充実したサービスを誇る大型SA
東海道を上っていくと、最後の難所となるのが箱根の山。その手前にある大型SAが、EXPASA足柄(上り)です。「EXPASA」というのは、普通のSAを超える(EX)という意味合いを込めて、歴史があってサービスが充実する大型SAに与えられる名称。つまり、EXPASA足柄SA(上り)は、よりグルメやショッピングが楽しめる憩いの場という存在となります。
実際、EXPASA足柄(上り)は、レストランやカフェ、テイクアウトのお店だけでなく、コンビニからホテル、そして温浴施設までが用意されています。ドライブ途中の休憩だけでなく、食事からおみやげの用意まで、オールマイティに使える、頼りになるSAといえるでしょう。
気持ちをアゲる! 肉感たっぷりのハンバーグ
そんなEXPASA足柄(上り)でおすすめしたいメニューがハンバーグ。それが、レストラン「ROYAL Garden(ロイヤルガーデン)」の看板メニューとなる「黒毛和牛と黒豚の洋風ハンバーグ膳」(1881円)です。「膳」とありますから、ご飯に味噌汁、お新香が付いています。さらに嬉しいことにドリンクバーもセットに含まれています。
注目すべき点は、もちろんハンバーグ。おいしそうな焼き目は、遠赤外線グリルで8分ほど焼いたことでできるとか。大きさは、おとなの拳骨ほどもある190グラム。ナイフで切り分けると、たっぷりの肉汁があふれ出ます。ここで注目して欲しいのが、ハンバーグの断面。よく見ると、外と内でお肉の大きさが異なります。ミンチは外側が荒く、内側が細かくなっているのです。
この工夫が生み出すのが、大量の肉汁と、そして「肉」らしい食感。肉の旨味と、そして食感という2つが楽しめるのです。これは、気持ちがアガります。また、胡椒が効いてスパイシーなのも特徴でしょう。さらにおいしさを高めてくれるのが、デミグラスソースをベースに醤油など30種以上の食材や調味料を使ったオリジナルのブラウンバターソースです。
牛肉だけ、豚肉だけでは、生まれない奥行きのあるおいしさ。これこそがハンバーグ。今回のグルメは、そのハンバーグの魅力を磨き上げた一皿。満足感の高いグルメでした。