ハイウエイ ドライブの楽しみのひとつといえば、SA(サービスエリア)やPA(パーキングエリア)での食事やおみやげ。今回は関越自動車道の寄居PA(下り)のテイクアウト グルメを紹介しよう。

埼玉の伝統のおやつ「五家宝」

画像: 埼玉県で200年も前から作られているという「五家宝(ごかぼう)」(20本入り/723円)。

埼玉県で200年も前から作られているという「五家宝(ごかぼう)」(20本入り/723円)。

もうひとつの人気スイーツが「五家宝」(20本入り/723円)です。「五家宝」とは「ごかぼう」と読む埼玉ならではのお菓子で、なんと200年以上も前の江戸時代後期から熊谷などで作り続けられているもの。日本の文化庁が定める「100年フード」(約130件)のひとつにも認定される、伝統の味です。名称の由来は、「五穀は家の宝である」という祈りを込めたとか。

材料として使われているのは、もち米、水あめ、きなこ(大豆)といったもの。もち米も大豆も国産品。添加物は一切入っていません。それでいて、日持ちがします。

その作り方は独特です。最初にもち米を炊いたお餅を細かく砕き、煎ってあられ状にします。これがタネになります。薄く伸ばした水あめの生地を外側の皮として、内側にタネを入れて、直径10cmほどの筒状にします。その筒を、板を使って細く長くしてゆき、直径2cmほどになったら、きな粉をまぶして、カットして完成。もちろんすべて手作業。職人の技から生まれる伝統のお菓子となります。

さて、実際に食べてみると、その食感が面白い! メリメリメリと軽く潰れていきます。意外と柔らかいんですね。水あめや餅よりも、きな粉の味が前面に出ており、甘さは控えめです。きな粉は、たんぱく質、イソフラボン、大豆オリゴ糖、大豆ペプチド、植物繊維を含む、健康に良いとされるもの。しかも、添加物もありません。おいしくてヘルシー、それでいて日持ちも十分。埼玉のおみやげとしてプレゼントすると、喜ばれるのは間違いなさそうです。(文と写真:鈴木ケンイチ/取材協力:ネクセリア東日本)

関越自動車道・寄居PA(下り)

●営業時間
「ショッピングコーナー」:7時~19時
 ※コロナ禍の影響により、営業時間が変更になる場合があります。
  価格等は、2023年4月末時点のものとなります。

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