高効率なマイルドハイブリッドに最新のADASを装備
Cクラスは1982年に「190クラス」として登場以来、動力性能や快適性、安全性などあらゆる面において常にセグメントのベンチマークとされているモデル。2014年から販売している先代Cクラスは、セダンとステーションワゴンを合わせて、日本で累計約10万台以上を販売し、2015年から2019年まで、年間のセグメントナンバー1を達成し、数々の賞を受賞するなど、多くのユーザーから高い評価を得ている。
今回、特別仕様車として発売される「C 200 スポーツエクスクルーシブリミテッド(ISG 搭載モデル)」は、C 200 アバンギャルドがベース。
ベースとなるC 200 アバンギャルドには、エンジン単体で204ps(150kW)、300Nm を発生する1.5Lの直列4 気筒ターボエンジンの「M254」を採用。これに最大で20ps(15kW)、208Nm のブーストと電気による緻密なサポートが可能となる「ISG(インテグレーテッドスタータージェネレーター)」を組み合わせたマイルドハイブリッド仕様となる。
トランスミッションは1 速から9 速までの変速比幅が広いことから、エンジン回転数が大幅に低減され、優れたエネルギー効率と快適性を実現する「9G-TRONIC オートマチックトランスミッション」を搭載する。
また、メルセデス・ベンツの最新の安全運転支援システム「インテリジェントドライブ」やMBUX(メルセデスベンツユーザーエクスペリエンス)を採用。さらにヘッドライト片側で130 万のエリアに分割可能な光を照射するため、きわめて正確な配光が可能となる「DIGITALライト」を標準装備することで、快適で安全な運転を楽しむことができる。
サウンドにもこだわりながら「上級感」を演出
C 200 スポーツエクスクルーシブリミテッドは、外装系としてAMGラインエクステリアとブラックアクセントを施した19インチAMGマルチスポークアルミホイールで差別化。
インテリアには肌触りが滑らかで上質な「ナッパレザーシート」や、アッシュの特徴的な木目がアクセントとなる濃色でありながら艶やかで華のある室内空間を演出する「ブラウンハイグロスアッシュウッドインテリアトリム」を装備する。
また、乗員の身体と座面の間にこもった熱や湿気をシートに内蔵された複数のファンが除去する「シートベンチレーター(シートヒーター機能含む)(運転席・助手席)」を特別装備としている。
また、開放的なインテリア空間を演出する「パノラミックスライディングルーフ」と高精細なナチュラルサウンドをお楽しみ頂くことができる「Burmester 3Dサラウンドサウンドシステム」を標準装備し、最上級のCクラスに仕上げている。
C 200 スポーツエクスクルーシブリミテッド(ISG 搭載モデル)はトータルで200台の限定発売で、外装色と内装色の組み合わせで台数が異なっている。車両価格は867万円となる。