2022年8月22日、日産自動車はコンパクトモデルのノートと、これをベースとするノートオーラの一部改良を行い、2022年秋に発売することを発表した。

ボディカラーの追加、そしてグレードの廃止も

日産ノートがフルモデルチェンジしたのは2020年11月のこと。発電のみを行う1.2L直3ガソリンエンジンを搭載し、駆動を116ps/280Nmを発生するモーター(4WDの場合68ps/100Nmのモーターを追加した2モーター)が担うシリーズハイブリッド「e-POWER」を採用するコンパクトハッチバックである。従来はエンジンで駆動するグレードも設定されていたが、現行モデルはe-POWERのみの設定となる。

また、ボディを40mmワイドにして、よりパワーのあるモーター(136ps/300Nm)に変更、エクステリアやインテリアのデザインをよりプレミアムなものとした「ノートオーラ」を2021年夏に、これをベースにしたスポーツモデル「ノートオーラ NISMO」を2021年秋に、さらにノートをベースにSUVのテイストをトッピングした「オーテック クロスオーバー」を2021年10月に追加するなど、ノートファミリーはとにかく大きい。

2022年上半期には、国内登録車販売台数において電動車(含ハイブリッド車)でナンバー1を獲得するなど人気も上々である。

画像: 5ナンバーサイズの日産ノートとは別に登場した、ワイドボディの日産 ノートオーラ。

5ナンバーサイズの日産ノートとは別に登場した、ワイドボディの日産 ノートオーラ。

このノートファミリーに一部改良が施されて2022年秋に発売される。改良の内容は主にボディカラーの追加だ。

ノートには「サーフグリーン」や「ステルスグレー」、「サンライズカッパー」、「サーフグリーン/ダークメタルグレー」を。ノートオーラには「サンライズカッパー」、「ミッドナイトパープル」、「ピュアホワイトパール/サンライズカッパー」を追加する。

インテリアカラーでは両モデルとも、エアリーグレーを追加設定するとしている。このほかにも、シートを抗菌仕様に、ノートオーラ(NISMOを除く)のリアシートにセンターアームレストを標準装備するなどの変更も施される。従来ラインナップされていたグレード「F」は廃止となる。

なお、内外装を独自のものとしたオーテックバージョンにも同様の変更が施される。

日産 ノート/ノートオーラ ラインナップ

ノート S(FF):203万3900円
ノート S FOUR(4WD):229万2400円
ノート X(FF):221万1000円
ノート X FOUR(4WD):246万9500円
ノートオーラ G(FF):265万4300円
ノートオーラ G FOUR(4WD):291万2800円
ノートオーラ G レザーエディション(FF):273万7900円
ノートオーラ G FOUR レザーエディション(4WD):299万6400円
ノートオーラNISMO(FF):290万8400円
ノート オーテック X(FF):254万3200円
ノート オーテック X FOUR(4WD):280万1700円
ノート オーテック クロスオーバー X(FF):257万6200円
ノート オーテック クロスオーバー X FOUR(4WD):283万4700円

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