「メルセデスAMG F1 W13 E Performance」がモチーフ
世界100台限定、日本への割り当てが17台。今回登場した特別仕様車「メルセデスAMG SL 63 4MATIC+ モータースポーツコレクターズ エディション（Motorsport Collectors Edition）」は、なんという高い希少価値の持ち主なのだろう。
後輪部分以降にオブシディアンブラックのグラデーションが施される。
メルセデス・ベンツのラグジュアリーロードスター「メルセデスAMG SL 63 4MATIC+」をベースに誕生した「メルセデスAMG SL 63 4MATIC+ モータースポーツコレクターズ エディション」のエクステリアは、F1マシン「メルセデスAMG F1 W13 E Performance」をモチーフとする。
車両先端から後輪前部までをハイテックシルバー、後輪部分以降にオブシディアンブラックをグラデーションにより組み合わせた本特別仕様車専用のツートーンペイントとともに、車体後部にスターパターンのペイントワークを施すことで、斬新なエクステリアが演出されている。
また、フロントおよびリアエプロンの大型フリックやリアディフューザーなど空力特性を向上させるAMGエアロダイナミックパッケージと、フロントスプリッター、ドアミラーカバー等のトリム部やエグゾーストエンドをブラックに仕上げるAMGナイトパッケージが標準で装備される。
足元も格別だ。マットブラックペイント21インチAMG 10スポークアルミホイールにはPETRONASカラーのリムフリンジを施し、そこに納まるブレーキキャリパーもブラックに仕上げとされた。
先進性スパルタンさが高次元で融合。走り心が否が応でも高まるインテリアだ。
インテリアには、ナッパレザー／MICROCUT素材にイエローステッチを採用したAMGパフォーマンスシートやAMGカーボンファイバーインテリアトリム、カーボンファイバーとMICROCUTを組み合わせたAMGパフォーマンスステアリングを装備。こちらも、エクステリアに負けず劣らずのスペシャル感が漂う。
搭載されるエンジンは、最高出力585ps（430kW）、最大トルク800Nm を発揮するAMG 4L V8ツインターボエンジン「M177」。組み合わされるトランスミッションは、9速AMGスピードシフトMCT （マルチクッラッチトランスミッション）となる。そこから生み出されるパフォーマンスは、0ー100km／h 加速は3.6 秒、最高速度は315km／h となる。
車両価格は、4000万円（消費税込）と発表されている。
