のこぎり歯状のデバイスが「実効空力」を司る
ホンダアクセスが力を入れている「実効空力デバイス」。それってなに?という人も多いかもしれませんが、「実効」の名が示すとおり、空力効果を確実に感じることのできるパーツのことです。状況にもよりますが、5km/hでの低速域においても実感できるそうです。
ホント?と、またまた疑問符が付きそうですが、今回はホンダアクセス 開発部 チーフエンジニアの福田正剛さんに登場願って、詳しい説明をしてもらっています。そこで彼が持ち出したのが、のこぎり歯状の実験用パーツ。この形状が、「実効空力デバイス」の肝となるのだといいますが・・・。
メインディッシュである「実効空力デバイス・テールゲートスポイラー」を装着したシビック タイプRの試乗を前に、まずは標準状態のホンダ N-BOXで実験です。実験用の空力デバイス・・・のこぎり歯状のパーツをルーフの後端に装着して、その効果を試します。
さて、竹岡 圭さんの反応はいかに・・・というところですが、彼女はその効果を確かに感じ取っています。そしていよいよ本番、シビック タイプRの「実効空力デバイス・テールゲートスポイラー」装着車の試乗とあいなります。なにがどう変わっていくのか、お確かめください。
ホンダ シビック タイプR主要諸元
●全長×全幅×全高:4595×1890×1405mm
●ホイールベース:2735mm
●車両重量:1430kg
●エンジン:直4DOHCターボ
●総排気量:1995cc
●最高出力:243kW(330ps)/6500rpm
●最大トルク:420Nm/2600-4000rpm
●トランスミッション:6速MT
●駆動方式:FF
●燃料・タンク容量:プレミアム・47L
●WLTCモード燃費:12.5km/L
●タイヤサイズ:265/30ZR19
●車両価格(税込):499万7300円
●ホンダアクセス シビック タイプR用純正テールゲートスポイラー(カーボン):27万5000円