2023年7月21日、F1第12戦ハンガリーGPがハンガロリンクで開幕する。開幕から続くレッドブルの連勝はイギリスGPでも止まらず、マックス・フェルスタッペンの連勝も「6」まで伸びて、いよいよ真夏のハンガリーGPまで来てしまった。シーズン前半戦も残り2戦、レッドブルの連勝、フェルスタッペンの独走を止めるドライバーは現れるのだろうか。

タイヤの熱管理とドライバーの疲労が課題

タイヤを供給するピレリは、ハンガリーGPについて・・・
「レースは夏の暑い時期に開催され、サーキットは空気の流れが少ない自然の窪地に位置しているため熱気がこもり、タイヤの熱管理とドライバーの疲労が課題となります。一般的な戦略は2ストップですが、1ストップが好まれることもあります。 2022年はバーチャルセーフティカーとセーフティカーに大きく影響され、 ほとんどすべてのドライバーが2ストップとなりました。
今回のハンガリーGPでは、各予選セッションに必須のスリックコンパウンドを1つだけ使用するオルタナティブ タイヤ アロケーション(ATA)が初導入されます。 チームはQ1ではハード、Q2ではミディアム、Q3ではソフトを使用しなければなりません。 予選がウエットの場合は通常どおりコンパウンドを自由に選択できます。金曜日には、各フリー走行セッション終了時にタイヤ1セットを返却、 土曜日のフリー走行にはさらに2セットを返却します。 これにより、予選とレース用に7セットのタイヤが残り、そのうち少なくとも1セットのハードタイヤと1セットのミディアムタイヤをレース用に確保しておく必要があります。
ハンガリーGPの後、9月のイタリアGPでこのATAルールが再び試行され、来シーズンにこのルールを採用するかどうかを決定することになります。タイヤは2022年より柔らかい3つのコンパウンド(ハード=C3、ミディアム=C4、ソフト=C5)を供給します」とコメントしている。

画像: ピレリがハンガリーGPに向けて公開した分析データ。

ピレリがハンガリーGPに向けて公開した分析データ。

ちなみに、ハンガリーGP開幕を前に、スクーデリア・アルファタウリのニック・デ・ブリースがシートを失い、かわってダニエル・リカルドが復帰することが明らかになった。

さて2023年はどんなレースとなるのか。第12戦ハンガリーGPは日本時間7月21日20時30分(現地時間13時30分)から始まるフリー走行で開幕する。

2023年F1第12戦ハンガリーGP タイムスケジュール

フリー走行1回目:7月21日13時30分〜14時30分(日本時間20時30分〜221時30分)
フリー走行2回目:7月21日17時〜18時(日本時間24時〜25時)
フリー走行3回目:7月22日12時30分〜13時30分(日本時間19時30分〜20時30分)
予選:7月22日16時〜17時(日本時間23時〜24時)
決勝(70周):7月23日15時〜(日本時間22時〜)

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