アルファロメオの電動化は、さらに加速する
トナーレは、2023年1月に日本でも発売された、アルファロメオのコンパクトSUV。今回、追加設定されたプラグインハイブリッド Q4は、EV(電気自動車)が持つ⼒強さ、静粛性、環境性能に、ガソリン車が持つドライビングフィール、航続距離を併せ持ったPHEV(プラグインハイブリッド車)だ。郊外では⻑距離ドライブを楽しみ、市街地では静かで環境にやさしい運転が可能となる。
トナーレ プラグインハイブリッド Q4は、15.5kWhのバッテリーを搭載し、WLTCモードで72kmのEV走行が可能だ。これにより、日常生活における多くのシーンをEV走行でカバーできる。ドライブトレーンは、フロントにトラクションを供給する1.3Lのマルチエア ガソリンターボエンジンとリアに搭載されている最大出⼒94kw/250Nm のモーターを組み合わせている。これにより、総出⼒280hpのパワフルなドライビングエクスペリエンスを可能とし、0→100km/h加速はわずか6.2秒でこなす(欧州参考値)。
また、走行中の車両のトラクションを常に管理し、パフォーマンスと効率の面で高い性能を発揮する、「Q4 オールホイールドライブシステム」を搭載しており、あらゆる路面コンディションにおいて、比類のないドライビングプレジャーを実現する。ドライブモードは、電気のみで走行する「アドバンスト エフィシェンシー」、パワーや燃費を最適化した「ナチュラル」、そしてスポーティな「ダイナミック」の3つがセレクトできる。
センタースクリーンには、PHEV専⽤の「ハイブリッド」ページが追加され、エネルギーフローの確認、走行履歴の確認、充電予約の設定、充電設定などが可能だ。「eセーブ」ボタンのクリックで、バッテリーの充電レベルを上げるeセーブ モードがオンになる。また、ブレーキングと回生からエネルギーを回収する「バッテリー節約」モードと、エンジンを使⽤して設定した目標レベル(40%+、60%+、80%+)まで充電を行う「バッテリー充電」モードの切り替えも可能だ。