出かける前には公式Webサイトなどで確認を!
JTBが発表した年末年始の旅行動向によると、コロナ禍が落ち着いた、この年末年始は国内で旅行や帰省などを行う人は2800万人(コロナ禍前の95.7%)まで回復。中でもクルマで移動する人は最も多い60.3%と予想されている。そのため、高速道路において交通集中により発生する渋滞も、NEXCO東日本とNEXCO中日本では以下のように予想している。
●下り方面
午前中を中心に渋滞が発生し、特に12月29日(金)・30日(土)および1月2日(火)に、渋滞の多発を予測
●上り方面
日中~夜を中心に発生し、特に1月2日(火)・3日(水)に、渋滞の多発を予測
※「下り方面」には、東京外環自動車道および首都圏中央連絡自動車道(圏央道)における「外回り」と、北関東自動車道における「東行き」を含む。
「上り方面」には、東京外環自動車道および首都圏中央連絡自動車道における「内回り」と、北関東自動車道における「西行き」を含む。
この時期に高速道路を利用する予定のある人は、渋滞予測の内容を確認して利用日や時間帯を変更するなど、渋滞を避けた利用を検討するといいだろう。なお、特に長い渋滞(30km以上)の発生は、以下のものが予測されている。
●下り
12/29(金)6時〜18時(ピーク時刻は8時)
東名高速・秦野中井IC付近:最大40km
12/30(土)6時〜18時(ピーク時刻は8時)
東名高速・秦野中井IC付近:最大35km
●上り
1/2(火)9時〜翌3時(ピーク時刻は12時)
東名高速・綾瀬SIC付近:最大30km
1/2(火)11時〜22時(ピーク時刻は16時)
関越道・高坂SA付近:最大20km
1/2(火)14時〜21時(ピーク時刻は17時)
東北道・加須IC付近:最大35km
この渋滞予測は過去の渋滞実績と最近の交通状況を踏まえたものだが、事故や天候の影響などで実際の渋滞状況が予測と異なる可能性もある。出発前には最新の交通情報を確認しておきたい。また、各高速道路会社では、公式WEBサイトやスマートフォン向けアプリなど、さまざまな各ツールで渋滞予測情報や道路交通情報を提供している。年末年始に限らず、高速道路を利用する際には活用するといいだろう。
い。
ここで紹介した以外の詳細な渋滞予測に関しては、以下のNEXCO東日本およびNEXCO中日本のWebサイトを参照して欲しい。なお、2023年12月30日(土)~2024年1月3日(水)の期間は、ETC休日割引が適用されないので、注意したい。