三菱自動車工業(以下、三菱)は2023年度内に投入を予定している新型ピックアップトラック「トライトン」のコンセプトカー「三菱 XRT コンセプト(MITSUBISHI XRT Concept)」を、2023年3月21日から開催される第44回バンコク国際モーターショー2023に参考出品する。

力強いカモフラージュ パターンは溶岩のエネルギーを象徴

画像: カモフラージュが施された、三菱 XRT コンセプト。

カモフラージュが施された、三菱 XRT コンセプト。

トライトンは、三菱のピックアップトラックだ。初代は2005年に発表され、今回のコンセプトカーが市販モデルとなれば6代目にあたる。三菱の最量販モデルであり、タイのレムチャバン工場で生産し、世界約150カ国へ輸出している世界戦略車でもある。一部の地域では「L200」の車名で販売されている。現在、日本市場には投入されていないが、2006年〜2011年には日本へも輸入販売されていた。約9年ぶりに全面改良される新型トライトンは、2023年度内にタイで発売した後、アセアンやオセアニアなどに順次展開を拡大していく計画だ。

今回発表されたXRT コンセプトは、その名が示すように新型トライトンのコンセプトカーだ。存在感のある精悍な表情と厚みのあるフードから繋がる水平基調で力強いシルエットのスタイリングをベースに、前後オーバーフェンダーやマッドテレインタイヤなどを装着し、過酷なラリーを走破する力強さ、大地を疾走する躍動感を与えている。また、ボディ全体を噴き出す溶岩のエネルギーを内包する岩石をモチーフにした、力強いカモフラージュ パターンとし、サイドにはラリーアートのブランドアイコンである10本線のグラフィックを配して三菱の走りにかける情熱を表現している。

市販を前にアジアクロスカントリーラリーに参戦予定

画像: まずはアジアクロスカントリーラリー2023での健闘に期待しよう。

まずはアジアクロスカントリーラリー2023での健闘に期待しよう。

三菱が技術支援するチーム三菱ラリーアートは、新型トライトンの改造クロスカントリー車両(T1仕様)でアジアクロスカントリーラリー2023に大会2連覇を目指して参戦する計画だ。アジアクロスカントリーラリーは27回の開催実績を持つ、アセアン最大規模のクロスカントリーラリー イベントで、2023年は8月中旬、タイを中心にラオスへ至る総走行距離2000km以上の過酷なコースで競われる予定だ。2022年はチーム三菱ラリーアートが現行型トライトンで初参戦で総合優勝を果たしている。

総監督は2002~2003年のダカール ラリーで2連覇した三菱の増岡浩が引き続き務め、エンジニアが事前テストやラリー本番に帯同してサポートする。三菱は、ラリーを通じて得たノウハウを市販車にフィードバックし、どんな天候や路面でも安心して楽しめる三菱らしいクルマづくりを推進していく。

三菱の加藤隆雄社長は、以下のように語っている。

「2023年度は、トライトンの全面改良や新型コンパクトSUVの投入など、アセアン事業を加速させていく重要な年です。新型トライトンは世界中で厳しい耐久試験を実施するとともにラリーでの知見も生かされており、順調に仕上がっています。これらの新型車の投入を軸にさらなる成長に向けて邁進してまいりますので、これからの三菱自動車にどうぞご期待ください」

この新型トライトン、日本へ久しぶりに導入されるという噂もある。まずは新型トライトンのアジアクロスカントリーラリー2023での健闘を祈りつつ、日本導入に期待することにしよう。

This article is a sponsored article by
''.