リアジャッキがマシンに接していたことが焦点に
サウジアラビアGPはレッドブルの1-2フィニッシュで終了したが、そのレッドブルの後方で展開された3位争いは、スタートで所定位置についていなかったとして課せられた5秒のペナルティをセーフティカー中のタイヤ交換機に消化したフェルナンド・アロンソが、2戦連続で表彰台に登壇して笑顔をはじけさせた。
ところが、表彰台終了後、ペナルティの消化方法が正しくなかったとして、アロンソに10秒のペナルティを課されることになり、アロンソは4位に降格し、ラッセルが3位に繰り上がることになった。
10秒ペナルティの理由は、タイヤ交換機に行った5秒パナルティ消化の際にリアジャッキがマシンに接したことだった。スチュワードは一旦ペナルティ消化を確認したが、レース終盤になってからリアジャッキがマシンに接していたことを問題視、レース後にあらたに10秒ペナルティを課したのだった。
チームは、このペナルティに抗議して再調査を要求。「ジャッキがマシンに触れていることが作業中にあたる」という見解は誤りであったことが判明した。
これにより、レース結果は正式に訂正された。
2023年F1第2戦サウジアラビアGP リザルト
2023年F1第2戦サウジアラビアGP 結果 更新
1位 11 S.ペレス(レッドブル) 50周
2位 1 M.フェルスタッペン(レッドブル)+5.355s
3位 14 F.アロンソ(アストンマーティン・メルセデス)+20.728s
4位 63 G.ラッセル(メルセデス) +25.866s
5位 44 L.ハミルトン(メルセデス) +31.065s
6位 55 C.サインツ(フェラーリ) +35.876s
7位 16 C.ルクレール(フェラーリ)+43.162s
8位 31 E.オコン(アルピーヌ・ルノー)+52.832s
9位 10 P.ガスリー (アルピーヌ・ルノー)+54.747s
10位 20 K.マグヌッセン(ハース・フェラーリ)+64.826s
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11位 22 角田裕毅(アルファタウリ・レッドブル)+67.494s
14位 21 N.デフリース(アルファタウリ・レッドブル)+77.478s
・ファステストラップ: 1 M.フェルスタッペン(レッドブル)1:31.906