画像: メルセデス・ベンツSクラスの買取価格を公開!高額査定を引き出す方法について

メルセデス・ベンツSクラスの買取価格を知りたい方必見です!高級車はどうしてもリセールバリューが悪いことで知られていますが、メルセデス・ベンツSクラスは、高級車の中でも残価率が高くなっています。ここでは、実際の買取価格を公開し、どうすれば高額査定を引き出せるか、そのポイントをお伝えします。

メルセデス・ベンツがのフラッグシップモデルであるSクラス。常に最先端の技術を投入して時代をリードしてきました。

もちろん中古車市場でも人気のクルマの一つであり、新車では手が出ない購入層が狙っていることが大きな理由です。また、消耗品を交換しながら維持すれば、20万kmや30万km程度など、ものともしないクルマの頑丈さも求める方が多い理由でしょう。

このように需要のあるクルマですので、買取でもある程度の高額査定が期待できます。とはいえ、売却先を選ばなければ、思い通りに買取してもらえないのも特徴です。

ここでは、楽天Car車買取からの情報提供のもと、実勢買取価格を公開し、少しでも高く売却する方法をお伝えします。

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メルセデス・ベンツSクラスの買取価格データーを公開!

メルセデス・ベンツは世界初の自動車として認定されたクルマを生産したメーカーで、常に最先端を走ってきました。その由緒ある自動車メーカーのフラッグシップがメルセデス・ベンツ Sクラスです。

Sクラスは、1972年に登場し50年以上、世界の人に愛されてきました。日本でも、新車のみならず中古車人気も高く、多くのメルセデス・ベンツ Sクラスが流通しています。

4代目メルセデス・ベンツ Sクラスの買取実績

4代目メルセデス・ベンツ Sクラスは、登場が1998年。すでに24年も前のクルマですが、中古車人気は依然高く、未だに多くの4代目Sクラスが販売されています。

画像: 4代目メルセデス・ベンツ Sクラスの買取実績

気になる買取価格は以下の通りです。

年式買取総額
2002年166,800円
2003年400,000円
2004年153,600円~355,000円
2005年448,000円

※情報提供:楽天Car車買取

今回紹介するデータは2002年モデルからの買取価格です。20年前のクルマというと、通常は買取価格がつかないことも珍しくないですが、さすがメルセデス・ベンツ Sクラスだけあって15万円を超える買取価格が付いています。

それぞれの年代の買取価格を見ると、最終モデルの2005年モデルとそれ以前のモデルで買取価格に差がほとんどありません。ここまで古くなると、年式よりクルマの状態が買取価格に影響していると言えるでしょう。

メルセデス・ベンツ Sクラスは、定期的にメンテナンスをしていれば、非常に長く乗り続けられるように設計されています。しかも国産車と異なり、古いタイプの部品も新品が購入できるのも、今もメンテナンス可能であることが、今も取引が行われる理由です。

大切に扱ってきた4代目メルセデス・ベンツ Sクラスであれば、上記のように数十万円の価格がつくことも十分考えられます。

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5代目メルセデス・ベンツSクラスの買取実績

5代目メルセデス・ベンツSクラスは、2005年10月から国内販売が始まりました。

古さを感じさせないスタイルの中に豪華というより品格がある佇まいが魅力的な1台でしょう。いつかは5代目メルセデス・ベンツSクラスが欲しいと狙っていた方も多く、中古車市場では活発に取引されています。

画像: 5代目メルセデス・ベンツSクラスの買取実績

気になる買取価格は以下の通りです。

年式買取総額
2007年1,155,000円
2008年640,000円~786,000円
2010年704,000円~1,330,000円
2012年1,154,000円~1,700,100円

※情報提供:楽天Car車買取

10年落ち以上にも関わらず、100万円を超える買取価格をたたき出すところは、さすがメルセデス・ベンツSクラスと言ったところでしょう。

ほぼ年式相応に買取されていますが、程度が良いほど高額買取になるのは間違いありません。メルセデス・ベンツは、どの車種にも言えますが、消耗品を適正に交換していればいつまでも新車の乗り味を保てる特徴があります。

10年落ち程度なら消耗品を適正に交換していれば買取価格は期待できると言えます。また、この年代あたりには、社外パーツでカスタムしている車両もありますが、メルセデス・ベンツ Sクラスの良さを求めるユーザーはオリジナルを求めているので、高額買取を目指すなら販売時と同じ状態で買取査定に出すとよいでしょう。

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6代目メルセデス・ベンツSクラスの買取実績

6代目メルセデス・ベンツSクラスは、2020年まで販売された先代モデルと言うこともあり、買取価格はかなりの高値を推移しています。その実勢買取価格は以下の通りです。

年式買取総額
2015年4,044,000円~4,104,200円
2018年5,104,000円~5,470,000円
2020年8,504,000円

※情報提供:楽天Car車買取

画像: 6代目メルセデス・ベンツSクラスの買取実績

新車価格が1000万円を超える高級車だけあって、各年式共に良い金額で買取されています。高級輸入車もSUVがもてはやされる中、超高級車のメルセデス・ベンツ Sクラスであれば、2年落ちでも約50%残価率を誇る所が素晴らしいの一言です。

ただし、買取実績を見ると、年式が古くなるほど買取価格が安くなる傾向が見られるので、6代目メルセデス・ベンツ Sクラスを売却するなら、早めに行動したほうが値落ちが少なくて済むでしょう。

もちろん、グレードが多く用意されているので、買取価格はグレード順になると言えますが、それぞれの年代を見ても値幅にそれほど価格差が無いことを考えると、中古車買取ではグレードが買取に大きく影響することはなさそうです。

メルセデス・ベンツ Sクラスの中古車に求められるのは、走行距離が少ないこととクルマの状態が良いことです。この年代を求めるユーザーは、中古車購入後に長く乗ることを考えているほか、購入後のメンテナンスも気にしているので、できるだけ状態の良いメルセデス・ベンツSクラスは高値で買取られるでしょう。

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メルセデス・ベンツSクラスの中でも高額査定が期待できるモデルやグレードは?

メルセデス・ベンツSクラスには、各年代共に非常に多くのグレードが用意されています。どのグレードも贅を尽くした装備を纏い、大きさを感じさせない取り回しの良さと、長距離を移動しても疲れない乗り心地の良さは、メルセデス・ベンツSクラスの醍醐味と言えるでしょう。

それぞれのグレードで乗り味や装備がことなるほか、サブブランドのAMGを用意するなど、幅広いユーザーに好まれるような構成となっています。その中でも人気があり、高額査定が期待できるモデルやグレードは、以下の4つでしょう。

  • ①買取評価が高いのはガソリンモデル
  • ②パッケージング化されたオプションが装備された個体は高額査定が期待
  • ③人気のボディカラーはホワイト系とブラック系の個体
  • ④国内では右ハンドルだと査定額アップの傾向

①買取評価が高いのはガソリンモデル

メルセデス・ベンツSクラスには、パワーユニットにガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、そしてハイブリッドエンジンの3タイプが用意されています。ハイブリッドモデルは、5代目のW221ロングモデルが輸入車初のハイブリッドモデルでしたが、搭載するエンジンは3.5L V6エンジンということもあり、それほど注目されておらず、大排気量のガソリンエンジンモデルに人気が集まっています。

メルセデス・ベンツSクラスと言えば、イメージ的に大排気量のガソリンエンジンであると考えている方が中古車購入層には多く、特にS500やS550といった大排気量エンジンならではの太いトルクで優雅に走れるモデルに人気が集まります。こうしたモデルは市場でも活発な取引が行われているため、査定でも高評価に繋がりやすいと言えます。

②パッケージング化されたオプションが装備された個体は高額査定が期待できる

Sクラスは、標準装備でも十分内容が充実していますが、それぞれのグレードごとにパッケージオプションを用意しており、それらを装着しているとさらに豪華装備になるため高額査定に期待が高まります。

パッケージオプションには、それぞれの年代やグレードにより選べる装備がことなるほか、上級グレードには標準となる装備もあります。エントリーグレードなどは上級グレードに標準装備となるオプションを装備しているとプラス査定が期待できます。
このほか、高級車でスポーティさとは遠いようにも感じますが、メルセデス・ベンツSクラスにもAMGスポーツパッケージが用意されており、これを装備した個体の買取金額は、かなり期待できると言っていいでしょう。

③人気のボディカラーはホワイト系とブラック系の個体

メルセデス・ベンツSクラスも、ほかのクルマと同じようにホワイト系とブラック系が中古車市場で人気があるため、高値買取が期待できます。

用意されるボディカラーは数多くありますが、意外にも黒系、白系、シルバー系が数種類ずつ用意されています。しかも同じ色系でも並べて比べないと違いが判らない方も多いのもメルセデス・ベンツSクラスのボディカラーの特徴です。

しかし、荘厳な雰囲気を演出するボディカラーの中で、特にオブシディアンブラックが人気あるほか、ホワイト系ならダイアモンドホワイトが人気です。

④国内では右ハンドルだと査定額アップの傾向

かつて、輸入車と言えば左ハンドルが人気の時期がありましたが、現在の中古車市場では、右ハンドルの人気が高くなっています。

右ハンドルが人気の理由は、もちろん国内の交通事情にあった走行が安易にできることです。左ハンドルでは、追い越し時の見切りの悪さや、右折時の安全確認が難しいこと、さらに助手席から降りるときの安全性の問題が大きな理由です。

この他に、駐車場のチケットは右ハンドル用なので、左ハンドル用のレーンが無いと不便なこともあるため、右ハンドルのニーズが高くなっています。

使い勝手で言えば、左ハンドルでも左折時の安全確認が楽にできるほか、左に走行する自転車に注意するときにも安心して運転できるメリットもあります。また、ショーファーカーとしてメルセデス・ベンツ Sクラスを使用する方も多いので、後席のドアの開閉を運転手がやりやすいと言ったメリットもあるでしょう。

しかし中古車で購入する方は、ショーファーカーとして利用する方はほとんどいません。運転のしやすさを選ぶので、右ハンドルのほうが中古車市場では需要が高いことから買取も右ハンドルが有利です。

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メルセデス・ベンツSクラスを少しでも高く売却する方法

クルマを売却するときに、誰もが少しでも高く売れたほうが嬉しいはずです。それはメルセデス・ベンツSクラスのオーナーも同じでしょう。しかし、高く売りたいと漠然と思っているだけでは、どんな素晴らしいクルマでも高く売却できません。そこで、少しでも高く売却するなら、以下の6つのポイントを実践するとよいでしょう。

  • ①出来るだけ多くの買取業者で査定する
  • ②内外装をキレイに磨き上げておく
  • ③査定前には私物をクルマから降ろす
  • ④クルマの付属品は全て用意する
  • ⑤故障や破損は状況により修理する
  • ⑥取扱説明書とメンテナンスノートを用意する

①出来るだけ多くの買取業者で査定する

中古車市場で人気の高いメルセデス・ベンツSクラスですので、基本的には何処で買取査定しても査定額はつきやすいはずです。しかし1店舗の買取金額で満足するのは少し勿体ないといえます。すべての買取業者は違う買取査定額を提示するので、できるだけ多くの買取店で査定したほうが高値で売却できるからです。

買取業者は、業者毎で流通ルートが異なっており、流通先の売却金額によって買取価格が変わります。流通先に欲しいユーザーがいる、または自社在庫が少なくなっている、などの事情を持つ買取店に当たれば、他店以上の高額査定がつくことも全く珍しくありません。

このように、お店の事情によっても買取価格は変わりますので、できるだけ多くの買取業者で査定したほうが有利と言えます。

高級輸入車買取専門店だけでなく一般買取にも相談

Sクラスの売却を考える場合、高級輸入車買取専門店のみで査定しようと考える方もいますが、その買取店で欲しいと思わなければ高値は付きません。そこで、一般中古車買取でも査定して比較するとよいでしょう。

専門店では、メルセデス・ベンツSクラスの知識が豊富なので、高値買取に期待を寄せる方もいます。もちろん、それは間違いではありませんが、一般中古車買取でも、メルセデス・ベンツSクラスは、特別なクルマなので、買取はかなり期待が持てます。

しかも大手買取店であれば、全国のグループで共有されるので、欲しい方が見つけやすいことから高値で買取られる可能性が高まります。

下取を検討している場合も買取査定と比較するのがベター

高級輸入車メルセデス・ベンツSクラスをディーラーで乗り替えを検討する場合、クルマの処分と新しいクルマの契約が一度にできる利便性から下取を利用する方が多いでしょう。確かに利便性はありますが、下取査定が高値であるとは限りませんから、少しでも高く売却するなら買取業者での査定も視野に入れましょう。

下取では、次のクルマが納車されるまで今のクルマに乗り続けられます。つまり、納車時のクルマの相場を予想して下取査定するので、納車が遅いほど下取査定は安くなるのが通常です。

反面、買取査定であれば、今の相場から買取額を算出するので、思いもよらない高値が飛び出す可能性があります。そこで、下取査定で終わらせるのではなく、買取査定も試してみるとよいでしょう。

②内外装をキレイに磨き上げておく

買取査定に出す時に、売却するクルマだからと内外装を汚れたまま査定に出す方もいますが、それはマイナス査定の対象となりかねません。Sクラスのような高級車は、見た目や内装の状態も非常に重要で、その魅力を高めるために内外装をキレイにすると評価が高くなります。

外装のクリーニングポイント

Sクラスのような高級車の場合、ガラスコーティングを施工しているオーナーも多いでしょう。しかし、定期的にメンテナンスをしていなければ、せっかくのガラスコーティングは、その効果を発揮しきれません。

そこで、査定前にメンテナンスを行っておくとよいでしょう。もちろん、自分でメンテナンス剤を使用して、ツヤなどを取り戻しておくのも効果的です。

また、ヘッドライトが黄ばんでいると、せっかくの高級車が安っぽく見えるので、売ってしまうからそのままと考えずに、市販のヘッドライトクリーニング剤で問題ないのでキレイに磨いておくと効果的です。

このほか、メルセデス・ベンツに多いのがホイールの汚れです。ホイールがブレーキダストで汚いと、見映えが悪く、査定士にマイナスの印象を与えてしまいかねません。ホイール汚れはホイールクリーナーでキレイにしておき、キレイな状態をキープしておきましょう。

内装のクリーニングポイント

査定では内装の状態をチェックしますが、査定士がクルマに乗り込んだ時に、生活臭があるようではマイナス査定の対象です。車内の臭いの原因は、汚れなので査定前にゴミを掃除機でキレイに吸い取るほかに、拭き掃除も丁寧にしましょう。

拭き掃除では、ダッシュボードやトリム類だけでなく、シートもキレイに拭きます。メルセデス・ベンツSクラスになると、本革シートですから、汚れ落としは硬く絞ったクロスなどで拭き掃除するとよいでしょう。

また、車内に使用されている本革も、キレイに水拭きして汚れを落とすと、車内に嫌な臭いはなくなります。

車内にペットを同乗させていると、ペット臭や抜け毛も査定では大きなマイナスになります。特に抜け毛は専用のブラシで丁寧に取り除くようにしましょう。

年式が新しい場合は状況によって業者にお願いしたほうがお得(査定アップ額≥クリーニング代)です。そこで、査定前にクリーニング業者に相談するとよいでしょう。

③査定前には私物をクルマから降ろす

車内やトランクに荷物を載せている方も多いと思いますが、荷物が乗っているとその下の部分の査定ができないので、適正査定がされない恐れがあります。そこで荷物はすべて降ろしておきましょう。

もちろん、グローブボックスやコンソールボックス内も、紛失などのトラブルを避けるために、クルマの査定に必要ないものは降ろしておきます。

クルマの査定では、どの程度使用感がクルマにあるのか査定するので、荷物があるとその下の部分にどのような劣化があるかわかりません。もちろん、荷物を移動すれば査定できますが、査定士はオーナーの許可なく荷物に触らないことが多いです。

つまり、査定時に荷物があるとスムーズな査定ができないため、査定に時間がかかる場合や、査定価格が本来より低めに提示される恐れもあるので注意しましょう。

④クルマの付属品は全て用意する

メルセデス・ベンツSクラスには、正規品の付属品が搭載されていますが、すべて揃えて査定しましょう。車載工具や正規オプションのフロアマットなど、ネットオークションなどで転売される方もいますが、クルマを購入時に付属している正規品がすべて揃っていなければプラス査定になりません。

車載品には数多くの種類があり、救急セット、車載工具、パンク修理キットなどがありますが、使用期限が過ぎているものや、使用して無くなっているもの以外の付属品は、全て定位置に揃えておきます。

また、何かの都合で純正部品などを取り換えるためのカバーを外している場合は、元の位置にカバーを戻しておきましょう。

⑤故障や破損は状況により修理する

故障や破損があった場合、売却前に修理をした方が良いか悩む方も多いでしょう。また、査定前に修理はしないほうがいいというのが通説でもあります。

しかし、結論としてはメルセデス・ベンツSクラスのような高級車は、修理してからのほうが高く売れる場合があります。

故障や破損しているメルセデス・ベンツSクラスは、オーナーがどのような使い方をしてきたのか様々なイメージをします。故障や破損が原因で手放すのではないのかと考え、他にも不具合カ所があるのではと査定士は不安になります。つまり、故障や破損がないと高額査定が出ます。

ただし、故障修理見積と査定額の比較は必要です。新車価格が高額なので、修理費用もそれなりに高くなりますから、年式が古い場合や、走行距離が多いと査定額は低くなることから、どちらが得かクルマの状態で考える必要があります。

破損は高級車らしさを高めるために修理したほうが良い場合も

破損しているメルセデス・ベンツSクラスは、購入意欲も半減してしまうでしょう。僅かなへこみや擦り傷程度であればそのままでも良いですが、へこみが目立つキズや割れているパーツがあるなら、車両保険を使っても修理したほうが得なことが多いです。

破損修理費用は、ほんのわずかなキズでも10万円を超えるので修理など勿体ないと思うかもしれません。しかし、高級車のメルセデス・ベンツSクラスは、大衆車と違うのでクルマの状態の価値が違います。

へこみや破損が多いと、オーナーの取り扱い方を大きく危惧するので、下回りに打痕がないのか、本当にまっすぐ走るのだろうかなど、様々な不安を査定士は抱きます。

このようなことから、破損カ所を修理しても、その修理費用を十分に賄える買取額が提示されるのもメルセデス・ベンツSクラスです。もし修理したほうが良いかわからない場合は、一度査定して、修理したほうが良いかそこで聞いてみるとよいでしょう。

修理はメルセデス・ケアが使えるなら活用する

メルセデス・ベンツには、メルセデス・ケアと呼ばれる新車登録から走行無制限で3年間保証するプログラムがあります。このプログラムは、消耗品を含むすべての純正部品で不具合があった場合、無償修理するほか、メンテナンス保証として、メーカーが指定するオイル類などの定期交換部品およびブレーキパッドやファンベルトなどの消耗部品の交換も行うのでぜひ利用しましょう。

また、ナビの地図やCOMANDソフトウェア無料更新サポートも2017年4月1日以降のクルマから期間中、地図を2回最新データーに更新できるほか、最新のMBUX/COMANDシステムのソフトウェアも同じく期間中2回アップデートできるので、対象車種は利用しておくようにしましょう。

このほか、メルセデス・ケアが切れている車両は、修理費用が実費になります。しかし、メルセデス・ベンツSクラスでは、修理したほうがお得です。たしかに、修理費用は車両価格に比例して高額になりますが、元々高額なクルマなので買取査定も国産車より高額で買取されるため、修理費用も回収できる可能性があります。例えば、500万円の買取相場とすれば、その1割程度の50万円までは修理費用に回しても買取で得になります。

それは、修理すれば500万円で売れますが、修理しなければ修理代の差額の450万円では売れません。いいところ2割減の400万円程度まで査定額は落ちます。

これは、先にも説明しましたが、故障によりクルマの扱いに不信感が出るためであり、その分マージンを取って査定額を算出するからです。

⑥取扱説明書とメンテナンスノートを用意する

クルマは、取扱説明書とメンテナンスノートが常備されていますが、これはメルセデス・ベンツSクラスも例外ではありません。これらの書類は、すべて用意していなければ査定に大きく響きます。

取扱説明書は、ナビなど車両操作以外の取扱説明書が用意されているので、それらも全て用意します。そして、取扱説明書は、メンテナンスノートと一緒に専用の車検証入れに入れられていますから、車検証入れも一緒に査定しましょう。

取扱説明書は全て準備

取扱説明書は、メルセデス・ベンツの公式HPからダウンロードできるモデルもあります。しかし、重要なのは、ネットでダウンロードした書類ではなく、新車に付属されたオリジナルの取扱説明書です。

また、新車購入時には、取扱説明書は、ビニールをかけてありますから、その状態で保管して有るなら、そのまま査定に出しましょう。

もちろん、COMANDシステムや音声認識機能、インタラクティブ取扱説明書も、すべて用意しなければ査定に影響します。

このほか、純正パーツとしてドライブレコーダーなどを取り付けていると、別途取扱説明書が用意されますから、それらも漏らさずに査定時に提示しましょう。

メンテナンスノートはクルマのコンディションを知るために重要

メルセデス・ベンツSクラスになると、全て正規ディーラーでメンテナンスしている方も多いでしょう。その時に必ずメンテナンスノートに点検や修理状況が記載されます。そこで、メンテナンスノートを見ると、クルマのコンディション状況がある程度把握できるので、必ず時系列で準備します。

メンテナンスノートは、車検証入れに入っていることが多いので、通常はそのままでも問題ありません。しかし、古いメルセデス・ベンツSクラスになると、輸入車専門店で整備している場合もあり、中にはメンテナンスノートに記載しても、そのままグローブボックスに入れてしまっていることもお有ります。

特に古くなると、クルマの状態が大きく気になりますが、メンテナンスノートが残っていれば、クルマの今の健康状態が良くわかるため、定期交換部品が適正に交換されているのか把握できます。よって、査定時に余計な心配をしながら査定する必要がなくなり、高額査定を出しやすくなります。

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メルセデス・ベンツSクラスを適正に査定してもらうための業者選びのポイント

メルセデス・ベンツSクラスは、何処でも査定できますが、適正に査定できるかと言えばそうとも限りません。国産車と異なるクルマの作りというだけでなく、多彩なグレード構成や多くのオプションもあるため、知識がないと査定は思い通りにならないでしょう。そこで、適正に査定してもらうには以下の3つに注意して業者選びをするとよいでしょう。

  • ①メルセデス・ベンツに詳しい業者で査定する
  • ②輸入車全般の知識と実績が豊富な業者に相談する
  • ③左ハンドルなら輸出ルートを持つ買取店に相談する

①メルセデス・ベンツに詳しい業者で査定する

メルセデス・ベンツSクラスの買取で高額査定を引き出すには、メルセデス・ベンツ全般に詳しい買取業者で査定するのが一つ有効です。メルセデス・ベンツに特化していれば、正規ディーラーに劣らない知識豊富なスタッフが多いので適正に査定できます。

特に多くの装備があるメルセデス・ベンツSクラスは、自分で選んだオプションも忘れてしまうことも少なくありません。専門店であれば、オーナーがオプションをアピールしなくても、高額査定に結び付くオプションを高評価できるので安心でしょう。

②輸入車全般の知識と実績が豊富な業者に相談する

高級輸入車を扱う業者であれば、メルセデス・ベンツSクラスの買取に自信があります。様々なクルマを扱うことで、知識も経験も桁違いに多いのが高級輸入車専門店なので、メルセデス・ベンツに特化していなくても高額買取は可能でしょう。

高級輸入車を扱う店舗では、自社で中古車として販売店を併設していることが多いので、メルセデス・ベンツSクラスが欲しい顧客を多く抱えていることも少なくありません。欲しい方がいれば必然的に買取価格も高くなるので一度相談してみるとよいでしょう。

③左ハンドルなら輸出ルートを持つ買取店に相談する

メルセデス・ベンツSクラスは、ショーファーカーとして使用される方も多いので、左ハンドルも多く存在します。しかし国内の中古車市場では、左ハンドルの人気が下がっているので、高く売るなら輸出ルートをもつ買取業者に相談するとよいでしょう。

とくに、年式が古く過走行のメルセデス・ベンツSクラスの左ハンドルは買取価格が限りなく0円になる恐れがあります。これは国内での人気が無いためですが、海外では左ハンドルのメルセデス・ベンツSクラスなら、古くても過走行でも買取が可能です。

しかも右側走行が世界では多いので、左ハンドルのメルセデス・ベンツSクラスの輸出業者の買取はかなり期待できます。

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メルセデス・ベンツSクラスの買取でよくある質問

Q.マイカーローンが残っていますが、買取は可能でしょうか。

A.マイカーローンが残っていても、基本的に買取店を利用できるほか、売却も可能です。通常は、買取価格で残債を精算する形で買取しますが、残債から買取価格を引いて残りのローンがある場合は、買取店で新たなローンの斡旋もしているので一度相談してみましょう。

Q.多くの買取業者での査定とオークション形式と何が違いますか。

A.多くの査定業者に依頼すると、すべて自分で価格交渉するので面倒です。そこでオークション形式であれば、多くの欲しい業者が入札して一番高い価格を付けた業者に売るだけなのでオーナーは面倒な交渉が必要ありません。

まとめ

メルセデス・ベンツSクラスは、メルセデス・ベンツが誇る世界に認知された高級車なので、その魅力を十分引き出すため、査定前には内外装共にキレイにしましょう。特に見えないところに溜まっている汚れはマイナス査定になるので丁寧に美しく仕上げるのが高額査定のポイントです。

査定では、1社で満足せずにできるだけ多くの買取業者で査定することも忘れてはいけません。すべての査定業者の買取価格が違う事を忘れないようにするとともに、専門店だけでなく広く買取業者を利用すると思わぬ高値を引き当てられることも覚えていきましょう。

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