マクラーレン設立の不変のコンセプトを初のダブルパックで表現
ニュージーランド生まれのレーシングドライバーでありエンジニア、ブルース・マクラーレンが英国にレーシングチームを設立したのが60年前のこと。モナコGP、インディアナポリス500、ル・マン24時間耐久レースで優勝を果たし、唯一の「モータースポーツの三冠王」としても知られる。
1993年からは、ロードカー市場にも参入。2010年に設立されたマクラーレン・オートモーティブを中心に、世界40エリアの市場に点在する85超の販売拠点を通じて販売されている。モータースポーツ譲りのテクノロジーが生む高性能モデルであるだけでなく、ラグジュアリー性にも富んだプレミアムモデルとしても世界もハイパーカー市場を牽引している。
そんなマクラーレンが、レゴ・グループとのコラボレーションで企画・製作したのが「マクラーレン レゴ スピードチャンピオン」だ。両社は2015年からパートナーシップを構築、これまでに6台の「レゴ スピードチャンピオンズ
マクラーレンカー」と2台の「レゴ テクニック マクラーレンモデル」を製作してきたが、今回はシリーズ初の2台組「ダブルパック」仕様となる。
あらゆる世代の「ファン」に、新しい体験の場を提供
1台は、モータースポーツシーンにおけるアイコン的存在である「F1 LM」のディテールを忠実に再現。特徴なパパイヤーオレンジのボディカラーに加え、センターポジションンのドライバーズシート、両サイド冷却ダクトまで備えている。
もう1台のSolus GTはバーチャルゲームの世界から生み出されたもので、シングルシーターのコクピットや特徴的なデザインのホイールアーチ、高いダウンフォース性能を実現する巨大なリアウイングといったデザインのツボが、見事に押えられた。
このコラボモデルについて、マクラーレン・オートモーティブ チーフデザイナーであるゴラン・オズボルトは「何歳であろうと、クルマを作り、探求する楽しみを味わうことはできるものです。次の 60 年も、そして、その先を見据える未来のデザイナーやエンジニアにインスピレーションを与えられればと思っています」と語っている。
■マクラーレン レゴ スピードチャンピオンズ 概容
●対象年齢:9 歳以上
●マクラーレンF1 LM:高さ 1.5 インチ(4cm)、長さ 5.5 インチ(15cm)、幅 2.5インチ(7cm)
●マクラーレン・Solus GT:高さ 1.5 インチ(4cm)、長さ 6.5 インチ(16cm)、幅 3 インチ(8cm)
● 価格: オープン価格
●581 ピース限定