2007年に第1作が公開されてから、今作品で7本目となる人気シリーズ映画「トランスフォーマー」。その最新作となる「トランスフォーマー/ビースト覚醒」の見どころを、映画評論家の永田よしのり氏に紹介してもらおう。(Ⓒ2023 PARAMOUNT PICTURES. HASBRO, TRANSFORMERS AND ALL RELATED CHARACTERS ARE TRADEMARKS OF HASBRO.Ⓒ2023 HASBRO)

舞台は1994年。ちょっと懐かしいクルマたちが登場

画像2: Ⓒ2023 PARAMOUNT PICTURES. HASBRO, TRANSFORMERS AND ALL RELATED CHARACTERS ARE TRADEMARKS OF HASBRO.Ⓒ2023 HASBRO

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「トランスフォーマー」が、そもそも日本の子ども向けロボット玩具から業務提携したハズブロ社が米国向けに新たな設定を加えて玩具として発売したことから端を発している。その後、逆輸入され1985年のTVアニメ「戦え! 超ロボット生命体トランスフォーマー」として人気を集め、さらに米国独自の設定やストーリーで人気爆発。映画版まで発展したことは、そんなテーマを内包していたことにも繋がっているのではないだろうか。

今回登場するオートボットたちがトランスフォームする車種は、オプティマスプライムが1987年型フレイトライナー FLAトラック、バンブルビーが1977年型シボレー カマロ、アーシーはドゥカティ 916(オートバイ)、ミラージュがポルシェ911(タイプ964)、ホイルジャックが1970年型フォルクスワーゲン バン(マイクロバス)、などなど。敵側にはR33 スカイラインGT-Rなども登場する。

それらにプラス新しく登場するのが、ゴリラ、チーター、サイ、ハヤブサといった動物に変形するマクシマルたち。アレクサLFカメラと最新鋭のパナビジョンレンズを使用して撮影された映像は、特殊効果と実際のセットとの融合を巧みに表現して見せてくれる。

この「トランスフォーマー/ビースト覚醒」、オートボットたちの活躍だけではなく、ハズブロの他作品との展開も見せていきそうなストーリーが構築されている。今回、主役の一人を担ったノアは、今後どんな作品でその姿を我々に見せてくれるだろうか。(文:映画評論家 永田よしのり)

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「トランスフォーマー/ビースト覚醒」

●2023年8月4日公開/127分
●監督:スティーヴン・ケイプル・Jr
●出演:アンソニー・ラモス、ドミニク・フィッシュバック、ルナ・ローレン・ベレス、ほか
●配給:東和ピクチャーズ
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