今年は1500台オーバーか!? 全国からフェアレディZが富士に集結!
2007年の初開催以来、コロナウィルスでの中止を経ながら続いてきた世界最大のフェアレディZミーティングが2023年も5月5日に開催される。全国から富士スピードウェイにZオーナーが集い、交流を深めてきたが、その数は3年振りに行われた2022年で1437台を記録。
会場となった駐車場に入りきらないで、富士の入場ゲートをくぐった総台数は1800台を超えるというから驚きだ。過去に単一車種で3000台以上の台数を集めたマツダ・ロードスターのミーティングの例もあるが、現状では恐らく最大級の単一車種でのイベントであろう。
コースの体験走行を始め、運営はS30Z CARJPというクラブが中心となって、全国のZカークラブが手弁当で行うという、まさに「Z乗りによるZ乗りのための」イベントだ。
注目はあのオレンジのZカスタマイズドディションとデザイナートーク
例年、歴代Zのオーナーカーを並べたカーショーや体験走行、Zにゆかりのあるレーサーのトークショーなどのイベントが催されるが、今回の目玉は2023年の東京オートサロンでも話題をさらったオレンジのZカスタマイズド・エディションの展示。さらに、そのデザインを手がけた日産自動車グローバルデザイン本部 アドバンスドデザイン部 主管の森田充儀氏を迎えてのトークショーだ。
森田氏はGT-R NISMOやZ カスタマイズド・プロトのデザイン統括を担当しており、プロトとこの市販版との違いなど、アレコレ裏話を伺えるだろう。
因みに、例年ゲストとして参加されている元・日産デザイン本部長を務められた中村史郎氏やZ32の主任デザイナーを務めた山下敏男氏も参加するので、デザイナーの先輩後輩によるZトークも期待できる。
当初は好天が見込める11月頃に富士で行われていたが、近年はスーパーGTの決勝翌日に変更して開催。また、例年、横浜ゴムや日産自動車、出光興産の協賛をはじめ、セントラル20などの様々なショップが出店して大々的に行われている。さらに、2023年は創立50周年を迎えるHKSもブース出店するというから、新型Zのチューニングに興味のある方は要チェック!
ちなみにモーターマガジン社の物販ブースも今回、初出店して、ZやGT-R他、日産関連のオリジナルグッズも販売する。アイテムは日産の公式認定品にして、Z32デザイナー・山下氏オリジナルデザインのZX300 Tシャツも販売するので、氏のサインをもらうチャンスだ。
さらに、モーターマガジン社の通販サイト「MM style」のLINE友だち登録でお得なクーポンを配信(※詳しくは以下のURL参照)しているので、事前にネット購入または、当日ブースに足を運んでご活用いただきたい。