景色最高、高台のPAにはラーメン専門店がある!?

釈迦堂PA(下り)は、甲府盆地を眼下に楽しめる高台に位置している。
首都圏から中央自動車道を長野方面に下り、長い長い笹子トンネルを抜ければ、視界は一気に広がり、車窓からは一望となった甲府盆地の眺めが飛び込んできます。中央自動車道屈指の眺望スポットと言えるでしょう。
そんな甲府盆地を見下ろす高台にある小さなPAが釈迦堂PA(下り)です。こちらの特徴は、フードコート(スナックコーナー)が「ラーメン食堂」になっていること。ラーメン系の麺類がメインのメニューを用意しており、日々、働くドライバーを中心に愛されているそうです。
温泉を煮詰めた塩を使ったタンメン

ラーメンの専門店となっている釈迦堂PA(下り)の「釈迦堂ラーメン食堂」で、トップクラスの人気を誇る「山脈塩(やまじお)タンメン」(980円)。
そんな釈迦堂PAのラーメン食堂で、トップクラスの人気を誇るのが「山脈塩(やまじお)タンメン」(980円)。その名が示すように、こだわりは塩! 山梨県北西部にある白州尾白の温泉を煮詰めた塩を使っているんです。2023年春のリニューアルで、野菜と肉をボリュームアップ。野菜は450グラムにも増えています。
山盛りとなった野菜をかきわけ、まずは白いスープをいただきます。トンコツをベースにしていますが、トンコツ風味は薄く、塩っぱさもごくわずか。とてもまろやかな味です。麺は中細麺。麺とスープを一緒にいただくと、なんとなく、煮込みラーメン風にも思えてきました。野菜の甘みとトンコツのコク、ミネラルたっぷりの塩が、素晴らしいハーモニーを生み出しています。素材のおいしさが光る、これからの寒い季節にぴったりの1杯ではないでしょうか。
ちなみに、お持ち帰り用「山脈塩タンメン」(2人前/780円)も販売されており、これも大人気だそうです。おみやげに要チェックですね。