街乗りではガソリンモデルと比べて燃費が約30%向上
コンパクトで軽量なハイブリッド技術に基づいたこの新しいパワートレインは、走行中に充電する48Vバッテリーパック、最高出力136psのピュアテック(PureTech)ガソリンエンジン、さらに新開発となる電動デュアルクラッチ ë-DCS6ギアボックスと最高出力21kWの電気モーターを組み合わせている。
ハイブリッド用に特別に開発された新世代のガソリンエンジンは、直列3気筒、排気量は1199cc で、最高出力136hp(100kW)/5500rpm、最大トルク230Nm/1750rpmを発生。部品の40%を新品としている。
電気モーターは、最高出力28hp(21kW)、最大トルク55Nmを発生する。発進時にはガソリンエンジンを補助するほか、低速走行時には100%モーター駆動が可能となる。また減速時には発電機として機能してバッテリーを充電し、同時にブレーキの摩耗を軽減する。
新しい電動デュアルクラッチギアボックス「ë-DCS6」には、トルク切れのない6速DCT(デュアルクラッチトランスミッション)が搭載されており、ハイブリッドシステム用に特別に設計されている。ギアチェンジが格段にスムーズになり、ドライブをより快適なものにしている。
C5 エアクロス ハイブリッド136 は、電気モードで走行することができる。48Vハイブリッドテクノロジーはパフォーマンスと燃料消費量を最適化し、ガソリンモデルと比較して平均15%の燃料節約を実現。また、都市部では効率がさらに向上し、約30%の燃料を節約できる。
CO2排出量は1kmあたりわずか129g(WLTP複合サイクル)で、これはガソリンモデルより15%少なく、ディーゼルモデルより12%少ない。