DSオートモビルの次世代インテリア「M.i.21」の公開が、2023年6月7日から11日まで仏・パリで行われた展示会で行われた。
画像: DSオートモビル10年後のインテリアを指し示す「M.i.21」。

DSオートモビル10年後のインテリアを指し示す「M.i.21」。

先ごろ仏・パリで公開された「M.i.21」は、DSオートモビルが提案する次世代インテリアだ。アクション映画のタイトルのようなネーミングだが、10年以内にDSオートモビルの市販車に採用されることを視野に置いたインテリアで、決して夢物語ではない。

「M.i.21」のデザインの核心は、ライト類の効果的使用と、これまで以上のスペースの創出により、心置きなく快適に過ごせる空間を生み出すことにある。それも、人間工学に基づいてだ。

特に、ドア内側に配された渦巻き状の光源を持つオブジェやダッシュボード全面がディスプレイとされていることに注目したい。渦巻き状のオブジェは、ドアパネルの素材を際立たせることにより包まれ感を演出し、ダッシュボードの全面ディスプレイ化は、スペース増への寄与だ。

スペース面では、センターコンソールやセンタートンネルをなくし、ガラス面が増やされたことも効果をみせている。

「M.i.21」は、サウンドにもこだわりをみせる。贅を尽くした最上級の音響を楽しめるサウンドシステムが用意される。そして、その音響をさらに高めるインテリアデザインとされているのだ。

画像: ドア内側に配された光源を持つ渦巻き状のオブジェ。

ドア内側に配された光源を持つ渦巻き状のオブジェ。

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