メルセデス・ベンツ日本は2023年11月28日、プレミアムミドルサイズSUV 新型「GLC クーペ」を発表し、同日より全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて発売する。

2代目はより伸びやかでスポーティかつスタイリッシュなシルエットを実現

GLCクーペはクーペとしてのスタイリッシュなフォルムと、SUVらしい存在感を両立させたSUVクーペだ。すでにベースとなるSUVタイプの「GLC」は2023年3月に日本で発表されており、約8カ月遅れで2代目のクーペタイプを投入する形となった。

画像: Dピラーに向けて緩やかに上昇するウインドウラインは、スタイリングにスポーティな躍動感を与えている。

Dピラーに向けて緩やかに上昇するウインドウラインは、スタイリングにスポーティな躍動感を与えている。

新型GLCクーペはメルセデス・ベンツのベストセラーモデル「Cクラス」と同等の安全・快適装備を備えるとともに、「GLC」と同等の走行性能、利便性を実現している。

伸びやかで美しいシルエットの中にスポーティで力強さを備えたエクステリアと、リアルウッドインテリアトリムを採用した質感の高いインテリアを併せ持つ。

エクステリアデザインは、より精悍さを増した最新デザインのフロントバンパーがワイド感を強調し、圧倒的な存在感を与え、GLCクーペの独特なプロポーションを強調している。

全幅は先代モデルと同じ1890mmとしながら、ホイールベースを15mm、全長を50mm伸長することで、より伸びやかでスポーティかつスタイリッシュなシルエットを実現している。

Cd値は先代モデルの0.30からさらに少ない0.27とすることで、高水準のエアロダイナミクスを実現しており、省燃費性能も追求されている。

画像: ダッシュボードと縦型の11.9インチのメディアディスプレイを6度、ドライバー側に傾けた新しいデザインを採用し、ドライバーの視認性を向上させている。

ダッシュボードと縦型の11.9インチのメディアディスプレイを6度、ドライバー側に傾けた新しいデザインを採用し、ドライバーの視認性を向上させている。

インテリアデザインは、ダッシュボードは上下2つの部分に分かれている。

上部は翼のような形状に、航空機エンジンのナセルを想わせる丸みをつけたやや横長の新デザインの角型エアアウトレットが配置されており、スポーティさを演出している。

下部には大きなインテリアトリムが広がり、標準仕様でもオプション選択時でもリアルウッドインテリアトリムを採用し、質感の高い室内空間を演出している。

ラゲッジルームの容量は、545~1490Lと大容量としており、実用性が大きく向上している。

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