シトロエンのトップレンジを担うフラッグシッブモデル
シトロエンC5 エアクロス SUVは、シトロエンが100周年を迎えた2019年に登場。ゆとりのあるボディに、独自のサスペンションテクノロジーであるPHC(プログレッシブ ハイドローリック クッション)、フルサイズの3座独立リアシート、ADAS(先進運転支援システム)を採用して、長距離ドライブも快適に楽しめるブランド初のSUVとして誕生した。
2022年11月のマイナーチェンジでV字型シグネチャーライトを採用した新世代のシトロエンマスクに変更。インテリアには、快適な座り心地をもたらすシトロエン独自のアドバンストコンフォートシートを採用し、上級グレードのプラグインハイブリッド シャインパックは、ダークブルーのナッパレザーに座面と背もたれの中央部分を座面や背もたれの通気性を高めるパーフォレーテッドレザーとしたコンビネーションとなった。
パワートレーンは1.6Lガソリンエンジンと2Lディーゼルエンジンのほかに、プラグインハイブリッドを用意しているのも特徴。
2023年6月にも一部改良が加えられ、PHEVモデルの駆動用バッテリーの容量が拡大され、EV走行可能距離が伸ばされた。
2022年8月に斬新なデザインのクロスオーバーSUV「C5 X」が登場した後も、ともにシトロエンのトップレンジを担うフラッグシッブモデルとしてラインナップに君臨している。
漆黒のボディカラーとフルブラックの19インチアルミホイールを採用
今回登場した限定車「CC5 エアクロス プラグインハイブリッド エディション・ノアール」は、上級グレードの「C5 エアクロス SUV シャインパックプラグインハイブリッド」をベースに、通常のカタログモデルには設定のない「ノアール ペルラネラ」のボディカラーと専用アルミホイールを採用したのが大きな特徴。
「ノアール ペルラネラ」のボディカラーは、漆黒のような深い光沢が特徴のカラー。アルミホイールには、通常の18インチ切削ホイールに代えて、専用19インチフルブラックアルミホイールを採用。これにより、ボディ全体がブラックで統一され、都会的な雰囲気を演出する。
そのほかの装備はベース車「C5 エアクロス SUV シャインパックプラグインハイブリッド」に準じており、ナッパレザーとパーフォレーテッドレザーを組み合わせたコンビネーションレザーシート、フロントシートヒーター、MyCitroenアプリを介したリモート操作により予め出発時刻に合わせて車内を快適な温度にするプリコンディショニングや充電開始時刻の設定が可能なeリモートコントロールなど、快適性や利便性を高める装備が充実している。
限定車「シトロエン C5 エアクロス プラグインハイブリッド エディション・ノアール」 主要諸元
●全長×全幅×全高:4500×1850×1710mm
●ホイールベース:2730mm
●車両重量:1860kg
●エンジン:直4 DOHCターボ+モーター
●総排気量:1598cc
●最高出力:133kW(180ps)/6000rpm
●最大トルク:300Nm(30.6kgm)/3000rpm
●モーター最高出力:81kW/2500rpm
●モーター最大トルク:320Nm/500-2500rpm
●トランスミッション:8速AT
●駆動方式:横置きFF
●燃料・タンク容量:プレミアム・43L
●WLTCモード燃費:15.7km/L
●車両価格(税込):674万円