シルバーメタリックのボディカラーは356 SL (1951年)譲り
![画像: 1951年のル・マン24時間でクラス優勝、総合20位でフィニッシュした356 SL。ポルシェのル・マンにおける輝かしい歴史はこの軽合金製クーペの356 SLから始まり、その後107回のクラス優勝と19回の総合優勝をあげている。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2023/06/30/20afe0fa1ae77b7c616be9ff72a8e32a35b1f047_xlarge.jpg)
1951年のル・マン24時間でクラス優勝、総合20位でフィニッシュした356 SL。ポルシェのル・マンにおける輝かしい歴史はこの軽合金製クーペの356 SLから始まり、その後107回のクラス優勝と19回の総合優勝をあげている。
「911カレラGTS ル・マン センテナールエディション」は、ル・マン 24 時間レース100 周年に敬意を表して、ポルシェフランスが主体となって開発したモデルで、ポルシェとル・マン 24 時間レースの深いつながりを感じさせる仕上がりとなっている。
モチーフとなったのは、ポルシェが初めてル・マンに参戦しクラス優勝を果たした356 SL (1951 年) と、911の開発がピークに達した911 GT1 (1998年)の2台。
356 SL はポルシェが初めてル・マンに挑戦したマシンであり、1951年のル・マンでフランス人ドライバーのオーギュスト・ヴイエとエドモン・ムーシュがクラス優勝を達成し、総合20位でフィニッシュした。 ポルシェ356 SL は、第二次世界大戦後、ル・マンに出場した最初のドイツ車で、「SL」は「Super Leicht」(超軽量)を表し、ホイールハブカバーを備えた空力的に最適化されたアルミニウムボディを持っていた。
限定車「911カレラGTS ル・マン センテナールエディション」のシルバーメタリックのボディカラー、ボディに描かれたカーナンバー「46」、グラファイトブルーレザーインテリアトリムは、356 SL (1951年)から引用されたものだ。
911GT1(1998年)からはゴールドのリムを継承
![画像: 1998年のル・マン24時間で総合優勝を遂げた911 GT1 。1996年にデビューした911GT1は、1998年仕様では911がベースとは思えないほどの大幅に進化した。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2023/06/30/225239d7b1960c7a6280c6c506121de941725147_xlarge.jpg)
1998年のル・マン24時間で総合優勝を遂げた911 GT1 。1996年にデビューした911GT1は、1998年仕様では911がベースとは思えないほどの大幅に進化した。
インスピレーションを得たもう1台が、2人のフランス人ドライバーによって1998年のレースで総合優勝を果たした911GT1。
当時のポルシェ 911(タイプ993)をベースに、GT1規定の下で駆動方式をRRからミッドシップに大胆に変更してロングテール化、巨大なウイングが装着されたリアまわりはレーシングマシンそのものだった。
限定車「911カレラGTS ル・マン センテナールエディション」では、リムにゴールド塗装、ボディにル マン シルバーメタリックの細いライン、 後部のサイドウィンドウにブラック装飾が施され、1998年仕様の911GT1のようなルーバーの印象が視覚的に強調されている。
「 ル・マン センテナールエディション」のベース車両は、480psの3L水平対向6気筒ターボエンジンを搭載する911カレラGTSで、 トランスミッションは7速MTと8速PDKを選択できる。
100 years of Le Mans: Unveiling the 911 Carrera GTS Le Mans Centenaire Edition
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