新しいパワーユニットの開発に向けてフォードとの提携も発表
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2月3日に公開されたF1レッドブル・レーシングの2023年型F1ニューマシン「RB19」。技術的な詳細は発表されていない。
2022年のF1選手権でドライバーズとコンストラクターズの両タイトルを獲得、圧倒的な速さを見せつけたF1オラクル・レッドブル・レーシングが、2023年型マシン「RB19」を発表した。公開された新型マシンの詳細な内容は明らかになっていないが、カラーリングは昨年までのマシンと基本的には同じで、引き続き「HONDA」のロゴも描かれている。
ドライバーラインナップは昨年と同様、マックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスとなるが、リザーブドライバーとしてダニエル・リカルドがチームに復帰することも明らかになった。
2022年シーズンを圧倒的な速さで制しただけに、ライバルチームもレッドブル・レーシングの動きに注目しており、まだ手の内は明らかにされていないが、新型マシンにどのような進化が加えられているのか気になるところだ。
そしてもうひとつ、これがニューヨークで発表会を開催する大きな理由のひとつになったと思われるが、フォードとレッドブル・パワートレインズの提携が発表された。具体的には、2026年からの新しいパワーユニット規定にあわせて、フォードは2026年シーズンから2030年シーズンまで、レッドブル・レーシング、そして兄弟チームであるスクーデリア・アルファタウリにパワーユニットを供給することとなる。フォードとレッドブル・パワートレインズは2023年から新しいパワーユニットの開発に着手する。
レッドブル・レーシングが2026年シーズンからどのパワーユニットを搭載するのか注目を集めていたが、ポルシェでもホンダでもなく、フォードとの提携が発表されたことで、2026年以降をめぐる動きは新しい局面を迎えることになる。
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リザーブドライバーとしてダニエル・リカルドがチームに復帰することも明らかになった。
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レッドブルRB19の発表会にはフォードのジム・ファーリー社長兼CEO(中央)も出席した。