日本全国津々浦々を、車中泊にて旅する筆者がお届けする、道の駅を楽しむためのリアル探訪ガイド。第二回は、北国の見目好き絶景眺望を堪能出来るウトナイ湖に隣接する「道の駅ウトナイ湖」を訪ねてみました。
ねっとりと煮込まれたホッキの歯ごたえに、思わず・・・
しかしながら、ボクがグイグイとその引力に惹かれてしまったのが「苫小牧ホッキカレー」というPopが描かれた「海鮮パーク」でした。
「と、苫小牧ホッキカレーください!」
実は腹が減って仕方なかったのです。苫小牧産ほっき貝の身とヒモ、貝柱が入ったこのカレーは、カレーラーメンとともに「とまこまいWカレー」と呼ばれている、この地域のソウルフード。
熱々カレーをスプーンに盛って、犬のようにふーふーはぁはぁとがっつく。スパイシーなカレールウに、ねっとりと煮込まれたホッキの歯ごたえと甘味がタマラナイ! あっという間に完食!
額の汗をバンダナでぬぐいながら、ふとカウンター席の前に目を遣ると、そこには素晴らしき「
ウトナイ湖」の眺望が。「展望台」からの高所からの眺めと異なる、低い目線の眺望も、これまた実に絶佳で奥ゆかしい・・・。
かような眺めに幻惑されつつ、これよりはじまる大北海道大陸の旅にワクワクが止まらない、鳴雷月の昼方(ひるつかた)なのでした。(写真と文/うぬまいちろう)
●道の駅 ウトナイ湖 公式HP http://www.michinoeki-utonaiko.com/