BMW AGはドイツ本国で限定車「BMW 3.0CSL」を発表した。この車両はBMW M GmbH(BMW M社)創立50周年を記念して開発されたアニバーサリーモデルで、世界限定50台が生産される。日本導入は未定。

手作業の部分が多く、生産台数はわずか50台

生産はドイツ・バイエルン州ムースヘニングにある BMW グループのディンゴルフィング工場で、精巧な製造プロセスにおいて行われる。

画像: カーボンをはじめとした軽量素材が多用されるインテリア。CFRPトリムや省かれた防音材がスポーティな雰囲気に貢献。

カーボンをはじめとした軽量素材が多用されるインテリア。CFRPトリムや省かれた防音材がスポーティな雰囲気に貢献。

専用の内装用炭素繊維強化プラスチック (CFRP) コンポーネントは、ミュンヘンとランツフートにある BMW グループのコンポーネント工場で、特別に割り当てられたボディワークのスペシャリストによって手作業で製造される。また、アルパイン ホワイト ユニティの塗装仕上げや、青、紫、赤の統一されたストライプ の塗装も手作業の割合が高く、車両の生産には約3か月かかるという。

BMW 3.0 CSL は、BMW M ブランドの特に忠実で熱狂的なファンのために希少性の高いステータスを与えられているというわけだ。

■BMW 3.0CSL 主要諸元

●全長×全幅×全高:未公表
●ホイールベース:未公表
●車両重量:1625kg(EU)
●エンジン:直6DOHCツインターボ
●総排気量:2992cc
●最高出力:412kW(560ps)
●最大トルク:550Nm
●トランスミッション:6速MT
●駆動方式:FR

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