オフローダーの雄ジープ「ラングラー」の2024モデルが登場。内外装を中心にフェイスリフトが行われるとともに、上級グレード「ルビコンX」の追加も行われた。
より押出しが強調された7スロットグリル
そのタフさで他の追従を許さないジープ「ラングラー」ファミリー、「スポーツ」「ウイリー」「サハラ」「ハイ アルティチュード」「ルビコン」「ルビコン392」にフェイスリフトが加えられた。
まず目をひくのが、より頑強なイメージとなった佇まいだ。フロントは、伝統の7スロットグリルにブラックの折り目模様が施され、それこにニュートラルグレイメタリックの縁取りが施される。車高も高められ、タイヤは32インチから35インチまでを選択できる。
インテリアは、コネクティッド系の充実がメイン。5世代目となるボイスコントロール機能を持つ12.3インチタッチスクリーンが搭載され、各種操作を担うが、その反応はこれまでの5倍以上になるという。アップルカープレイやアンドロイド オートへの対応も可能だ。
エクステリア、インテリアの一部変更にともない、新グレード「ルビコンX」の追加も行われた。パワートレーンは、ガソリンとPHEVのふたつを選択できる。「ルビコン」の上級グレードの位置づけとなる。
ジープ「ラングラー」パワートレーン ラインナップ
・直4 2LターボPHEV:最高出力375hp/最大トルク637Nm
・直4 2Lターボ:最高出力270hp/最大トルク400Nm
・V6 3.6L:最高出力285hp/最大トルク353Nm
・V8 6.4L:最高出力470hp/最大トルク637Nm