サニトラふう?など、2台のコンセプトEVは要注目だ
米国自動車用品工業会(SEMA)が主催する、世界最大級のアフターパーツ トレードショーがSEMAショーだ。2022年は11月1日〜4日にラスベガス コンベンションセンターで開催されるが、日産はウエストホールに7台の車両とNISMO アクセサリーパーツなどを出展する。
日産は、すべての人がアクセスしやすい電動モビリティを追求し続ける中、サウスカロライナ州グリーンビルのトミー パイク カスタムと提携して、2台のコンセプトEVをSEMAに持ち込み、将来的にEVで自動車への熱意がどのように発展するかについてのインスピレーションを提供する。
◎サニー LEAF プロジェクト
日産のEVであるリーフ(LEAF)のパワートレーンをクラシックなサニー ピックアップに搭載したコンセプトモデル。しかも、フロントマスクは懐かしの箱スカ(3代目スカイライン)風となっている。
◎アリア サーフワゴン コンセプト
これもEVのアリアをベースに、レトロなデザインと最新のテクノロジーを組み合わせた、ビーチスタイルのサーフワゴンとして再考している。ウッドパネル スタイルのボディサイドや、さまざまなアクセサリーを完備している。
◎オフロード フロンティア V8コンセプト
最近、一部改良されたフロンティアは、2台のコンセプトモデルが出展される。まず1台は、フォースバーグ レーシングが手がけたもので、V8エンジン、独自のサスペンション、ワイドボディ、NISMOのオフロード用パーツなどで、性能を極限まで引き上げている。
◎フロンティア ストリートトラック プロジェクト
もう1台のフロンティアは、日産車の愛好家でインフルエンサーでもあるクリスティーナ・ロキが、特徴的なラッピングを施しユニークなホイールとタイヤを装着してローダウンさせ、1990年代の「ミニ トラッキン」ブームを彷彿とさせるモデルだ。
◎NISMO アクセサライズド Zコンセプト
新型Zは米国でも人気を集めているが、ZオーナーやファンのためにNISMOがプロデュースする純正アクセサリー コンポーネントを装着した新型Zも展示される。
◎2023 フォーミュラ ドリフト Z
ドリフト ファンのために、クリス・フォースバーグが駆る2023 フォーミュラ ドリフト Zは1300馬力を発生する。このマシンは、ハイパワーで競争力のあるドリフトマシンを開発してきたフォースバーグ レーシングの豊富な経験に基づいて製作された。
また、SEMAショーの日産ブースでは、Zがモータースポーツで長く成功してきた遺産を守り続けるために、2023年にサーキットに登場するレース専用モデル、「Z GT4」を一般公開する。このマシンと、日産の2023年シーズンのレース計画に関する詳細な情報は、11月1日16時(現地時間)にSEMAショーの日産ブースで開催される特別イベントで発表される予定だ。