2023年5月12日、テスラモーターズ ジャパンはフラッグシップセダン「モデルS」と、多機能SUV「モデルX」の新仕様を発表し、注文受付を開始した。なお4月に発表したミッドサイズSUV「モデルY」の新仕様のデリバリーもいよいよ開始される。

市場からの要望に応えて新仕様で注文受付を再開

電気自動車のトップブランドとして知られるテスラモーターズのラインナップにあって、プレミアムセダンと多機能SUVとジャンルは異なるものの、モデルSとモデルXは量産車最高クラスのパフォーマンスを秘めるハイエンドシリーズと位置づけられる。

画像: ラインナップの中でフラッグシップセダンと位置づけられる「モデルS」。

ラインナップの中でフラッグシップセダンと位置づけられる「モデルS」。

とくにPlaid(プラッド)と名づけられた最上級グレードは、トルクベクタリングと3つの独立したカーボンスリーブローターを装備したトライモーターAWDによって、モデルSで停止状態からわずか2.1秒、モデルXで2.6秒で時速100km/hに到達する、ウルトラハイパフォーマンスモデル。

インテリアは中央に配置された17インチのタッチスクリーンを含む3つのディスプレイで構成され、スマートなコントロールを実現している。ハンドル位置はテスラ全世界共通の左ハンドル仕様となる。

今回発表された新仕様のモデルSとモデルXでは、装備や細かなセッティングが最新仕様にアップデートされている。

モデルS ラインナップ(税込)

モデルS(デュアルモーターAWD): 1296万9000円
モデルS プラッド(トライモーターAWD): 1596万9000円

モデルX ラインナップ(税込)

モデルX(デュアルモーターAWD): 1446万9000円
モデルX プラッド(トライモーターAWD) : 1666万9900円

ロングレンジ仕様の「使えるSUV」もラインナップに追加

ミッドサイズSUV「モデルY」の注目は、新たに設定された「ロングレンジ」仕様。

画像: ハイパフォーマンスSUVのモデルX。とくに3モーターを搭載するモデルX プラッドは世界最強レベルを意識した車両となっている。

ハイパフォーマンスSUVのモデルX。とくに3モーターを搭載するモデルX プラッドは世界最強レベルを意識した車両となっている。

広々とした車内とトランクスペースはそのままに、一充電走行距離605kmを実現、安心してロングドライブが楽しめるのが大きな魅力だ。車両価格は676万0600 円 (補助金制度適用前/税込)と市場競争力の高い設定となっている。

モデルYは、5つ星の安全性評価を獲得するなど、安全性、パフォーマンス、そしてテクノロジーを併せ持つほか、医療グレードのHEPAフィルターを採用するなど、テスラならではのユニークな機能を搭載している点も好評だ。

モデルY ラインナップ(税込)

モデルY RWD(シングルモーター):583万4600 円 /
モデルY ロングレンジ(デュアルモーターAWD):676万0600 円
モデルY パフォーマンス(デュアルモーターAWD):754万4600 円

画像: ミッドサイズSUVのモデルY。今回の仕様変更では一充電走行距離605kmを実現した新グレード「ロングレンジ」を設定された。

ミッドサイズSUVのモデルY。今回の仕様変更では一充電走行距離605kmを実現した新グレード「ロングレンジ」を設定された。

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