東京から桜前線を北上し、キャデラック全5モデルを堪能するオールラインナップ試乗会が行われた。今年の桜前線は例年より早めだったため、取材時にはすでに散り始めているところもあったが、
それでも桜の風景を眺めつつ、キャデラックで思う存分にドライブを楽しむことができた。(Motor Magazine2023年6月号より)

贅を尽くした「XT6」と、桜を存分に味わう

本誌と好評発売中のムック「輸入車年鑑2023」と立て続け締め切りを迎え、慌ただしい日々。「ああ、どこか遠くへ行ってしまいたい」なんて現実逃避をしていたら、「キャデラックに乗って桜を見に行きませんか?」というすてきな仕事が舞い込んできた。

画像: XT6 プラチナム。ラグジュアリーが溢れるインテリアに対して、アスリートのように引き締まったスタイリッシュなエクステリアデザイン。

XT6 プラチナム。ラグジュアリーが溢れるインテリアに対して、アスリートのように引き締まったスタイリッシュなエクステリアデザイン。

これは東京を出発し、群馬県や長野県の桜の名所など6カ所のポイントでSUVのXTシリーズとエスカレード、セダンのCT5を乗り換えながら試乗し、キャデラックを堪能するという企画だ。今回はその中でもとくに印象的だったXT6について報告する。

キャデラックのSUVの頂点はエスカレードだが、FFプラットフォームをベースにしたXTシリーズの中で最大のSUVがXT6だ。全長5090×全幅1960×全高1775㎜の 堂々たるボディサイズで、3列シートを備えていることと2列目シートがキャプテンシートなのが特徴である。

運転席に座ると、レザーとウッドの組み合わせでラグジュアリーモデルらしい豪華なインテリア。FFベースならではの広々とした空間で6座どの席でも快適だ。

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