2023年2月9日、FIA世界ラリー選手権(WRC)第2戦ラリー・スウェーデンが開幕する。ラリーは北部最大の都市であるウーメオーに起点に、雪と氷に完全に覆われた森林地帯の未舗装路を特殊な雪道専用の「スタッドタイヤ」で走行。12日にウーメオーでフィニッシュを迎える。

昨年のモンテカルロではトヨタのカッレ・ロバンペラが優勝

昨年のラリー・スウェーデンでは、トヨタのカッレ・ロバンペラが優勝。2位にはヒョンデのティエリー・ヌーヴィル、3位にはトヨタのエサペッカ・ラッピが入った。

画像: 昨年2022年のラリー・スウェーデンで優勝を飾ったカッレ・ロバンペラ(右)とコドライバーのヨンネ・ハルットゥネン。ハイブリッドシステムにトラブルが発生したがなんとか乗り切った。

昨年2022年のラリー・スウェーデンで優勝を飾ったカッレ・ロバンペラ(右)とコドライバーのヨンネ・ハルットゥネン。ハイブリッドシステムにトラブルが発生したがなんとか乗り切った。

初日は先頭スタートとなるロバンペラの苦戦が予想されたが、この日をなんとか2位で終えると、ロバンペラは2番手スタートとなった勝負の土曜日に一気にペースを上げて首位を奪い、そのまま後続との差を広げていった。

最終日にハイブリッドシステムが不調となり、パワーブーストなしでステージを走らなければならなくなったが、ロバンペラはそれまでのリードを守ったままフィニッシュ。自身3勝目、GRヤリス ラリー1にとっての初勝利を挙げるとともに、ドライバーズ選手権リーダーに浮上した。

ロバンペラはここから3連勝を飾り、チャンピオン獲得へ歩み出すことになった。

はたして、2023年 ラリー・スウェーデンはどうなるか。ラリーは現地時間2月9日19時、日本時間2月10日3時にステージ1がスタートする。

画像: 昨年2022年のラリー・スウェーデンを制したトヨタ(GRヤリス)のカッレ・ロバンペラ。

昨年2022年のラリー・スウェーデンを制したトヨタ(GRヤリス)のカッレ・ロバンペラ。

【参考】2022年WRC第2戦 ラリー・スウェーデン 結果

1位:K.ロバンペラ(トヨタ GRヤリス ラリー1)2h10m44.9s
2位:T.ヌーヴィル(ヒョンデ i20 Nラリー1)+22.0s
3位:E.ラッピ(トヨタ GRヤリス ラリー1)+30.6s
4位:勝田貴元(トヨタ GRヤリス ラリー1)+2m19.4s
5位:G.グリーンスミス(フォード プーマ ラリー1)+3m20.4s
6位:O.ロズベルグ(フォード プーマ ラリー1)+5m39.4s
7位:A.ミケルセン(シュコダ ファビア ラリー2エボ)+7m11.1s
8位:O.C.ベイビー(シュコダ ファビア ラリー2エボ)+7m34.3s
9位:J.フッツネン(フォード フィエスタ ラリー2)+8m14.2s
10位:E.カウル(フォルクスワーゲン ポロ GTI R5)+8m24.8s

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