1970年代の後半に大ブームが起き、今もなお人々を魅了してやまないスーパーカーたち。そんな懐かしいモデルから現代のハイパースポーツまでを紹介していく、スーパーカークロニクル。今回は、ダラーラ ストラダーレだ。

ダラーラ ストラダーレ(DALARA STRADALE:2017〜2022)

画像: 写真は2019年4月に日本初公開されたときのもの。展示車はフロントウインドー、タルガフレーム、サイドウインドーなどを装着していた。

写真は2019年4月に日本初公開されたときのもの。展示車はフロントウインドー、タルガフレーム、サイドウインドーなどを装着していた。

ダラーラはインディカーや日本のスーパーフォーミュラなどで、多くのレーシングカー用シャシを供給している、イタリアのレーシングコンストラクターだ。そのダラーラ アウトモビリが、初めて手がけたロードモデルが「ストラダーレ」だ。ストラダーレとはイタリア語で「道」を意味し、まさに公道走行が可能なレーシングカーといった車名だ。第1号車は2017年11月、創業者であるジャンパオロ・ダラーラの元に届けられた。

シャシとボディパネルにカーボンファイバーや複合材を用いて乾燥重量はわずか855kg。基本ボディはドアはもちろんサイドウインドーはおろかフロントのウインドスクリーンもない、2シーターのバルケッタスタイル。軽量化と高いボディ剛性を追求した結果、このシンプルだが美しいスタイルにたどり着いた。

それでもフロントウインドー、タルガフレーム、ガルウイング式に開くサイドウインドー、さらには大型のリアウイングといったパーツがオプションで用意され、バルケッタ〜タルガトップ〜クローズドクーペと、好みのボディタイプに数分の作業でトランスフォーム可能だ。

パワーユニットはフォード製の直4 DOHCターボをチューンしたものを横置き搭載。トランスミッションは6速MTが標準、オプションでパドルシフト付きロボタイズドATも設定されている。パワースペックは最高出力が400ps、最大トルクが500Nmと、スーパースポーツカーとしては控えめだが、軽量ボディのおかげで最高速は280km/h、0→100km/h加速は3.25秒というパフォーマンスを発揮する。

インテリアも走るための機能性を重視したものだが、カーボンとエコレザーを用いた質感の高いもので、エアコンも装着している。シート後ろやエンジンルーム後方にはラゲッジスペースが備わり、思ったよりは実用性が高い。

ジャンパオロ・ダラーラは、スーパーカーの原点的存在であるランボルギーニ ミウラを開発したひとり。彼の「未来のミウラを作りたい」という言葉を具現化させたのが、このダラーラ ストラダーレだ。発表当時、日本仕様の車両価格は2256万5000円からで、生産台数は限定600台となっていた。

画像: カーボンファイバーとエコレザーを用いたインテリア。ステアリングホイールにウインカーなどの操作系を配置。

カーボンファイバーとエコレザーを用いたインテリア。ステアリングホイールにウインカーなどの操作系を配置。

ダラーラ ストラダーレ 主要諸元

●全長×全幅×全高:4185×1875×1041mm
●ホイールベース:2475mm
●車両重量:855kg
●エンジン種類:直4 DOHCターボ
●総排気量:2300cc
●最高出力:400ps/6200rpm
●最大トルク:500Nm/3000ー5000rpm
●燃料:無鉛プレミアム
●トランスミッション:6速MT
●駆動方式:横置きミッドシップRWD
●タイヤサイズ:前205/40R18、後255/30R19

画像: amzn.to
amzn.to

This article is a sponsored article by
''.