2024年春の開催を目指して、協定を締結
小池百合子 東京都知事とジェイミー・ライグル フォーミュラEオペレーションズCEOが東京都庁で協定締結式を行い、開催協定が締結された。去る9月20日、小池都知事は令和4年第三回都議会定例会知事所信表明にて、フォーミュラEの2024年の開催を目指すと明言していた。
フォーミュラEは2014年にスタートした世界初のオール電化FIA世界選手権であり、その特性を活かして既存のモータースポーツでは実現が難しい都市部でのレースを実現。世界各国の都市の中心で劇的なレースを展開し、世界の主要自動車メーカーが鎬を削っている。2018年からは日本メーカーの日産も参戦しており、チャンピオンシップを戦っている。
CO2を排出しない環境先進都市「ゼロエミッション東京」の実現に向け、ZEV(ゼロエミッションビークル)の普及に取り組んでいる東京都。今回の締結で明らかになったことは東京ビックサイト周辺にコースが特設され、2024年春に開催されるということだ。
東京都は開催に必要なFIAの承認を得るべく、東京大会を安全・安心に開催できるようこれからフォーミュラEと協力していくという。
■ジェイミー・ライグル フォーミュラEオペレーションズCEOのコメント
「小池都知事とともに、東京都とフォーミュラ E のパートナーシップを発表できることを大変嬉しく、光栄に思います。私たちは、「ゼロエミッション東京」を支持し、2024 年にフォーミュラ E レースの東京都での開催を実現するために共に取り組んでいきます。東京都は、コンシューマーテクノロジーのイノベーターであり、自動車産業のリーダーであり、そして世界的な文化のトレンドセッターとして、世界でも特に象徴的な都市として広く認知されています。フォーミュラ E は、東京都とパートナーシップを結び、その東京都がゼロエミッションへ向けた取り組みにおいて他者の参考になることを嬉しく思っています。」