残価設定なしのカーリースについて知りたい人は必見です。カーリースは車両価格を据え置く残価設定を行い、利用期間や月額利用料を抑えています。その反面ルールが多く、利用者に不満もあります。そこで登場したのが、残価設定なしにより今までデメリットと言われた部分を取り去ったプランです。ここでは残価設定なしプランを用意するリース会社を紹介し、その特徴を解説します。
カーリースは、購入よりお得になるよう残価を設定して、クルマの利用しやすさを向上させる便利な制度です。しかし契約方法によっては契約満了時に残価精算が発生するため、カーリース自体がデメリットと言われることもあります。
その多くは、走行距離制限や返却時の原状回復でしょう。これらは返却時に大きな費用負担になるからです。
そこで、これらのデメリットを払拭するため登場したのが、残価設定なしのカーリースです。残価を設定しないので、距離制限や原状回復が不要なため、カスタムも自由自在です。しかも、最終的にクルマがもらえるプランとしている場合がほとんどです。
ここでは、カーリースでありながら購入と変わらない利用ができる「残価設定なしプラン」を用意するリース会社を紹介し、「残価設定なし」がどのようなサービスなのか詳しくお伝えします。
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残価設定なしのおすすめカーリース5選
カーリースの中に残価設定なしを謳っている業者も数多くあります。残価設定は月額利用料を安くできますが、定められたルールがユーザーの負担となっている場合があります。
残価設定を設けないことで、もっと使いやすくしたカーリースの登場は、ユーザーがカーリースを選べる範囲を大きく広げました。その中でも、おすすめの残価設定なしのカーリースは以下の5つの業者です。
- ①MOTAカーリース
- ②カーコンカーリース「もろコミ」
- ③コスモMyカーリース
- ④オリックスカーリース
- ⑤ニコノリカーリース
①MOTAカーリース
残価設定なしの場合のリース期間 | 5年、7年、11年 |
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車種 | トヨタ、レクサス、日産、ホンダ、マツダ、スバル、三菱、スズキ、ダイハツ |
メンテナンス | メンテナンスパック・・・ 車検整備(24カ月点検)、法定12カ月点検、オイル交換(年1回、点検時)、オイルフィルター交換(年1回、点検時)、ワイパーゴム交換(年1回、点検時) |
メンテナンスプレミアム・・・ メンテナンスパックに加え、ブレーキオイル交換(車検時)、エアコンフィルター交換(車検時)、LLC交換(車検時)、タイヤ交換(5年/7年リースは1回、11年リースは2回)、バッテリー交換(5年/7年リースは2回、11年リースは3回)、ブレーキパッド交換(5年/7年リースは1回、11年リースは2回)、その他消耗品(点火プラグ交換、ATオイル交換、Vベルト交換)(5年/7年リースは1回、11年リースは2回) | |
走行距離制限 | 走行距離制限は一切なし |
任意保険 | ユーザー自身で加入できるので等級が引き継げる MOTAカーリースでも保険を紹介 |
もらえるプラン | 契約満了時に全車種もらえる |
【おすすめポイント】
- クルマのカスタムも自由
- 全車残価設定がなくリースが終了すれば必ずもらえる
- 契約満了時に破損や故障による追加請求は一切なし
MOTAカーリースは、新車契約でも最後に必ずもらえます。
走行距離制限がなく返却の必要もないので、クルマのカスタムも自由自在であり、今までのカーリースの常識を覆しているサービスです。
一般的なカーリースでは、返却時にクルマを査定して、修理が必要と判断されると実費を請求されます。MOTAカーリースなら返却しなくて良いので、故障や破損があっても修理費用を請求される心配がありません。
また、今回紹介している5サービスの中でも、最も短い5年の短期プランが用意されているのも嬉しいポイントです。リースの支払期間に長期間縛られたくない人にはピッタリでしょう。
さらに、メーカーのリースサービスと違い特定メーカーにこだわらず、幅広い国産メーカーの中からクルマを選択可能です。
残価設定がないと月額利用料が少し高めになりますが、MOTAでは頭金やボーナス払いにも対応しているので、月額利用料を減らす契約も可能です。
総合的におすすめできるサービスなので、選択に迷ったらMOTAカーリースを利用してはいかがでしょうか。
②カーコンカーリース「もろコミ」
残価設定なしの場合のリース期間 | 75年、97年、11年 |
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車種 | トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、スバル、三菱、スズキ、ダイハツ |
メンテナンス | 軽自動車のみメンテナンスパックを月々3,630円~付けられる |
走行距離制限 | 月間2,000km |
任意保険 | リースカー専用自動車保険 返却時に、20万円を限度として修理費を支払う「リースカー車両費用に関する修理費優先払特約」や全損時の中途解約費用を賄える「リースカー車両費用特約付き」も用意 |
もらえるプラン | もらえるプラン11・もらえるプラン9・もらえるプラン7のほか、もらえるプラン特選車(7年契約)がある |
【おすすめポイント】
- 損耗・損傷、月間走行距離設定の超過などによる精算がない
- Web上に掲載されていない車種やグレードも個別に見積もり可
- もろコミプラン制約特典がある
残価設定なしで、11年リースの「もらえるプラン11」、9年リースの「もらえるプラン9」、7年リースの「もらえるプラン7」の3タイプを用意しており、いずれも契約満了時にクルマがもらえます。
しかも、契約期間が一定以上経過すれば、乗り替えも返却も自由にできます。ライフプランに変更があると予想されるユーザーや乗り替えの可能性がある人も、安心して利用できます。
また、Web申し込み限定で「もらえるプラン特選車」も用意しており、こちらを選ぶとメンテナンスパックやカーアクセサリーセットが毎月のリース料金に含まれています。
③コスモMyカーリース
残価設定なしの場合のリース期間 | 9年 |
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車種 | トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、スバル、三菱、スズキ、ダイハツ |
メンテナンス | フルメンテナンスのゴールドパック、リーズナブルなシルバーパック、税金のみ含まれるホワイトパックの3種類 |
走行距離制限 | 契約時に相談できる |
任意保険 | ユーザーが加入するのが基本だが、コスモMyカーリースでも紹介している また、保険料を月額に含めることも可能 |
もらえるプラン | クルマがもらえる9年コース |
【おすすめポイント】
- ゆっくり楽々支払いで最後は自分のクルマに
- メンテナンスパックの種類でガソリン割引あり
ガソリンスタンドのコスモ石油グループのカーリースなので、ガソリン割引サービスが付帯します。ゴールドパックなら10円/L引き、シルバーパックなら6円/L引き、ホワイトパックでも2円/L引きなので、コスモのスタンドが近くにあるならかなりお得です。
申し込みはPC・スマホ・店頭で可能ですが、契約は店頭のみになります。店頭には、カーリースに詳しいスタッフ「カーライフコンシェルジュ」が常駐しているので、ユーザーのライフスタイルに合ったカーリース契約をお手伝いします。
④オリックスカーリース
残価設定なしの場合のリース期間 | 7年、9年、11年 |
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車種 | トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、スバル、三菱、スズキ、ダイハツ |
メンテナンス | どのコースもメンテンナンスサポートは同じで、車検無料クーポンとオイル交換無料クーポンが付帯 |
走行距離制限 | 契約満了前に解約・返却される際の走行距離が(経過月数×2,000km)を超えた場合、8円/㎞の追加請求が発生 |
任意保険 | 契約者自身で加入 オリックスカーリースでもおすすめ自動車保険を用意 |
もらえるプラン | いまのりセブン、いまのりナイン、いまのりイレブン |
【おすすめポイント】
* 各プランともに一定期間経過すれば乗り替えも返却も自由
* 基本のリース料を支払うだけで、オイル交換や車検時の基本点検の無料クーポンが付いてくる
* 各プランの契約満了2年前から、乗り替えや返却が自由
オリックスカーリースの「いまのりイレブン」「いまのりナイン」「いまのりセブン」のどれを契約しても、契約満了2年前からいつ返却しても0円で解約ができます。
通常、残価を設定していれば、途中解約すると必ず違約金や清算金が発生します。オリックスカーリースでは残価設定がないので、決められた期間以上利用すればいつでも解約可能です。
契約期間中の整備は、特別なメンテナンスプランは用意していませんが、必要最低限の整備がクーポンで配布されるので、余計な出費を気にする心配はありません。
車検クーポンには、基本整備料のほかに「ブレーキオイル交換」「LLC交換」「ウォッシャー液補充」「タイヤローテーション」も付帯します。ユーザーが負担するのは、「タイヤ交換」「バッテリー交換」「ユーザーの不注意による破損程度」なので、かなり充実したサービスと言えます。
⑤ニコノリカーリース
残価設定なしの場合のリース期間 | 9年リースが基本だが、ユーザーのニーズに合わせて変更可能 |
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車種 | トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、スバル、三菱、スズキ、ダイハツ |
メンテナンス | フルメンテナンスのライトプランのほかに、タイヤ4本交換、バッテリー交換も含まれるバリュープランも用意されている |
走行距離制限 | なし |
任意保険 | 契約者自身で加入のほか、ニコノリカーリースでもリースカー専用任意保険の提案を行っている |
もらえるプラン | もらえるパック |
【おすすめポイント】
* リース期間中、ガソリン5円/L引きあり
* 業界最安値の月額5,500円から新車がもらえるプラン有
* 全国どこでも自宅にいながら新車が届く
通常のカーリースはWeb上のプランからしか選べません。しかしニコノリカーリースなら、問い合わせることで未公開のプランも選べ、ユーザーのライフスタイルに合わせたプラン設計も可能です。
クルマ選びも、購入時と同じように車種やグレードだけでなく、ボディカラーやオプションも好きなように選べます。どれにしようか迷った場合も、プロから的確なアドバイスがもらえます。
リース会社によっては、引っ越しするとメンテナンスプランが引き継げない場合もありますが、ニコノリなら、全国どこに引っ越しても近くの工場にメンテナンスを引き継げるので安心してクルマを利用できます。
残価設定なしカーリースのメリット5つ
残価設定は、カーリースの契約料を安くするために必要な手段ですが、その他には大きなメリットが殆どありません。一転、残価設定なしであれば以下の5つのように多くのメリットがあります。
- ①残価設定がないので契約満了後は自分の所有物になる
- ②走行距離制限がない
- ③原状回復の必要がない
- ④中古車相場の影響を受けない
- ⑤ペット同乗が可能で、たばこも吸える
①残価設定がないので契約満了後は自分の所有物になる
残価設定とは、カーリースを契約するときに契約満了時のクルマの価値をあらかじめ決めて月額利用料を安くするシステムです。よって、通常であれば契約満了時には支払が済んでいない残価が残っているので、カーリースは返却が必要になります。しかし残価設定がなければ、契約満了時は0円なのでクルマをもらうことが可能です。
残価設定なしは0円に設定されます。契約満了時のクルマの価値は0円ですが、これはカーリース会社が決めたものです。つまり実際は、契約満了時に0円になるとは限りません。
本来、契約満了時に差額が出れば精算するのがカーリースです。しかし残価設定なしの場合、クルマの価値が上がっていたとしても契約者が精算する必要は全くないので、必ずクルマがもらえます。
また、契約満期を迎えれば下取りや買取に出すことも自由なので、次のクルマの購入資金に充当することも可能になります。
②走行距離制限がない
残価設定をした一般的なカーリースでは、契約満了時にクルマの価値の下落を抑えるため走行距離制限を設けます。残価設定なしのプランの多くは、走行距離制限を設けていません。
走行距離は、中古車市場においてクルマの価値を決める重要な要素です。残価設定があるカーリースでは、走行距離が伸びすぎて価値を落とすのを避けるために走行距離制限が設けられます。しかし残価設定なしは最終的にもらえるプランなので、契約満了時のクルマの価値は全く関係がないため、走行距離制限を設ける必要性がないのです。
走行距離制限は、一般的に一月あたり1,000kmから1,500kmに設定されていますが、少し多めに走る人には、この距離制限では足りません。例えば毎日の通勤で片道20km走行すると、1日は40kmです。1カ月通勤した場合、25日稼働で1,000kmになります。そして休日に200kmを3回走行すれば、1,500kmを軽く超えてしまいます。
残価設定のないカーリースなら走行距離制限がないので、どれだけ走ってもペナルティーの発生を気にする必要はありません。なかには走行距離制限を設けているプランもあり、一般的な走行距離よりはるかに多い2,000kmで設定しているので、ほぼ問題ないと言えるでしょう。
③原状回復の必要がない
カーリースは契約満了で返却が基本なので、契約時の状態に戻す必要があります。つまりカスタムしていたり破損しているなら、修復して原状回復しなければなりません。しかし残価設定なしのプランなら、原状回復をしなくても良いので、好きなようにクルマを使えます。
カーリースで決める残価設定は、通常のクルマの使い方で契約満了時の状態を予想して決めています。一般的でない使い方をしたクルマは市場価値を著しく下げるので、カスタムしていたり酷く破損していると、修理費が実費で請求されます。
その反面、残価設定がないと契約満了時のクルマの価値は0円としているので、どんなカスタムをしても、どんなにクルマにキズを作っても、問題ありません。
④契約満了時の精算を恐れず使える
残価設定があると、契約満了時の中古車相場の影響を受けて精算が必要となることがあります。残価設定がない場合は、中古車市場価格がどんなに変動しても影響を受けることはないので、最終的な精算を恐れないですみます。
残価設定カーリースには、オープンエンド方式とクローズドエンド方式の2種類があり、オープンエンド方式の場合、契約満了時にクルマの価値が残価を下回ると清算金が発生します。
オープンエンド方式では、残価を契約者と一緒に決める残価公開型なので、利用期間中から中古車相場が気になってしまうでしょう。その反面、残価設定なしなら返却が必要ないので、精算は発生しません。
⑤ペット同乗が可能で、たばこも吸える
カーリースの多くは、ペット同乗や車内での喫煙は禁止されています。一方、残価設定がないカーリースなら、ペット同乗も喫煙も自由に行えます。
残価設定がないカーリースなら最後は自分のクルマになります。返却して中古車として再販されないので、購入したクルマと同じような使用が可能です。つまり、ペット同乗による抜け毛があっても、ペット臭やタバコ臭があっても問題ありません。
残価設定なしは最終的にクルマの返却が不要なプランなので、もし乱雑な使い方をしてクルマの価値が下がっても、再販することがないのでペット同乗も喫煙も自由です。
→【残価設定なし!】MOTAのカーリース公式サイトはこちら!
残価設定なしカーリースのデメリット3つ
残価設定なしはカーリースのデメリットを払拭したプランですが、使う人によっては残価設定なしがデメリットに感じることもあります。特に以下の3つはライフスタイルに合わない場合があるでしょう。
- ①契約期間が長くなる
- ②月額利用料が高い
- ③選べる車種が限定される場合も
①契約期間が長くなる
残価設定は、車両価格を据え置くことで月額利用料を安くでき、契約期間を短くすることも可能です。しかし残価設定がないと、車両価格の据え置き分がないので契約期間が長くなるデメリットがあります。
残価ありのプランでは3年や5年といった契約が主流で、なかには短期の1年契約もあります。しかし残価なしプランでは、7年以上の契約で最終的にクルマの価値がなくなる頃にもらえるプランとしていることが多いでしょう。
契約期間を長く取らなければクルマの価値を消費できないので、残価設定なしで契約期間を短くできません。
②月額利用料が高い
残価設定なしは残価が0円なので、契約時に車両本体価格全てを利用料として支払う契約をします。そのため、残価を設定するカーリースより利用料金が高くなります。
残価設定があるカーリースは返却が前提なので、契約満了時の残価をあらかじめ設定することから、毎月のリース料金は安くなります。例えば、300万円のクルマの残価が100万円だった場合、200万円を月額利用料として支払いますが、残価0円の場合300万円を毎月の利用料として支払います。
車両本体価格が高くなるほど月額利用料も高くなる傾向にあります。また、残価を多く取れる車種の場合、月額利用料は抑えられますが、同一車種で残価なしを設定すると、全額利用料として計算されるので月額利用料で大きな違いが出てきます。
③選べる車種が限定される場合も
残価設定なしプランは、カーリース会社によって選べる車種やグレードが限られていることがあります。例えばミニバンをカーリースしたくても、残価設定なしではコンパクトカーや軽自動車しか選べないリース会社もあります。
一般的なカーリースは、扱うクルマ全てをカーリースとして利用できますが、残価設定なしの場合は乗りたいクルマが選べないこともあるので、事前にリース会社に確認を取ったほうが良いでしょう。
残価設定なしとクローズドエンド方式の違い
残価設定ありのプランに、クローズドエンド方式のカーリースがありますが、こちらも契約満了時に精算がありません。しかし、クローズドエンド方式と残価設定なしでは大きな違いが3つあります。
- 残価設定なしは自分のクルマになるがクローズドエンド方式は返却か再リース
- クルマの状態で契約満了後に発生する費用に違いがある
- 残価設定なしで選べないクルマもクローズドエンド方式なら選べる
残価設定なしは自分のクルマになるがクローズドエンド方式は返却か再リース
残価設定なしとクローズドエンド方式の契約満了時の違いは、残価設定なしなら自分のクルマとしてもらうことが可能ですが、クローズドエンド方式は返却が基本です。
クローズドエンド方式は、残価を公開せずに契約する方法なので、契約満了時の査定額も知らされません。そのため、契約満了時にクルマを自分の所有物にしようと買取を申し出ても、それはかないません。
残価設定なしの場合は、自分のクルマとしてもらえるほか、リース会社によっては返却も乗り替えもできるので、かなり自由度が高いプランと言えるでしょう。
クルマの状態で契約満了後に発生する費用に違いがある
クローズドエンド方式は残価精算がありませんが、クルマの返却が基本です。そのため、返却時の査定でクルマに破損や汚れなどが多いと、追加費用が発生します。残価設定なしは、どんなにボロボロに使用しても追加費用は発生しません。
クローズドエンド方式は、契約満了時にクルマの価値がどの程度か必ず査定します。このとき通常使用での劣化であれば、査定額と残価に差が出ません。むしろクローズドエンド方式では、かなり過酷な使い方をした場合の残価を設定する場合が多いので、よほどのことがなければ追加費用は発生しません。
しかし、カスタムでクルマ本体に穴開けなどの加工を加えると、著しくクルマの価値が落ちるため、差額請求されます。それが残価設定なしの場合なら、穴開け加工などをしても全く問題ありません。
残価設定なしで選べないクルマもクローズドエンド方式なら選べる
残価設定なしでは、リース会社によって選べるクルマやグレードが限られていることがありますが、クローズドエンド方式なら、リース会社で用意するクルマは全てリースできます。
残価設定なしプランもクローズドエンド方式も契約満了時に残価精算はありませんが、欲しいクルマが選べないのであれば、カーリースを選ぶメリットはありません。そのため、欲しいクルマが必ず選べるクローズエンド方式のほうがメリットが多い人もいるでしょう。
またメンテナンスプランも、残価設定なしプランでは選べないこともあり、クルマの維持費を月額利用料のほかに負担しなければならない場合もあります。
まとめ
残価設定なしのカーリースは、残価を0円にすることで最終的にクルマがもらえるプランです。そのため、契約中は他のカーリースのような走行距離制限やカスタム制限もなく、自由にクルマを使用できます。
ただし、残価を0円にするので契約期間が長めになるほか、月額利用料も残価設定ありに比べると高くなるため、ライフプランやどのようなクルマの使い方をするのかよく考えて選ぶようにしましょう。