ハイウエイ ドライブの楽しみのひとつといえば、SA(サービスエリア)やPA(パーキングエリア)での食事やおみやげ。今回は、常磐自動車道・パサール守谷(下り)のテイクアウト グルメを紹介しよう。

茨城と東京の名物が一緒に楽しめる大型SA

画像: パサール守谷(下り)のデザインコンセプトは、木のぬくもりを感じる「癒しの森」。

パサール守谷(下り)のデザインコンセプトは、木のぬくもりを感じる「癒しの森」。

都心方面から外環道と交差する三郷JCT(ジャンクション)から常磐自動車道を走ること、わずか30分ほどでたどり着くことのできる最初の大型SA、それがパサール守谷(下り)です。「パサール」とは、地域の中核を担うSA/PAに与えられる名称であり、茨城県の南端にあるパサール守谷(下り)は、言ってみれば、東京エリアと茨城エリアの橋渡し的な存在。

そのため、東京の有名店と茨城自慢の食材などが一緒に楽しめるのが魅力です。今回は、パンを使ったテイクアウトのメニューを2品紹介しましょう。

上野にある老舗の食肉卸問屋さん自慢のメンチカツ

画像: たっぷりのキャベツの奥にお肉がつまったメンチカツが隠れる「特製大山メンチバーガー」(450円)。

たっぷりのキャベツの奥にお肉がつまったメンチカツが隠れる「特製大山メンチバーガー」(450円)。

まず最初に紹介するのが「肉の大山」の「特製大山メンチバーガー」(450円)。こちらのお店は、東京・上野にある1932年創業という老舗の食肉卸問屋さん「肉の大山」の直営店。肉のプロが厳選した食材を使って作る絶品メンチカツの「特製大山メンチ」(250円)が名物です。そして、そのメンチカツをゼイタクに使った「特製大山メンチバーガー」。これが大人気なのだそうです。

さっそく、いただこうと思えば、キャベツのボリュームの多さにびっくり。正直、お上品に食べるのは、けっこう難しいかもしれません。そこで両手でしっかりとバンズを捕まえてカブリと! たっぷりのキャベツの向こうにあるメンチカツは旨味たっぷり。まるで高級ハムのよう。胚芽パンとキャベツ、そして隠し味のマスタードソースの辛味と混ざり合うことで、おいしさもランプアップしていくようです。肉屋さんのメンチカツのおいしさを十分に引き出すバーガーでした。

カレーを後で注ぎ入れる新発想のカレーパン

画像: 「牛スジ焼きカレーパン」(550円)は、パンだけど食べるときはスプーンを使う。

「牛スジ焼きカレーパン」(550円)は、パンだけど食べるときはスプーンを使う。

続くテイクアウト メニューは、みんな大好きカレーパン。しかし、有名店が仕掛けるカレーパンは、ちょっとヒネリが効いています。

パサール守谷(下り)のパン屋さん「PAiN au TRADITIONNEL(パン・オ・トラディショナル)」は、超有名ベーカリー「メゾンカイザー」の姉妹店。ここで人気を集めるのが「牛スジ焼きカレーパン」(550円)。それも普通の揚げたカレーパンではありません。まず、パンは焼いたもので、そこに後から牛スジを煮込んだカレーを注ぎ入れているのです。

ですから、パンはフワフワと柔らかく、甘みも十分。そしてカレーも牛肉がたっぷり入って旨味十分。ちなみに、あまり辛くはありません。スプーンでカレーをすくいながら、ちょっとずついただきます。普通のカレーを食べているかのよう。もう新体験そのもの。絶対に、一度は試してほしいテイクアウト・グルメです。

お肉のプロが作ったメンチカツのパンに、パンの専門家が新提案したカレーパン。どちらも食べ応えも見ごたえも十分。おみやげにも喜ばれる2品です。(文と写真:鈴木ケンイチ/取材協力:NEXCO東日本)

画像: 「牛スジ焼きカレーパン」は、パンが焼き上がった後にカレーを注ぎ入れる。

「牛スジ焼きカレーパン」は、パンが焼き上がった後にカレーを注ぎ入れる。

■常磐自動車道・パサール守谷(下り)

●営業時間
「肉の大山」:9時~20時
「PAiN au TRADITIONNEL」:6時~20時
※コロナ禍の影響により、営業時間が変更になる場合があります。

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