シトロエンは、ミドルクラスSUVのC5 エアクロス(C5 AIRCROSS)の欧州モデルに新しい電動パワートレーンを搭載した「C5 エアクロス ハイブリッド136」を追加設定すると発表した。

街乗りではガソリンモデルと比べて燃費が約30%向上

画像: ボディサイズは全長4500×全幅1850×1710mm、ホイールベース2730mmとなる。(日本仕様)

ボディサイズは全長4500×全幅1850×1710mm、ホイールベース2730mmとなる。(日本仕様)

コンパクトで軽量なハイブリッド技術に基づいたこの新しいパワートレインは、走行中に充電する48Vバッテリーパック、最高出力136psのピュアテック(PureTech)ガソリンエンジン、さらに新開発となる電動デュアルクラッチ ë-DCS6ギアボックスと最高出力21kWの電気モーターを組み合わせている。

画像: 1.2Lガソリンエンジンに、電気モーター、デュアルクラッチギアボックスを組み合わせた新開発のハイブリッドシステムを搭載。

1.2Lガソリンエンジンに、電気モーター、デュアルクラッチギアボックスを組み合わせた新開発のハイブリッドシステムを搭載。

ハイブリッド用に特別に開発された新世代のガソリンエンジンは、直列3気筒、排気量は1199cc で、最高出力136hp(100kW)/5500rpm、最大トルク230Nm/1750rpmを発生。部品の40%を新品としている。

電気モーターは、最高出力28hp(21kW)、最大トルク55Nmを発生する。発進時にはガソリンエンジンを補助するほか、低速走行時には100%モーター駆動が可能となる。また減速時には発電機として機能してバッテリーを充電し、同時にブレーキの摩耗を軽減する。

新しい電動デュアルクラッチギアボックス「ë-DCS6」には、トルク切れのない6速DCT(デュアルクラッチトランスミッション)が搭載されており、ハイブリッドシステム用に特別に設計されている。ギアチェンジが格段にスムーズになり、ドライブをより快適なものにしている。

画像: モーター駆動での走行が可能なほか、減速時はバッテリーを充電する。

モーター駆動での走行が可能なほか、減速時はバッテリーを充電する。

C5 エアクロス ハイブリッド136 は、電気モードで走行することができる。48Vハイブリッドテクノロジーはパフォーマンスと燃料消費量を最適化し、ガソリンモデルと比較して平均15%の燃料節約を実現。また、都市部では効率がさらに向上し、約30%の燃料を節約できる。

CO2排出量は1kmあたりわずか129g(WLTP複合サイクル)で、これはガソリンモデルより15%少なく、ディーゼルモデルより12%少ない。

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