ミウラから最新のクンタッチLPI800-4まで250台以上の歴代モデルが参加した「最大のランボルギーニ車パレード」は、一度に走行した最多車両記録(251台)としてギネスワールドレコードを樹立した。まずはその様子を報告する。(Motor Magazine 2023年5月号より)

いよいよアヴェンタドール後継、新フラッグシップモデルが登場

イベント終了後のプレスカンファレンスでは、ヴィンケルマンCEOにギネスワールド公式認定員の藤渕文香氏から認定証が渡された。ヴィンケルマンCEOOは「このような素晴らしい記録の達成にご参加いただきましたランボルギーニオーナーの皆さまに心より感謝を申し上げます。そしてこの企画を実現したランボルギーニジャパン、アジアパシフィックのチーム、遥々イタリアから同行してくれたチームの皆さまにもお礼を申し上げたい。ありがとうございました」と感謝を伝えた。

続けて「2023年は私たちにとってとても重要な1年になります。1月にはイタリアのサンタアガタ・ボロネーゼでお祝いのキックオフをしました。今回はそれに続く初めてのこの日本での記念イベントとなります。これだけでも、私たちにとっていかに日本が重要なマーケットであるということがおわかりいただけると思いますが、日本の皆さまがランボルギーニに寄せてくださるパッションは本当に素晴らしいものがあると思っています」と語った。

さらに、ランボルギーニにとって今年が重要な年となる理由はもうひとつあると言う。それはアヴェンタドールの後継モデル「LB744(コードネーム)」の発表だ。「これが私たちのハイブリッド化の第1弾となります。この後もハイブリッド化を進めていき、2024年にウラカンのハイブリッド化をもってすべてのレンジのハイブリッド化を完成する予定です。そして、私たちはこれからもお客様の期待を越える、夢のクルマを作り続けるために努力していきます」と熱く語った。

画像: パレードランでは規定を満たした251台のランボルギーニがギネス世界記録に認定された。

パレードランでは規定を満たした251台のランボルギーニがギネス世界記録に認定された。

この新しいランボルギーニのフラッグシップモデルについては「V12の自然吸気エンジンにハイブリッドシステム組み合わせたものになります。これにより、よりパワフルでサステナブルなクルマになっています。ハイブリッド化は以前から約束していましたが、より速く、俊敏で、サステナブルなクルマになるはずです」とこの日は説明してくれた。

1963年の創業から周年を迎えたランボルギーニ。まずはハイブリッドモデルの発表が控えているが、アニバーサリーイヤーということで今後限定モデルの登場などのサプライズも期待される。

電動化の時代にランボルギーニはどんな夢のクルマを我々に見せてくれるのか。期待が高まる。(文:中村圭吾/写真:アウトモビリ・ランボルギーニ・ジャパン)

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