2022年8月24日、トヨタ自動車とKINTOは、アップデートサービス「KINTO FACTORY」の対象車種に新たにGRヤリスを加えると発表した。ソフトウェア・ハードウェアの機能やアイテムをアップデートする「KINTO FACTORY」は、KINTO専用車の「GRヤリス モリゾウセレクション」向けにサービスを提供して人気を博しており、今回、ユーザーからの要望に応えて対象車種を広げた。

サブスク化だけでなく、ライフスタイルの多様化をサポート

KINTOは車両価格とともに税金、自動車保険、メンテナンス費までコミコミで「月々いくら」のサブスクリプション契約。新しいクルマとのつきあい方として、若者を中心に大きな広がりを見せている。

しかし、興味深いのは、単なるサブスク化だけでなく、自動車を使ったライフスタイルの多様化をサポートする取り組みにも積極的なところ。「解約金フリープラン」や「初期費用フリープラン」といったニーズに合わせたサービスを設定したり、キャンピングカー旅行やドライブインシアターとのコラボなども積極的に展開。

クルマを最新の状態に「進化」させる挑戦として、ソフトウエアをアップデートしたり最新の安全装備を後付けしたりといった新サービス「KINTO FACTORY」も開始している。

画像: GRヤリスの「KINTO FACTORY」のサービス体系図。「アップグレード」済みの車両のみパーソナライズ」が楽しめる。

GRヤリスの「KINTO FACTORY」のサービス体系図。「アップグレード」済みの車両のみパーソナライズ」が楽しめる。

当初は限られた車種のみの展開だったが、その扱いバリエーションも年々拡大。さらにノーマル車だけでなく、モデリスタ仕様車もラインナップに追加。GRヤリス「モリゾウセレクション」といったKINTO専用特別仕様車の導入にも力を入れてきた。GRヤリス「モリゾウセレクション」では、エンジン性能をさらに引き上げる「アップグレード」や、ユーザーの好みに合わせて走りをチューンする「パーソナライズ」といった特別なメニューも展開している。

そして今回、好評につき、このGRヤリス モリゾウセレクション向けに提供してきた特別なサービス「KINTO FACTORY」をGRヤリスにも展開することになった。「アップグレード」では、3200〜4000rpmにおける最大エンジントルクを390Nmに向上させ、伸びやかな加速を実現。「パーソナライズ」では、それぞれの走りに最適な、アクセルレスポンス、4WD駆動配分、ステアリングアシストをセッティングする。

KINTO FACTORYは、もともと技術革新や経年劣化に合わせ、ソフトウェア・ハードウェアの機能やアイテムをタイムリーに反映していくことを目的としたサービスだが、今後は一般車両やスポーツモデルだけではなく、様々な分野でのサービス提供が期待される。

画像: GRヤリスの「KINTO FACTORY」では、最大エンジントルクを390Nmに向上させる「アップグレード」も設定。

GRヤリスの「KINTO FACTORY」では、最大エンジントルクを390Nmに向上させる「アップグレード」も設定。

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