毎日の外出が楽しくなるクルマを目指す
![画像: ラジエターグリルを一新し、デジタル Vモーションを採用したデイズ(標準モデル)。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2023/09/29/dded6f249cd14689c2db8233da5892facc171efd_xlarge.jpg)
ラジエターグリルを一新し、デジタル Vモーションを採用したデイズ(標準モデル)。
デイズは、日産の軽ハイトワゴンだ。三菱のeKワゴン/eKクロスとは合弁会社のNMKVで生産される姉妹車にあたる。初代は2013年に発表され、現行型は2019年に登場した2代目da。今回のマイナーチェンジでは、もっといろいろな場所へ行きたくなる、毎日の外出が楽しくなるクルマとして、安全装備をさらに充実させ、デザインの変更や使い勝手の向上を図っている。
エクステリアではラジエターグリルを一新し、デジタル Vモーションを採用。X、Sグレードではヘッドランプとフロントグリルを一体化させ、モダンで親しみやすいデザインへ進化させた。また、14インチの切削アルミホイールをハイウェイスターシリーズに、日本の風景にマッチする立体的で和モダンなフルホイールカバーをデイズシリーズに新設定した。
インテリアは、ハイウェイスターXシリーズに、ブラウン系とブルー系の混色配合で作った深みのあるブラックのトリコット地にエンボス加工を施したシート地を採用し、表情豊かなしつらえとした。また、ハイウェイスターGターボシリーズには、カシス色のアクセントがのぞくパーフォレーション加工を施したフルレザー調素材を採用するなど、内装の質感を高めている。
ユーティリティスペースにも細かな工夫を
![画像: ハイウェイスターGターボシリーズのインパネまわり。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2023/10/02/879d4ec48f0b6953d2b95910d6e17df3214e46a0.jpg)
ハイウェイスターGターボシリーズのインパネまわり。
安全装備では、軽自動車初の「後側方車両検知警報(BSW)」と「後退時車両検知警報(RCTA)」を標準設定し、従来の前方・後方の運転支援に加え、後側方の安全性を強化することで、360度セーフティアシストを実現。また、ハイウェイスターシリーズにのみ標準装備の「LEDヘッドランプ」を新たにXグレードにもオプション設定し、「インテリジェントエマージェンシーブレーキ」の性能を向上し、自転車に乗った人の検知を可能とするなど、安全性能にさらに磨きをかけた。
使い勝手の面では、助手席側のインパネ上に設置したトレーをより深い形状とすることで、小物を置きやすく、転がり落ちにくい形状に改良。また、カード置き場を新設したほか、カップホルダーにフラップを追加したことで飲み物を倒れにくくするなど、使い勝手を向上し、快適さをサポートする。さらに寒い日の運転を快適にするステアリングヒーターを寒冷地仕様の4WDに標準装備(2WDはオプション)した。
パワートレーンは従来どおり、0.66L 直3、同+マイルドハイブリッド、同ターボ+マイルドハイブリッドの③種。組み合わされるトランスミッションはCVTのみで、駆動方式は全グレードで2WD(FF)と4WDが選べる。主なグレードと車両価格(税込)は、S(FF)の143万7700円からハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション(4WD)の208万100円となっている。