長野の駒ヶ岳エリアならではの地元の味を
中央自動車道の下り、駒ヶ岳SA(下り)は、南アルプスと中央アルプスを眺めることができる自然に囲まれたサービスエリアです。ここでは、山並みを眺めながら食事を楽しめるレストランやデッキスペースが用意されています。
ここで、今回おすすめするテイクアウトのグルメは2点。ひとつは「ソースカツサンド」で、もうひとつが「駒ヶ岳林檎パイ」。どちらも、駒ヶ岳SA(下り)のオリジナル商品で、ここでしか手に入りません。そして、どちらも長野ならではという、南信州のおいしさが味わえるグルメです。
大人気の定番グルメを、より手軽に楽しめるように
駒ヶ岳SA(下り)の店内で作られ、テイクアウト用に販売されているのが「ソースカツサンド」(税込500円)です。これは地元の大人気定番グルメである「駒ヶ根ソースかつ丼」を、ワンハンドで手軽に食べてもらいたいという思いから生まれた商品とか。カツサンドに使われるトンカツは、駒ヶ根ソースかつ丼と同じように、オリジナルソースにくぐらせて味をつけたこだわりの逸品です。
この「ソースカツサンド」、非常に人気が高く、作るそばから飛ぶように売れているそうです。そのため常時作れる体制になっており、売り切れであっても、お店の人に声をかければ、10分ほどでできたてホヤホヤを購入できるそうです。
その実物を目にして最初に思ったのが、「デカい!」ということ。大ぶりのトンカツがソースとキャベツとともに、トーストしたパンに挟まれています。トンカツのお肉の厚みにもビックリしました。
口を大きく開けてかぶりつけば、表面カリカリのパンの甘み、ソースのコク、お肉のおいしさ、サクサクのキャベツなどの味が、混然一体と口の中に広がります。意外だったのは、ソースの味が控えめだったこと。主役として前に出てくるのは、お肉やパン、キャベツといった素材の味でした。それを絶妙にソースが引き立てます。
ボリュームたっぷりですから、ひとつでお腹がいっぱいになります。また、名物料理である「駒ヶ根ソースかつ丼を食べた」気分にも浸れます。ドライブの旅先でいただくのにふさわしいテイクアウト グルメといえるでしょう。