2024年8月24日金曜日、F1第15戦オランダGPが首都アムステルダム近郊のザントフォールト・サーキットで開幕する。1カ月の夏休みを終えて、F1グランプリはここからシーズン後半戦を迎える。

昨年は雨で波乱の展開となったもののフェルタッペンが完勝

*ポールスタートのフェルスタッペンを含め、多くの車両がスタートタイヤにソフト(レッド)をチョイス。不安定な天候の中、タイヤチョイスが明暗を分けた。

画像: 昨年2023年のオランダGPを制したレッドブルのマックス・フェルスタッペン。オランダGPが2021年にF1に復帰して以来、負けなしの3連勝を記録。

昨年2023年のオランダGPを制したレッドブルのマックス・フェルスタッペン。オランダGPが2021年にF1に復帰して以来、負けなしの3連勝を記録。

昨年2023年のオランダGPでは、スタート直後に雨が降り始め、インターミディエイトタイヤが使用された後、スリックタイヤが長く機能し、最終ステージでも再びインターミディエイトタイヤが必要になるなど、コンディションが大きく変化。

ポールポジションスタートのフェルスタッペンは最初のタイヤ交換で遅れたものの、雨の中でもハイペースで追い上げて2番手まで浮上すると、徐々に乾き始めた路面コンディションでソフトタイヤに履き替えて首位を奪い返すことに成功。

その後セーフティカーで差が詰まる局面はあったものの、圧倒的ペースでペレスとの差を広げて安全圏内を築き上げると、レース終盤に降り出した大雨による赤旗中断にも確実に対応し、再開された残り6周のレースでも危なげなくポジションを守り切ってそのままフィニッシュした。

母国オランダGP3連覇を危なげない走りで達成。どんな展開となっても負けない強さを発揮して、シーズン11勝目でチャンピオン争いでも独走体制を築き上げることになった。

画像: 昨年2023年のオランダGPのタイヤ戦略。雨のため波乱の展開となり、タイヤ戦略も大混乱となった。

昨年2023年のオランダGPのタイヤ戦略。雨のため波乱の展開となり、タイヤ戦略も大混乱となった。

【参考】2023年F1第14戦オランダGP決勝 結果

1位 1 M.フェルスタッペン(レッドブル・ホンダRBPT) 72周
2位 14 F.アロンソ(アストンマーティン・メルセデス)+3.744s
3位 10 P.ガスリー(アルピーヌ)+7.058s
4位11 S.ペレス(レッドブル・ホンダRBPT)+10.068s
5位 55 C.サインツ(フェラーリ)+12.541s
6位 44 L.ハミルトン(メルセデス)+13.209s
7位 4 L.ノリス(マクラーレン・メルセデス)+13.232s
8位 23 A.アルボン(ウイリアムズ・メルセデス)+15.155s
9位 34 O.ピアストリ(マクラーレン・メルセデス)+)+16.580s
10位 31 E.オコン(アルピーヌ) +18.346s
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13位 40 L.ローソン(アルファタウリ・ホンダRBPT)+26.147s
15位 22 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダRBPT)+29.893s
ファステストラップ 14 F.アロンソ(アストンマーティン・メルセデス)

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