ワンオフ制作された用品も装着するウサップワゴン
さて、そんなホンダ ステップワゴンとDODのコラボレーションは、ひとつのデモカー「ウサップワゴン」で表現されている。この名称はおそらくDODのブランドロゴ、うさぎに由来するのだろう。ボディはブランドカラーの「DODタン」に塗り替えられ、マットブラック塗装の前後バンパー、ブラックのスチールホイール&オールテレーンタイヤ(ヨコハマタイヤ ジオランダー A/T-S)を装着。
さらに、4WDカーパーツの企画製造で知られる4×4マチヤマとの共同開発でワンオフ制作されたルーフキャリアやリアラダーに加えて、スーリー(THULE)製のカーサイドタープもキャンプ要素を強めるアイテムとなっている。
本コラボを実現させたホンダ広報部の担当者、野々村氏によるとボディカラーを決定するにも試行錯誤といくつかの段階を経て完成した賜物。またバンパーを「無塗装によるブラック」ではなくあえてマットブラック塗装を施されたことにも開発陣のこだわりもあったのだという。
ウサップワゴンは今後、DOD主催のイベント「DOD HOLIDAY! in DOD CAMP PARK KYOTO」(3月25日〜26日に開催された)や各種アウトドアイベントなどにて展示される予定。
ちなみに、DODはこれまでもさまざまなコラボ企画に参加、キッチン用品の「ブルーノ」やメガネの「Zoff」、住宅メーカーの「ユニバーサルホーム」などいずれもが製品化されてきた。ステップワゴンとのコラボも次なる展開があると面白そうだが、さてどうだろう。
ホンダアクセスが提案する「テント泊仕様」と「車中泊仕様」
今回の発表を前に行われた撮影会では、ホンダアクセスが「4人キャンプ」と「親子2人車中泊キャンプ」を想定した道具を積載、純正アクセサリーを装着するステップワゴンのデモカー2台も用意されていた。