2024年3月26日、ジャガー・ランドローバー(JLR)は、「ディフェンダー」ブランドのフラッグシップモデルとして「オクタ(OCTA)」を2024年後半に導入すると発表した。日本市場には限定220台が初年度分として用意され、同日より予約受注を開始した。

「オクタ」という名はダイヤモンドに由来する

「オクタ(OCTA)」という名称は、このモデルのラグジュアリーなキャラクターを反映させるために、ダイヤモンドの八面体形状(octahedron)からインスピレーションを得ている。ダイヤモンドは自然界に存在する最も硬く、希少性の高い天然物質でもある。

画像: C~Dピラー間に付けられた、新しい丸形のダイヤモンド グラフィックが「オクタ」の証しだ。

C~Dピラー間に付けられた、新しい丸形のダイヤモンド グラフィックが「オクタ」の証しだ。

新しい丸形のダイヤモンド グラフィックは、このモデルが「ディフェンダー」のフラッグシップであることを象徴している。このグラフィックは、インテリアやエクステリアのさまざまなコンポーネントに採用しており、各シグネチャー グラフィックパネルには、機械加工とサンドブラスト仕上げを施したチタニウムディスクに、グロスブラックのダイヤモンドを刻印している。チタニウムを採用したのは、自然の状態での強度と耐食性に優れているためだ。

ディフェンダー「オクタ」の全貌は2024年後半に公開予定だ。現在公開されている画像は、ここで紹介しているカモフラージュされてテスト走行する車両と、ディテールのアップという6点のみ。いまも、スウェーデンの雪と氷に覆われた道から、ドバイの砂漠、ニュルブルクリンクのターマック、モアブのロッククロールまで、ディフェンダー史上最も過酷な走行テストが行われている。

なお、公開に先立ち、主要マーケットでは将来のオーナーを対象にした招待制の特別プレビューイベント「ディフェンダー エレメンツ(DEFENDER ELEMENTS)」を開催する。日本市場は、2024年6月下旬に開催予定。前述のように日本仕様は限定220台で予約受注が開始されており、このイベントが日本で開催されるころには、おそらく220台のオーナーは決まっていることだろう。まずは、「オクタ」の全貌が明らかになるのが楽しみだ。

画像: ステアリングホイールの下部にも、丸形のダイヤモンド グラフィックが付けられている。

ステアリングホイールの下部にも、丸形のダイヤモンド グラフィックが付けられている。

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