給電機能や静粛性など、EVならではの価値をプラス
フラットで低い床、思い切り高い天井などがもたらす大容量のカーゴスペースを生かして、コマースにもホビーにも使いこなして楽しい軽バンのラインナップに、電気自動車としての才能を盛り込んだ新タイプ「Honda N-VAN e:(エヌバン イー)」が仲間入りを果たした。
![画像: ダブルビッグ大開口部。写真は e: L4 (タフタホワイトⅢ)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2024/06/13/c575a848b034d926362c4651fb56bcffe5c2c6d7_xlarge.jpg)
ダブルビッグ大開口部。写真は e: L4 (タフタホワイトⅢ)
大容量バッテリーの採用、電動アクスルの小型化、高電圧部品の集中配置による部品専有スペースの最小化などの工夫によって、商用車として求められる実用的な航続距離や荷室空間の広さは、まったく損なわれていない。それどころか優れた静粛性に加え、外部給電といったEVならではの価値も備えている。
一充電走行距離として、WLTCモードで245kmを実現したほか、充電時間は普通充電(6.0kW出力)で約4.5時間、急速充電(50kW)で約30分と、日々の使い勝手の良さにもしっかり配慮されている。
さらに、バッテリー冷却・加温システムにより、高温や低温によるバッテリーの性能低下を抑制していることもポイント。とくに寒いエリアや季節でも、充電時間の短縮と航続距離が向上しているという。
ラインナップは、個人ユースにも配慮した2タイプと、商用ユースを重視した2タイプ、合計4がタイプが設定されている。
プライベートユースにもOK!HondaSENSINGも充実
まず乗用ユースに配慮した2タイプからご紹介しよう。
「e: L4」は、商用から個人ユースまで幅広く活用できる、4席のシートを配置したスタンダードタイプ。それをベースに、趣味やレジャーシーンにもなじむスタイリングを採用しているのが、実質最上級グレードとなる「e: FUN」だ。
「e: FUN」は、LEDヘッドライトを採用したほか、急速充電機能を標準装備とするなど、充実した装備が特徴と言える。インテリアは明るくナチュラルなベージュカラーを採用した。
e: L4 ●価格:269万9400円/280万9400円(急速充電対応)
![画像: フロア下にバッテリーを搭載しながらもガソリンモデルと同等の広い荷室空間を実現している。また、多彩な情報を表示可能な7インチの液晶メーターを採用したほか、エクステリアにはツートンカラーも設定される。ボディカラーは「ボタニカルグリーン」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2024/06/13/f972021c23922ac6f044cb74c0c4d11acfc2e2c8_xlarge.jpg)
フロア下にバッテリーを搭載しながらもガソリンモデルと同等の広い荷室空間を実現している。また、多彩な情報を表示可能な7インチの液晶メーターを採用したほか、エクステリアにはツートンカラーも設定される。ボディカラーは「ボタニカルグリーン」
e: FUN ●価格:291万9400円
![画像: エクステリアにはe: L4同様、ツートンカラーも設定されている。ボディカラーは、ソニックグレー・パール&ブラックのツートン。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2024/06/13/d8712195d4d0734f364dfff3a9a57c9c06afba2f_xlarge.jpg)
エクステリアにはe: L4同様、ツートンカラーも設定されている。ボディカラーは、ソニックグレー・パール&ブラックのツートン。
先進の安全運転支援機能を全タイプに標準装備。また軽商用バンとして初めてサイドカーテンエアバッグを運転席と助手席に標準装備している。さらに軽自動車として初めて、衝突事故での2次被害を軽減する技術である衝突後ブレーキシステムを採用した。とくにe: L4/e: FUNのHonda SENSINGの充実ぶりにも、注目して欲しい。
![画像: e: FUNのインテリア。多彩な情報を表示可能な7インチの液晶メーターを採用。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2024/06/13/1f4dfc585342c4df8f4b90810564d3c0d1888923_xlarge.jpg)
e: FUNのインテリア。多彩な情報を表示可能な7インチの液晶メーターを採用。
![画像: e: FUN のインテリア・シート 。アイボリーが明るい雰囲気を醸し出す。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2024/06/13/1319ace48cd823f45b581fc323baf846718b2c57_xlarge.jpg)
e: FUN のインテリア・シート 。アイボリーが明るい雰囲気を醸し出す。
e: L4/e: FUNのHonda SENSING 主要機能
1) 衝突軽減ブレーキ<CMBS>
2) 誤発進抑制機能
3) 後方誤発進抑制機能
4) 歩行者事故低減ステアリング
5) 路外逸脱抑制機能
6) 車線維持支援システム<LKAS>
7) アダプティブクルーズコントロール<ACC>
8) 先行車発進お知らせ機能
9) 標識認識機能
10) オートハイビーム
11) パーキングセンサーシステム(フロント/リア)
12) 急アクセル抑制機能