データを公開!

当時の新車価格は511万円〜717万円であったことを考えると、新車価格の半値以上の買取価格を維持しているため、リセールバリューに優れていると言って良いでしょう。

モデル3は、2012年2月に衝撃的な値下げを慣行しましたが、その後じわりじわりと値上げに転じていることから、中古車を求めるユーザーも多い印象です。

また、世界的なサプライチェーンの混乱による部品供給はテスラにも押し寄せており、新車納期にも影響が出ています。これは他のクルマでも同じですが、新車がすぐに納車されない現在、即納が可能な中古車を求めるユーザーも多く、需要が供給に間に合わない今は、モデル3もかなり良い金額で買い取られています。

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高額査定が期待できるテスラ モデル3の特徴は?

リセールバリューに優れたテスラ モデル3ですが、なかでも以下のような個体は高額査定を期待できるでしょう。

  • AWDのロングレンジのモデル
  • ボディカラーがホワイトの個体
  • アルミホイールに19インチを装備している個体
  • フルセルフドライビングケーパビリティを装備している個体

①AWDのロングレンジのモデル

モデル3のグレードは、RWD(リア駆動)のスタンダードレンジプラス、AWD(4輪駆動)のロングレンジ、そしてハイパフォーマンスモデルの3種類が用意されていますが、中古車市場では価格と扱いやすさからロングレンジが人気です。

中古車市場でロングレンジに人気がある理由の一つに、航続距離が3つのグレードの中で一番長いことが挙げられます。しかも4WDなので、雪道も難なく走行できることも人気の理由です。

0→100km/h加速はたった3.3秒を記録するハイパフォーマンスモデルもありますが、ロングレンジはメルセデスAMG E53と同タイムの4.4秒で駆け抜けるので、ロングレンジで十分というユーザーが多い理由でしょう。


②ボディカラーがホワイトの個体

最近街で見かけることが多くなったモデル3ですが、やはりホワイトが多い印象です。多く見かけるということは人気が高いということであり、モデル3のイメージカラーはホワイトと言えるでしょう。

定番カラーは買い手が見つかりやすいという傾向にありますので、そのぶん査定に好影響を得られるでしょう。


③アルミホイールに19インチを装備している個体

モデル3のアルミホイールは標準が18インチです(ハイパフォーマンスモデルを除く)。そこで、オプションの19インチを装着していると査定で高評価を得られる可能性が出てきます。やはり、サイドから見た時のインパクトの違いとして、19インチのほうが迫力あることが人気を集める要因でしょう。

一番人気があるロングレンジモデルでは19インチの装着率が高くなっています。二番目に人気があるスタンダードレンジプラスモデルでは19インチを装着している車両が少ない印象です。そのぶん買取で高評価に繋がる可能性が考えられます。

注意点としては、同じ19インチホイールでも社外品は評価対象になりづらいです。ホイールサイズが合えば社外アルミホイールも履けますが、テスラに限らず社外アルミホイールは中古車買取では高評価にならないので注意しましょう。


④フルセルフドライビングケーパビリティを装備している個体

オプション装備としてはかなり高額になるFSD(フルセルフドライビングケイパビリティ)ですが、中古車市場ではFSDのオプションがあると高値で取引されます。

海外で人気のオートパイロットは、国内でもそれに向けた法整備が進んでおり、自動運転に向けたアップデートが可能になるFSDは人気オプションです。特に、これから装備されると噂のリバースサモンと呼ばれる自立駐車システム(人が乗らずにクルマを駐車できるシステム)に、大きな関心が集まっています。

そして現在利用できる機能の中でも、中古車市場で人気があるサモンという機能でしょう。SNS上でも多く拡散されている機能で、ドライバーとの距離が12m以内の場合に自立してクルマを前後に移動できます。

また、国内では導入が見送られているスマートフォンを使った長い距離を移動させるスマートサモンも、いつ導入されるのかと関心を集めています。

この機能をSNSで見てモデル3を欲しいと思ったユーザーもいるほどなので、このオプションを装備していればかなり良い金額が提示されるでしょう。

テスラ モデル3の高額買取のポイント

モデル3は中古車市場で人気があるので、高値で買取される可能性が高いと言えます。しかしモデル3は完全な電気自動車であり、今までの内燃機関のクルマと異なることから、査定基準も今までの概念が当てはまりません。そこで、高額買取を目指すなら以下の4つのポイントを押さえておきましょう。

  • 電気自動車と聞いて顔を曇らせない業者を選ぶ
  • ワイヤレスソフトウェアアップデートを受けておく
  • できるだけ多くの買取業者で査定する
  • 車両をキレイな状態に保っておく
画像: テスラ モデル3の高額買取のポイント

①電気自動車と聞いて顔を曇らせない業者を選ぶ

テスラ モデル3は、一般中古車買取でも査定は可能です。ただしモデル3は電気自動車であり、それを理由に査定士が顔を曇らせるようなら、その業者への売却は見送るべきでしょう。

ほとんどの買取業者はテスラの査定実績がありません。まだ日本導入から3年しか経っていないため流通量も少なく、モデル3のデータが数少ないためです。

特に電気自動車にはバッテリー劣化というマイナスイメージも伴うため、査定額を低めに提示することもあり、知識がなければ適正に査定してもらえる可能性は低いでしょう。

もちろんモデル3は、バッテリーやドライブユニットに8年または16万kmのどちらか早く到達するまで70%のバッテリー容量を保証しています。つまり、今までの内燃機関のエンジンよりも保証は充実していると言って良いでしょう。

そこで、電気自動車に対する知識が豊富で、正しく理解している買取業者に査定依頼することが高額買取のポイントです。


②ワイヤレスソフトウェアアップデートを受けておく

今までのクルマは、定期点検記録簿でエンジンや駆動系などの消耗品が適正に交換してあるか確認してきました。しかしモデル3では従来のクルマと異なり、オイル、エアフィルター、スパークプラグなどの交換が必要ありません。また、モーターによる回生ブレーキを使用するためブレーキ摩耗がガソリン車より少なくなっています。その代わりに、スマートフォンのようにソフトウェアの更新が必要です。

買取価格保証など選択された保証内容によっては、適格性を判断するためテスラのサービスセンターでメンテナンスを受ける必要があります。特に高額買取のためには、テスラが推奨するメンテナンスサービスを受けておく必要があるでしょう。


③できるだけ多くの買取業者で査定する

モデル3は買取業者のテスラに対する知識が必要なので、モデル3を適正に査定できる買取業者を探す必要があります。そのためには、できるだけ多くの買取業者に相談し、モデル3の買取経験があるか確認しましょう。

また、モデル3の買取経験がある業者を探し出せた場合も、最初から1店舗に絞るのではなく、できるだけモデル3の査定ができる業者を多く選択して査定したほうが理想的です。そうすることで、査定額を比較して一番高く買取する業者に売却できます。

このとき査定交渉が必要ですが、2番目に高い買取価格を提示した業者に1値番高い買取額を提示して交渉することがテクニックのひとつです。これで2番目がさらに高い金額を提示してきたら、それを1番高く買取した業者に提示して交渉します。

査定では、最初からその店舗が出せる最高額を提示してきません。必ずマージンを取って買取価格を提示してくるので、多くの業者間で査定交渉しながら「これ以上は無理です」という言葉が出るまで交渉してみると、限界値に近い査定額を引き出せるでしょう。


④車両をキレイな状態に保っておく

中古車市場で人気があるモデル3は、テスラのエントリーモデルとはいえ高額な車両なので、高級車としての位置付けです。そのため、高級車に見合ったキレイな状態が求められます。

そこで、査定士がひと目見て美しいと感じるように、査定日までにキレイにクルマを洗車しておきましょう。

クルマの印象は、洗車で外観をピカピカにすることも重要ですが、内装も丁寧に掃除しておくと評価が高くなります。その反面、どんなに外装がキレイでもドアを開けたとき生活感が溢れる車内では、査定時の評価は下がってしまいます。

A.高級車なので外装は磨き上げておく

モデル3をひと目見て、展示場映えすると査定士に感じさせるには、ピカピカに磨き上げておくことです。光沢を出すためには、効果の高いカルナバロウの高級ワックスがおすすめ。多少の手間をかけてでもピカピカにしておくと、査定でプラスになります。

もちろん、ガラスコーティングなどを施工しているモデル3もあるでしょう。そのような場合は、メーカーが用意するメンテナンスキットでメンテナンスを行い、コーティング業者で施工しているなら業者でメンテナンスを受けておくと安心です。

また、テスラ車全般に言えますが、塗装が非常に柔らかいことで有名です。つまり、他のクルマに比べてボディに小傷が付きやすいので、コーティング未施工車の場合は小傷が多く目立っていると思います。

小傷を消し去るには、塗膜をコンパウンドで研磨するのが理想ですが、売却するクルマにそこまでお金はかけられません。そこで便利なアイテムが小傷隠しのワックスです。爪で引っかからない程度の薄いキズであれば、ワックスがキズに埋まりキズを目立たなくする効果があるので、査定前のワックスがけは効果的です。

また、ガラスにウロコ汚れが付着していると評価が下がります。市販のガラスのウロコ落としなどを使用して磨いておくと、クルマ全体が引き締まって見えるので評価も高くなるでしょう。

B.内装もキレイにして脱臭を忘れずに

モデル3の内装は非常にシンプルですが、それゆえに埃や汚れがあると目立ちやすいとも言えます。また外装に比べて汚れが目立たないので、ついつい放置してしまうことも多く見られます。しかし、そういった汚れは査定時にマイナス評価になりかねないので、クルマの隅々まで拭き掃除をしてキレイにしておきましょう。

重要なことは、車内に生活感を残さないことです。査定前にアクセサリーも含めて荷物は全てクルマから降ろします。そして、掃除機やブラシなどを使用して、ホコリや髪の毛などを全て吸い取りましょう。

モデル3には、ホワイトカラーのレザーシートがオプションで用意されていますが、ホワイトは汚れが目立ちやすいため悩んでいるオーナーも多くいると思います。

このレザーシートの汚れは、中性洗剤を薄めた水溶液にウェスを浸して硬く絞り、それで拭き取ります。そのあと水で硬く絞ったウェスで水溶液を拭き取るように掃除すると効果的です。また、赤ちゃん用のおしり拭きもおすすめグッズの一つ。アメリカ本国では当たり前のように使用されるクリーニング方法です。

そしてステッチの汚れは、歯ブラシなどを使用して汚れを掻き出すとキレイになります。このとき中性洗剤を薄めた水溶液を使用し、すぐに水で硬く絞ったウェスで拭き取ります。この繰り返しでキレイになります。

ただし、汚れがひどいからと漂白剤やアルコールを使用するとシミの原因になり、査定では大きなマイナス評価となるので絶対に使用しないようにしましょう。

テスラ モデル3の売却で注意すること

モデル3は、中古車市場でも人気があるので売却自体は簡単であり、買取価格に不満を言わないのであれば問題ないでしょう。しかし少しでも高く売却したいのであれば、以下の3つのポイントに注意を払う必要があります。

  • 新しいモデルなので査定評価が定まっていない
  • 壊れたテスラは売却先を選ばないと大きく損をする
  • EV技術に詳しいスタッフがいなければ売却しない

①新しいモデルなので査定評価が定まっていない点に留意

モデル3は、新しいクルマなので査定評価が定まっていません。もちろん今までの内燃機関のクルマでも、登場して間もないと査定評価が定まらないので一般的と思われる方も少なくありません。しかしEV車という新しいカテゴリーで登場している点は、今までの査定では全く通用しない部分があるため注意が必要です。

つまり、今までのような査定基準で評価して中古車買取価格を算出することが難しく、独自の買取評価で価格を決めている場合が少なくありません。このようなことから買取価格の相場は定まっておらず、業者ごとに大きな開きが出る場合もあるでしょう。

カテゴリーが新しいので今までのような査定基準は当てはまらない

電気自動車は新しいカテゴリーであり、今までの内燃機関とチェックポイントが大きく異なるため、査定基準が定まっていません。

今までのガソリン車やディーゼル車は、査定時に見るべきポイントが決まっています。そのため、どの買取業者でも一律で同じような査定を行い、買取価格もそれほど開くことはありませんでした。

しかし電気自動車のモデル3は、エンジンの代わりにモーターで駆動します。しかもそのエネルギーはリチウムイオンバッテリーであり、これらの査定基準がまだ明確化されていません。

よって、どの程度劣化しているのかパワーユニットの性能評価が難しく、買取に前向きではない業者も多く存在します。

また、今までは走行距離もクルマの評価のポイントとして重要でしたが、電気自動車では走行距離とバッテリー寿命の関係が明確化されていません。しかし、多くの買取業者は走行距離が多いとバッテリーが劣化しているのではと心配になり、買取に慎重な姿勢を見せています。

そこで、電気自動車の取引経験が多い買取業者を選ぶようにします。そうすることで、自信がない買取業者より高額査定が期待できます。

また2024年から大手業者オークションにて、国内で初めてバッテリー査定を開始すると発表がありました。(参考:オークネット---大幅続伸、国内で初めて中古EVの電池査定を開始

これによりバッテリーの正確な性能を割り出せるので、今後はガソリン車などと同等に査定基準が明確になってくるでしょう。


②壊れたテスラは売却先を選ばないと不利益を被る可能性あり

壊れたクルマは、一般的に廃車買取などに依頼すれば簡単に売却が可能でした。しかしモデル3は最新のテクノロジーが満載なので、不具合があると評価が大きく下がり、買取しない業者もあるでしょう。

壊れてしまったテスラは、修理費用が高額になることもあります。これはモデル3も例外ではありません。

そのため、故障したモデル3を修理して新興国などに売るというルートや技術も確立していませんので、今までのような故障したら廃車買取という図式は厳しくなっています。

そこで、壊れてしまったテスラを売却する場合、慎重に買取業者を選ばないと売却は難しいでしょう。


③電気自動車の技術に詳しいスタッフがいなければ売却しない

電気自動車のモデル3の売却には、EV技術に詳しいスタッフがいる買取業者でなければ適正な査定が望めません。つまり、どの程度の商品価値がモデル3にあるのか全く評価できないからです。

特に最新テクノロジーを搭載したモデル3は、まるでスマートフォンのように操作しますから、AndroidやiOSのアップデートと同じように、日々進化させる必要もあります。

しかも今までのクルマと異なり、操作性や機能が大きく異なるので、それらを熟知したスタッフが必要でしょう。

モデル3の先進技術を理解していなければ、適正にそれらの技術を評価してもらえません。というより、どのような先進技術が搭載されているのか、基本的なことすら理解してもらえないでしょう。

このような理由から、EV技術に詳しくてモデル3のテクノロジーを理解したスタッフがいる買取店を探す必要があります。

テスラ モデル3の買取でよくある質問

Q.補助金でモデル3を購入しましたが売却は4年後のほうが良いでしょうか。

A.補助金を利用していると4年縛りがあり、その間は基本的に売れません。ただし事前承認という方法と補助金返還という方法で、4年経たずに売却できます。ただし補助金を返納して売却しても、補助金が回収できる可能性は少ないので、4年待ってからのほうが良いでしょう。

Q.売却時にクルマに残っているデータを全てクリアにする必要があると思うのですが、簡単な方法はありますか。

A.モデル3には様々な個人情報が登録されています。これをリセットするには、「コントロール」>「サービス」>「工場出荷時リセット」の順でタッチします。消去を実行する前に、テスラのアカウントのユーザー名とパスワードの入力が求められるので準備しておきましょう。

まとめ

モデル3は時代の最先端を行くクルマであり、希少性が高く、テスラというブランド力から高値を提示する業者も少なくありません。

しかしモデル3は電気自動車であり、最新テクノロジーが満載のクルマです。このようなクルマのカテゴリーは今まで存在しなかったため、モデル3を高額買取させるには、買取店選びが重要なポイントになります。EV知識に優れたスタッフがいる買取店を探す必要があるでしょう。

モデル3ならではのアップデートの状態や、高額オプションが装備されていると、高額買取に繋がりますので、買取時に十分アピールすることが高値買取のポイントです。

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