長かったコロナ禍も落ち着いた2023年。この1年(2023年1月1日〜12月20日)に紹介した「写真蔵」から、人気の高かったモデルのトップ10をカウントダウン形式で紹介しよう。第7位は、東京オートサロン 2023などに参考出品された、日産フェアレディZの「カスタマイズド エディション」だ。(2023年4月16日公開、一部修正)

往年の名車「Z432R」をオマージュ

2022年の東京オートサロンで新型フェアレディZが日本初公開されたとき、「カスタマイズド プロト」と名づけられたカスタムモデルが参考出品された。このクルマは東京国際カスタムカーコンテスト2022でグランプリを受賞した。

それから1年。2023年の東京オートサロンで、このカスタマイズド プロトを忠実に再現した市販モデルの「カスタマイズド エディション」が発表された。往年の名車、初代フェアレディZのホッテストモデル「432R」をオマージュしたオレンジ色のカラーリングに、専用のバンパー/グリル/カーボンリアスポイラー/エンブレムなどでエクステリアをドレスアップ。

パワートレーンなどはノーマルのフェアレディZと共通だが、専用の19インチ アルミホイールで足元を引き締め、インテリアは純正のカーペットなどを採用している。

このフェアレディZ「カスタマイズド エディション」、コンプリートカーではなくディーラーオプションとして装着パーツが2023年10月から発売された。2023年12月時点で、新型フェアレディZの受注は停止されているものの、すでに購入した人はパーツの後付けは可能なので、気になっている新型Zオーナーも多いのではないだろうか。(写真:井上雅行)

日産 フェアレディZ バージョンST(ベース車) 主要諸元

●全長×全幅×全高:4380×1845×1315mm
●ホイールベース:2550mm
●車両重量:1590kg<1620>
●エンジン:V6 DOHCツインターボ
●総排気量:2997cc
●最高出力:298kW(405ps)/6400rpm
●最大トルク:475Nm(48.4kgm)/1600-5600rpm
●トランスミッション:6速MT<9速AT>
●駆動方式:FR
●燃料・タンク容量:プレミアム・62L
●WLTCモード燃費:9.5km/L<10.2>
●タイヤサイズ:前255/40R19、後275/35R19
●車両価格(税込):646万2500円

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