5回目の開催となった、オーナーが愛車のランボルギーニで日本の美しいロケーションを巡るドライビングツアー「Lamborghini GIRO JAPAN」。今年の舞台は豊かな緑と自然、そして歴史ある信州 長野が舞台となった。新型クンタッチから超稀少車まで、全国から集まった40台以上のランボルギーニが総走行距離250kmを駆け抜けた。(Motor Magazine 2022年10月号より)

日本の美しさを再発見するドライビングツアー

2021年月に開催された九州ドライビングツアーに続き、今年も「GIRO JAPAN 2022」(7月15日~17日)に参加した。今回、ドライビングツアーの舞台となったのは信州長野である。

画像: 諏訪湖イベントホールに全国から集結したランボルギーニ。この光景はまさに圧巻のひと言である。

諏訪湖イベントホールに全国から集結したランボルギーニ。この光景はまさに圧巻のひと言である。

GIROとは、イタリア語で巡るという意味がある。そしてランボルギーニの主催する自体は、オーナー向けに行うスペシャルイベントであり、美しいロケーションを巡るドライビングツアーで、本国のイタリアをはじめ、アメリカや中国など各国で開催されているもの。もちろんランボルギーニファンの多い日本でも行われていて、今回が5回目となる。

今年の「GIRO JAPAN 2022」には、1971年のデビューから50周年を迎えたカウンタックを記念して世界限定台数112台のみ作られた新世代の「クンタッチLPI1800-4」をはじめ、モータースポーツ部門のスクアドラコルセが高い技術とノウハウを投入したロードモデル「ウラカンSTO」、レース車両ディアブロGT2をベースに公道仕様として開発されたRWDモデル「ディアブロGT」、さらに最先端技術とデザイン美を融合した「アヴェンタドールSV(スーパー ヴェローチェ)」、JOTAの名を刻む「アヴェンタドールSVJ(スーパー ヴェローチェ イオタ)」など40台以上が全国各地から集まった。

まず初日。参加者が諏訪湖イベントホールに集結し、オープニングパーティが開催され、翌日からの総走行距離約250kmのドライビングツアーに向けてオーナー同士の交流がされた。

和太鼓、善光寺、精進料理。いろいろな「和」と「輪」が広がる

2日目は、和太鼓パフォーマンスに見送られながら、諏訪湖をスタート。途中、1583年に築城が開始され、真田幸村や真田丸で有名になった「上田城」、天明三年(1783年)の浅間山大噴火によって流れ出た溶岩が広がる「鬼押出し園」などに立ち寄りながら、地元の人たちとの交流しつつ、夏の緑豊かな信濃路を堪能、宿泊地となる軽井沢プリンスホテル ウエストまでドライブした。

画像: DAY3の出発式では軽井沢警察署による交通安全の啓蒙活動後、白バイの先導で出発した。

DAY3の出発式では軽井沢警察署による交通安全の啓蒙活動後、白バイの先導で出発した。

そして最終日となる3日目は、軽井沢プリンススキー場「第2駐車場」にて、軽井沢警察署協力のもと、交通安全を啓蒙するイベントとともに出発式が行われ、白バイやパトカーの先導で軽井沢駅前を参加者のランボルギーニがパレード。その後、上信越自動車道軽井沢インターチェンジから長野方面に駆け抜けた。

目指したのは、毎年約700万人の参拝者が訪れ、「一生に一度は善光寺詣り」と言われる歴史ある寺院で、ここが今回の「GIRO JAPAN 2022」のゴールである。

到着後は、「信州善光寺 縁起堂 永代宿坊 淵之坊」で精進料理をいただき、善光寺にてお戒壇巡り、さらには本堂内内陣において参加者の安全とご多幸を祈る祈祷が行われ、このイベントが終了した。

ところで私はと言えば、ドライビングツアー初日は、スーパーSUV、ウルスのハンドルを握り、そのほかにも試乗車としてウラカンEVOもドライブし信濃路の運転を楽しんだ。

そして最終日に担当したのは、ウラカンSTOである。このモデルで軽井沢の出発セレモニーの先頭を担当した。そういえば、昨年の「GIRO JAPAN 2021」の宮崎シーガイアでの出発式でも、このSTOで先頭ドライバーを務めたことを思い出した。ところでこのSTOとは、このあとも少し長く付き合うことになるのだが、そのあたりはここでは割愛する。

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